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2019年11月07日

“天才”メッシが「驚異的だった」と脱帽 「史上最高のストライカー」に挙げた名手は?

アルゼンチンメディアに語る “怪物”ロナウドは「信じられないほど素晴らしかった」


 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが母国のテレビ局「TyCスポーツ」のインタビューに応じ、様々な話題について語っている。そのなかで「史上最高のストライカー」に、ブラジルの英雄の名前を挙げたとスペイン紙「AS」が報じた。



 今季は負傷により出遅れたメッシ。プレシーズン前にふくらはぎを負傷し9月に今季初出場を果たしたものの、再び左足内転筋痛で離脱した。今月に入ってからようやく状態が上向き、10月6日のリーガ・エスパニョーラ第8節セビージャ戦(4-0)で今季初ゴールをマークすると、ここまで公式戦7試合で3ゴールを挙げている。




 メッシは自身の怪我について、「最初に(オフシーズンから)戻った時に、ものすごくハードなトレーニングから始めた。だが、それはするべきではなかった。丸1カ月休んでいたのに、トレーニングを続けてきたかのような練習をしたんだ。それから再び怪我をして、またやるのではないかと考えた」と怪我の要因を挙げ、「でも、もう大丈夫。力を取り戻したし、少しずつ自分のリズムを見つけている」と続けた。


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 また、2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)で導入され、来季からJ1リーグでも正式に導入することが決まっているVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)にも言及。同システムに対しては賛否両論が起こっているが、メッシは“上手く使われれば”VARを支持するとしたうえで、「(VARは)疑いをクリアにするために持ち込まれたのに、まだその役割を果たしていない。結局は、主審かボックスのもう1人のレフェリーに決断が託されていて、場面のなかで本当は何が起きているのかに基づいていない。(VARは)非常にいいシステムだが、上手く使われていない」との見解を示した。




そしてこれまでのキャリアで数多くの名ストライカーと共演、あるいは対戦してきたメッシだが、自身の考える「史上最高のストライカー」について聞かれると、“フェノーメノ”(怪物)の異名を取った元ブラジル代表FWロナウド氏を挙げ、「ロナウドは驚異的だった。これまで会ってきたすべてのストライカーのなかで、彼がベストだ。彼は信じられないほど素晴らしかった」と称賛の言葉を並べた。バルセロナに在籍した1996-97シーズンにリーグ戦37試合34得点を奪った偉大な“先輩”であり、バロンドールを二度受賞、さらに2002年日韓ワールドカップで得点王に輝きブラジル代表を世界一に導いた“怪物”に、現代最高のアタッカーである“天才”メッシも敬意を表していた。

2019年11月04日

「FCメッシ」になったバルセロナ 極端な“守備軽減策”とカンテラ有望株への逆風

バジャドリード戦でメッシが躍動、ビダルとの関係性が新たな“共存のカギ”



 バルセロナがようやく本格的に“開幕”した感があった。リーガ・エスパニョーラ第11節でバジャドリードに5-1と大勝。調整が遅れていたリオネル・メッシも2ゴール2アシストと、本調子に戻ったようだ。




バルサはメッシとともに生きていかなければならない。シャビやアンドレス・イニエスタがいた頃はまだそうでもなかったが、現在のバルサはメッシがいるといないでは違うチームだ。その意味で、バルサは「FCメッシ」になってしまっている。




 サッカーはチームゲームではあるけれども、あれほど巨大な才能を前にするとそうなってしまうのは仕方がない。アルフレッド・ディ・ステファノ、ヨハン・クライフ、ディエゴ・マラドーナを擁したチームもそうだった。




 バルサの監督は、いかにメッシと共存するかに腐心してきた。エルネスト・バルベルデ監督は昨季、ついに4-4-2に手を出している。メッシを右のハーフスペース(ピッチを縦に5等分し両端と中央の間にあるエリア)付近で前を向かせること、守備負担を与えないこと、メッシの使用上の注意は主にこの二つだ。過去には“偽9番”、“偽7番”が使われたが、バルベルデは最もシンプルな解である4-4-2を使った。ただ、4-4-2はバルサの教義では異端と言っていい。



