アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2015年03月13日

2015年 Jリーグの見どころは如何に!?

2015年からJ1が2ステージ制に移行するということで、これまで下位に沈むことが多かった中小クラブにもステージ制覇のチャンスが出てきたのは確か。2013年を振り返ってみても、前半戦だけなら大宮アルディージャがサンフレッチェ広島と勝ち点で並んでトップに立っていた。これまでタイトル獲得経験のないクラブにとってはモチベーションが大いに高まるはずだ。

しかしながら、J1残留争いはこれまで通り、年間トータルの勝ち点で決まる。仮に第1ステージで上位争いをしても、第2ステージで連敗続きだったら、年間順位が16位以下ということもありえる。いかにコンスタントに勝ち点を積み上げるかが、J1生き残りのカギになるだろう。

その残留争いに加わりそうなチームを今回は予想してみたい。2014年はまず2013年J1昇格プレーオフで勝ち上がってきた徳島ヴォルティスが18位に沈んで1年でJ2降格。さらに2010年南アフリカワールドカップMVP&得点王のディエゴ・フォルラン獲得で開幕前の話題を独占したセレッソ大阪がまさかの低迷を強いられて17位に沈み、2005年のJ1昇格以来、毎年のように苦境に直面しながら踏みとどまってきた大宮アルディージャが16位で10年ぶりの降格を余儀なくされた。この3チームを見ても分かるように、㈰クラブ基盤が脆弱なJ1昇格組、㈪J1残留争い常連組、㈫チーム全体が機能しないビッグクラブ…がJ2落ちの危機に瀕しやすいのだ。

今季J1のうち、㈰に該当するのはモンテディオ山形と松本山雅、湘南ベルマーレの3チーム。ただ、湘南は2010年以来、2度のJ1昇格を経験していて、チーム力は着実に上がっている。今季は山田直輝、坪井慶介という実績ある面々を浦和レッズから補強。昨季J2での圧倒的な強さを踏まえても、J1中位躍進もあり得るという見方が根強い。やはり下位争いを強いられるのは山形と松本山雅の2チームではないだろうか。


山形は昨季プレーオフでの劇的な勝利で4年ぶりのJ1復帰を果たしたが、新戦力は渡辺広大、宇佐美宏和くらいで大胆な補強は叶わなかった。戦力的にはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に参戦しているガンバ大阪、浦和レッズなどとはかなりの差があるのは否めない事実だ。それでも就任2年目の石崎信弘監督の求めるハードワークと献身的かつ組織的守備、ディエゴらを軸とした攻撃陣の勝負強さは健在。開幕前のキャンプでもまずまずの仕上がりを見せている様子で、うまく行けば残留はあるかもしれない。


img196.gif

松本山雅も山形と似たような状況。むしろ、船山貴之(川崎)、山本大貴(仙台)ら昨季の得点源が去った分、山形より厳しいと言えるかもしれない。反町康治監督が直々に獲得に乗り出した後藤圭太、酒井隆介の両センターバックはJ1でも通じそうな印象だが、今のところは攻撃陣に迫力がない。期待の新助っ人・オビナはまだ体重オーバーで決定機に絡む回数が少なく、船山のポジションに入った池元友樹も周囲との連係がまだまだだ。U−22代表候補の前田直輝も長時間ダイナミックさを見せ続けることができず、岩上祐三1人に負担がかかっている。攻めの方をどう改善するかがJ1残留のポイントになってきそうだ。

㈪のJ1残留争い常連組では、城福浩監督から樋口靖洋新監督に指揮官が交代したヴァンフォーレ甲府の動向が気になる。昨季まで守備の軸を担っていた佐々木翔がサンフレッチェ広島へ移籍し、クリスティアーノ(柏)ら外国人選手も総入れ替えするなど、チーム全体を再構築しなければならない状況に追い込まれているからだ。昨季までは城福監督の采配で勝ち点を拾っていたところがあるが、樋口監督はJ1優勝争いの経験はあっても残留争いの経験はほとんどない。ギリギリの修羅場でどのような采配を見せるかも未知数の部分がある。2006年の初昇格以来、J1・2年目に降格を強いられているというネガティブなジンクスもあるだけに気になるところだ。

㈫に入るかどうかは微妙だが、93年Jリーグ発足時から参戦しているクラブの清水エスパルス、横浜F・マリノスは今季の動向が不安視される。清水は昨季もギリギリのところでJ1残留を果たしたものの、今季も開幕前のチーム完成度はそこまで高くない模様だ。最終ラインは三浦弦太、ヤコヴィッチ、平岡康裕、犬飼智也の高さのある4枚が並び、ベテランの本田拓也が中盤でチーム全体をコントロールする形だが、新加入のFWウタカとデュークがどこまでフィットするかは未知数の部分が多い。彼らと大前元紀ら日本人アタッカー陣との連携構築が残留の条件になってくる。横浜も現時点では中村俊輔を筆頭に攻撃陣にケガ人が多く、昨季同様、ゴール欠乏症に悩みそうな雲行きだ。クラブはテコ入れを図るため、U−21ブラジル代表のアデミウソンを緊急補強し、得点力アップを目指しているが、彼もすぐに日本のサッカーに適応できるとも限らない。一昨年のガンバ大阪、昨季のセレッソ大阪のような大物枠に横浜が入ってしまったら、日本サッカー界にとっての損失は大きい。フランス人のエリク・モンバエルツ監督には高い手腕を見せてほしいものだ。

その他のクラブが予期せぬ低迷に苦しむことも十分あり得る。まずは7日の開幕戦に注目したい。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前: 必須項目

メールアドレス: 必須項目


ホームページアドレス: 必須項目

コメント: 必須項目

認証コード: 必須項目

※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3370223
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
【SIESTA読谷】
シエスタ読谷さんの画像
シエスタ読谷
ハイサイ!(*゚▽゚*) 南国の地、沖縄県の社会人サッカー1部リーグに所属しております、シエスタ読谷と申します! 当ブログでは様々なサッカー関連情報や動画等を紹介したりしていきたいと思います♪
プロフィール
【お勧めリンク先一覧】
最新記事
RSS取得
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。