 今季、バルベルデ監督は4-3-3に戻している。そして第11節で、メッシとの新しい共存のあり方を見つけた。




 メッシ、ルイス・スアレス、アンス・ファティの3トップ、メッシは右ウイングである。MFはピボーテ(ボランチ)にセルヒオ・ブスケッツ、インテリオール(インサイドハーフ)左にフレンキー・デ・ヨング、右にアルトゥーロ・ビダル。メッシとビダルの関係性が新しい共存のカギだ。




 メッシは例によって主に右のハーフスペースから発進するが、プレースタイルは少し変化している。以前ならドリブルでカットインしていく場面でも、パスで味方を使うことが多くなった。独力で数人をかわしてゴールを重ねてきたスーパースターでも、30歳を超えればスタイルは変化する。ペレ、クライフ、マラドーナもそうだった。




 クライフは自分の後継者だと考えていたマルコ・ファン・バステンが30歳に差しかかった時、「これからは中盤寄りにシフトしていくだろう」と予言していた。ファン・バステンは負傷のために30歳で引退してしまい、予言どおりにはならなかったが、そうしたプレースタイルの変化は自然なことなのだろう。



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メッシの“守備軽減”へ、極端なほど周囲が気を遣っている


 メッシがプレーエリアを下げたことで生まれる前線の空白には、ビダルが後方から走り込んでいた。メッシからのパスを見事なワンタッチシュートで得点も決めている。30メートルのスプリントを繰り返せるビダルのバイタリティー、スペースに飛び込むセンスと空中戦やボレーで無理の利く身体能力が発揮されていた。



 一方、メッシの守備軽減に関しては極端なぐらい周囲が気を遣っている。




 右サイドを守らなければならない場面ではビダルが2人分をこなすか、足りない時はセンターフォワードのスアレスが右へ流れて守っていた。メッシは我関せず。スアレスはわざわざポジションを入れ替えてまでメッシのために守り、ビダルは前線に飛び出した後でも平気な顔で戻ってくる。メッシは一番負担の軽い場所を選んで移動する。




 メッシは守備意識の低い選手ではない。本気で奪いに行った時の守備力は相当なものだ。決して守れない選手ではないのだが、チームの方針としてメッシには守らせない。形は違えども、これまでもほぼそうしてきた。今季は極端な気もするが、メッシの年齢(32歳)を考えれば従来以上に負担を軽減したほうがいいのだろう。




 おそらく、これでバルサの戦闘態勢は整ったと思う。ただ、メッシとビダルがセットになればインテリオールの席は一つ埋まってしまうので、残り一つをデ・ヨング、アルトゥール、イバン・ラキティッチが争うことになり、カンテラ(下部組織)出身の有望株だったカルレス・アレーニャには移籍の噂が出てきている。実現すれば、カンテラーノ(下部組織出身者)はまたチームに残れない。




 戦い方はメッシ仕様に特化し、育てたカンテラーノは定着できず……。今はそれでもいいとしても、メッシ引退後のリバウンドが心配になるぐらい、バルサは「FCメッシ化」してしまった。避けられないこととはいえ、一蓮托生の度合いはこれまで以上になっている。

2019年11月02日

日本航空が山梨学院を下し2連覇に王手…全国高校サッカー選手権山梨県大会

◆全国高校サッカー選手権山梨県大会 準決勝(2日・中銀スタジアム)日本航空1―0山梨学院

 準決勝2試合が行われ、日本航空が1―0で山梨学院を下し、同校初の2連覇に王手をかけた。

 前半11分にオウンゴールで先制すると、後半は猛攻にさらされたが、25分にGK橋本亮太(3年)がPKを見事にキャッチ。「ここで決められたら流れを持っていかれてしまう。絶対に止めてやろうと思いました」と見せたスーパーセーブに、仲田和正監督(50)も「あれがターニングポイントとなった」とをたたえた。

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 ベスト8だった前年度の全国選手権で橋本は正GKだったが、新チームではポジションを失った。それでも、努力を怠らずチャンスを待ち続けた。そして巡ってきた今大会初出場初先発で大仕事をやってのけた。




 9日の決勝では日大明誠と対戦する。守護神の活躍もあり、3度目の全国選手権まであと1勝となった。今年度は県総体、全国総体県予選ともに準優勝。主将のDF篠原靖(3年)は「優勝と準優勝とでは天と地の差があることを感じてきました。優勝にかける思いは強いです」と気合いを入れ直した。

2019年10月23日

王者マンC、序盤戦でまさかの2敗。グアルディオラはどう腕を見せる?

10月の代表ウィーク前にプレミアリーグで最大の話題となったのは、マンチェスター・シティの敗戦だった。



5日と6日に行われた今季8節では、トッテナムとマンチェスター・ユナイテッドが、それぞれブライトンとニューカッスルに敗戦していた。しかし、リバプールと「2強」を成すマンCが、ホームでウルブズに敗れた(0-2)衝撃は大きかった。




 ボール支配、ひいては試合自体の支配を身上とするペップ・グアルディオラが指揮するマンCは、昨年12月後半からエティハド・スタジアムで負け知らずだった。ホームでの完封負けは、昨年5月以来。加えて今回はアウェイでの第5節ノリッチ戦(2-3)に続き、早くも今季2敗目を喫したことになる。


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 開幕8連勝で首位に立つリバプールとの勝ち点差は8ポイントに拡大した。「10月でも、ポイントを落とせば優勝の行方が騒がれる」とは、ユルゲン・クロップ監督の発言だが、ライバルの指揮官が半ば呆れ気味に指摘した通り、メディアは「2位マンCが'92年からのプレミア史上最大となる差をつけられた」と騒いだ。




 それらの報道は、「グアルディオラ軍のアキレス腱、見つけたり」といった調子。より具体的に言えば、ニコラス・オタメンディという弱点が露呈されたことになる。




センターバックに負傷者続出。


 マンCの最終ラインはアイメリック・ラポルテを、8月末に膝の怪我で失った。選手兼監督として祖国ベルギーのアンデルレヒトへ去ったバンサン・コンパニに代わる存在の復帰は、早くても来年2月という重傷だ。




 オタメンディとジョン・ストーンズのコンビは、ノリッチ戦の時点で解説者のガリー・ネビルに「このコンビが続くなら優勝はあり得ない」と酷評されたほどである。




 その直後にストーンズも大腿の怪我で離脱。急造CBとなったMFフェルナンジーニョが「現マンCのベストDF」と讃えられる一方で、残されたオタメンディはジェイミー・キャラガーに「簡単に身を投げ、アッサリかわされる癖は直らない」と見捨てられる有様である。




 ウルブズ戦、ラウール・ヒメネスの足下にひれ伏すかのような格好で先制点を奪われた場面を目の当たりにすれば、元リバプールDFのオタメンディ評に異論を唱えることも難しい。





攻めて攻めまくるスタイルは不変。



 守備の問題解決が火急の課題とする報道からは、このままでは二頭立てのタイトルレースすら成り立たないのではないかという不安も感じ取れた。とはいえ、今季開幕前の国内には、2強の構図さえリーグの魅力という観点からは好ましくないという声があった。



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 個人的にも「マンCのアキレス腱、大いに結構」という心境だ。



 二頭立ての優勝争いでも、リバプールがわずか1敗でも優勝できなかった昨季のようなハイレベルな争いであれば見応えは十分。マンCが、このままズルズル引き離されるとは思えない。今季も最後まで手に汗握るデッドヒートが楽しめると信じている。その根拠は、マンCの看板であり、グアルディオラの本質とも言うべき、攻めて、攻めて、攻めまくり、貪欲に得点を狙い続ける攻撃にある。




 とはいえウルブズ戦は精彩を欠いた。前線と中盤の出来を評価すれば、3トップも中盤の3センターも、10点満点中6点の及第点が限界だろう。グアルディオラの「バッド・デイ」という試合後のコメントを鵜呑みにしているわけではないが、この日は「たまたま出来が悪かった」と感じられた。




 完璧主義者として知られる監督に率いられて、持てる能力も向上心もトップレベルの顔ぶれが揃うチームとはいえ、マンCの選手たちも人間だ。




リーグ戦無得点は29試合ぶり!



 なにせリーグ戦での無得点は29試合ぶりである。5日前には、クラブ史上初の優勝を意識しているだろうCLで、ディナモ・ザグレブ相手のホームゲームに勝利し(2-0)、グループステージで2連勝スタートを決めたばかりでもあった。




 また5-3-2システムで守備に頭数を割いたウルブズは、格上との対戦では速攻に徹して結果を出すスペシャリストとも言える。




 そのウルブスに右にならえでマンC戦では引いて守ってカウンターを狙うチームが続出するのかというと、総体的にポゼッション志向が強まっているリーグの傾向を考えれば、そうとは言い難い。格下に当たる他のチームが、ヌーノ・エスピリト・サント率いるウルブズと同じレベルで、戦前のプランを90分間遂行する組織力と精神力を備えてはいないだろう。





デブライネが戻ってくれば……。



 ウルブズ戦は、ケビン・デブライネをハムストリングの怪我で欠いてもいた。芸術的なアシスト能力を持つチャンスメイカーがいれば、フィールド選手8名による敵の防御壁を前にした25m程度の距離からでも、相手の隙間をすり抜けるようなスルーパスや、ゴールエリア手前に届く危険なクロスが得点につながっていたのではないだろうか? 




 デブライネが不在でも、前半にラヒーム・スターリングのミドルが相手GKに横っ跳びセーブを強い、後半にはダビド・シルバのFKがバーを叩き、ボックス内のベルナルド・シウバのシュートがブロックにあうなど、チャンスがあったことも事実だ。




 デブライネはCLに続く欠場だったが、リーグ前に取り沙汰されていなかった。その背景には、CB事情はさることながら、開幕からのゴールラッシュもあった。




 前節までの計27得点は、国内トップリーグの開幕7試合消化時点で1894年以来のハイスコアである。試合当日の『サンデー・タイムズ』紙を見ても、餌食になりかねないウルブズの身を案じるプレビューがあったほどである。




リバプールが王座を奪い取るか?



 情け容赦のないマンCの決定力と得点意欲。それは第6節で8失点を喫したワトフォードのゴールを守るベン・フォスターが「前半を0-5で終えられて良かった」と振り返ったほど凄まじい。




 開幕戦でウェストハムを寄せつけずに(5-0)スタートを切った時点では、他チームのファンの間ではやっかみ半分で、中立的なメディアでも冗談半分で、「強すぎてつまらない」とまで言われていた。

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 リバプールのクロップ監督は最終節まで優勝を争った昨季、諦めずに戦う自軍を映画『ロッキー』シリーズの主人公に例えていた。マンCは、その4作目に登場した対戦相手のイワン・ドラゴのようだ。ドラゴが通常の2倍の破壊力を持つパンチ連発で相手を叩き潰すボクサーなら、マンCはゴール量産で相手を蹴散らしてきたチームだ。




 4得点以上を奪っての勝利は、前述のワトフォード戦が3年前からのグアルディオラ体制下で43試合目。しかも、格下を打ちのめすだけではなく、リバプール、チェルシー、トッテナムとの対戦でも過去に大勝を収めている。




 マンCに「アキレス腱」が認められたことで、「ロッキー・チーム」ことリバプールが、マンCのリーグ3連覇を阻止する可能性が増した。開幕当初とは違い、リバプールが優勝の最右翼とみなされるようになり、二頭立てのレースでも序盤戦にして第1弾のツイストが加わった。




グアルディオラの策や、いかに。



 識者も感服しきった様子のグアルディオラも、新たに腕の見せ所という興味が生まれた。新任地での成績が芳しくないコンパニが解任されたなら、CBとして呼び戻すとの噂もある。




 来年1月の移籍市場で即戦力購入の見方も根強いが、指揮官の発言を信じるなら、開幕前にハリー・マグワイア(マンU)の獲得を断念した今季は、冬も史上最高額を要するような即戦力に手を出す余裕はないことになる。



  ストーンズは、早ければ今月の代表ウィーク明けに復帰できる可能性が浮上しているが、「後方のリスク」と呼ばれているオタメンディの扱いはどうするのか? ウルブズ戦直後には、MF陣による最終ラインの「プロテクト不足」を口にしている。




 中盤中央のロドリが盾になり切れていなかったのも事実だが、オタメンディとストーンズのCBコンビが復活すれば、SBが攻め上がるチームに必要な後方スペースのカバーに長けたフェルナンジーニョをボランチに戻すのか? 



 それとも「ロドリはCBもこなせるし、起用も考えた」と語る指揮官は、攻撃面で上々の滑り出しを見せていた今季新MFを最終ラインで試し、フェルナンジーニョに中盤中央を任せるのか? 机上の理論では3バックもあり得るなかグアルディオラが、どのように改善を図るのかが注目される。




昨季は勝ち点差7をひっくり返した。


 一方、攻撃では代表ウィーク明けにデブライネ復帰が見込まれている。キーマンが一時戦列を離れる前のマンCには、大きな不安はなかった。



 第7節のエバートン戦、デブライネのトレードマークのクロスから、主砲セルヒオ・アグエロのベンチ温存で先発起用されたガブリエル・ジェズスが先制点を奪取した。ハーフタイム前に追いつかれたものの、終盤に、移籍1年目の昨季は静かだったリヤド・マフレズと、今季目標の年間計30得点台に迫るペースのスターリングがネットを揺らし、結果的には順当勝ちを納めていた(3-1)。




 点の取れる本来のマンCは、昨季後半戦で首位リバプールとの7ポイント差を跳ね返して優勝に漕ぎ着けた実績も持つ。当時と現在では、リバプールが持つ自信のレベルが違うという意見もあるだろうが、今季のマンCには、まだ30試合が残されているという違いもある。

2019年10月20日

南野には「オファーが押し寄せる」 CLで輝く“アジア勢4人”に海外注目「すでに噂も…」

CLグループステージ第2節で4人のアジア選手がゴール 「スポットライトを浴びる」


 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)はグループステージ第2節を現地時間1日、2日で消化した。ザルツブルクの日本代表MF南野拓実が欧州王者リバプールを相手に叩き込んだ豪快ボレー弾が世界でも反響を呼んでいるが、豪州メディアは今節のCLで輝きを放った4人のアジア勢の活躍を特集している。



 ザルツブルクは2日、リバプールの本拠地に乗り込んだ。試合は3-4で競り負けたものの、前半39分に韓国代表FWファン・ヒチャンがオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクを置き去りにする鋭い切り返しからの一撃でネットを揺らすと、後半11分には左サイドを突破したファン・ヒチャンのクロスを南野が鮮やかなダイレクトボレーでゴール左に叩き込んだ。

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 さらに直後の同15分、南野が右サイドからクロスを上げ、ノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドが同点弾。南野とファン・ヒチャンを起点にわずか21分間で3ゴールを生み出し、難攻不落の要塞として知られるアンフィールドで前大会のCL覇者を焦らせた。



 豪州サッカー情報サイト「The World Game」は「若きアジアのスターたちがCLの舞台でスポットライトを浴びる」と見出しを打って報道。南野とファン・ヒチャンの他にも、同節でトットナムの韓国代表FWソン・フンミンがバイエルン・ミュンヘン戦で先制点を決め、ゼニトのイラン代表FWサルダル・アズムンがベンフィカ戦で追加点を奪ったことも紹介している。



「近年、韓国と日本はますますトップレベルで輝く選手たちを生み出しており、オーストラリアはやや遅れを取っている状況にある」と指摘し、南野とファン・ヒチャンについては「プレッシャーとスポットライトから離れて飛躍を遂げ、より大きい欧州のリーグへと移籍するチャンスがある」と主張している。




「2人は良いチームで重要な役割を担っており、オファーもドッと押し寄せるだろう。すでにいくつかの噂も浮上している」と近い将来のステップアップにも太鼓判を押している。リバプールを相手に与えたインパクトは大きな意味を持つことになるかもしれない。

2019年10月17日

「トップクラブが一列に並んで待つ」 絶好調の南野、海外メディアがステップアップに太鼓判

代表、クラブともに好パフォーマンスを披露する南野 「支払った額をはるかに上回る」


 ザルツブルクの日本代表MF南野拓実は現地時間15日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第3戦のタジキスタン戦に先発出場し、2ゴールを奪う活躍で3-0の勝利に貢献した。代表、クラブともに絶好調をキープする南野だが、海外メディアは「トップクラブが一列に並んで待つことになっても決して驚きではない」とステップアップに太鼓判を押している。

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前半はタジキスタンに決定機を演出され、苦戦を強いられるも、0-0で迎えた後半8分、左サイドからMF中島翔哉(ポルト)がクロスを放り込むと、抜け出した南野がヘディングで叩き込み、先制点を奪う。さらに直後の同11分、右サイドを突破したDF酒井宏樹(マルセイユ)が鋭いグラウンダーのクロスを供給すると、走り込んだ南野が巧みなバックヒールで合わせ、ゴール左隅へと流し込んだ。




 南野は日本を勝利に導く殊勲の活躍を披露した一方、英メディア「90min」はザルツブルクの注目株の1人として南野を取り上げており、「信じられないかもしれないが、南野にとってザルツブルクは欧州初挑戦のクラブだ」と綴り、「彼が示すパフォーマンスは支払った額をはるかに上回るものであることを証明している」と称賛の言葉を送っている。




 また、ステップアップについては「契約は2021年まで結んでいるが、市場価格は500万ユーロ(約6億円)であるため、2020 年の夏にトップクラブが一列に並んで待つことになっても決して驚きではない」と、来夏の移籍市場で人気株となる可能性が高いことを強調した。果たして南野のトップクラブ移籍は実現するのだろうか。動向に注目が集まる。

2019年10月05日

「集中しろ」の矛盾。サッカーは意識を分散させるスポーツ

子どもへの声掛けにおける言葉選びの重要性を語る、高椋浩史さんと村松尚登さん。身体の緊張を取りのぞくスペシャリストと水戸ホーリーホックの下部組織コーチであるおふたりに、意識を分散させることを求められるサッカーに適したコーチングとはなにか、じっくり語り合ってもらいました。




■「集中しろ」というコーチングの難しさ


高椋:「見ろ」や「首を振れ」のほかに「集中しろ」というコーチングもあるよね。この言葉も必要以上に身体を緊張させてしまうことが多い。「集中するな」とは言えないけど(笑)。意識を四方八方に広めていくような声かけをしていくのがいい。



村松:『集中』という言葉が意識を閉じることにつながってしまうのであれば、試合には集中しなければいけないけど、「試合全体への集中」と指導者が求めてる「意識の集中」は別のことかもしれない。「眺めろ」や「がんばるな」と同じ。「がんばるな」というのは、ディフェンスの時には「がんばれ!」、攻撃の時は「がんばるな!」がいいと思う。ボールを持ったときに「がんばり過ぎて身体が硬くなっているよ」と選手にわかりやすく伝えられる言葉の使い方だと思う。



高椋:『集中』の定義が違うのかもしれないね。たとえば「今日の試合でやることはなに?」、「なにやる?」っていうことがサッカーの試合で求められている集中かもしれない。自分たちのタスクを一つひとつ「今日はなにをやる?」、「今日はなにがテーマだっけ?」と確認する。村松が毎回どれくらいの課題を与えているか分からないけど、テーマを持って試合に臨んでいる。意図を明確にしていくことが『集中』なんじゃないかなと思う。




■子どもをボールに捉われないようにするために


村松:皮肉なことに、サッカーではボールが一番やっかいな要素になる。たとえば自由自在にボールを扱えるネイマールのような選手は、ボールがネガティブな要素にはならない。けど普通は、どうしてもボールを受けるときに、ボールに意識が引っ張られる。だから周囲の状況を意識しづらい。ボールに意識がいく結果として、身体には余計な緊張が加わってしまう。ジダンやイニエスタから余計な緊張は感じない。そのような身体の状態を保てるようにするためには、「ボールには集中しないけど、サッカーには集中する」という意識をもつ必要があるのかもしれない。




高椋:選手の観察眼を高めていくことはできるかもしれない。たとえば、グリッドの中に4人が入り、その回りを別の4人がテニスボールを持って囲む。外の選手は中の選手にテニスボールを当てる。中の選手はボールに当たらないように逃げる。全員がボールを持ってお互いにボールを当てるルールにしてもいい。投げるほうは、緩く投げても当たるくらいボーっとしているところを見つけて投げる。さらに、練習中もコーチがテニスボールを持ち「こいつボーっとしているな」と思ったら後ろからボールを当てる。そうすれば選手は、つねに意識を四方にもっていないとボールを当てられてしまう環境で練習できる。




■自分の身体の状態を子どもたちに知ってもらうために


高椋:身体を知るためになにができるか。それを子どもに考えさせるのは難しいかもしれない。



村松:「姿勢をよくしろ」とおれも言うけど、そうすると子どもは緊張で固まる。この間、ふざけて練習に使う大きなサイズのコーンをボールの代わりに頭に乗っけてバランスをとっている子どもがいた。練習試合中にベンチの後ろでやっていたから、さすがに「いまはやめておけ」と言ったけど(笑)。自分の身体の使い方を知るためにはありだよね。



高椋:いいんじゃないかな。



村松:ボールよりも重さがあるからか、コーンの形が丸ではなく三角だからか、ボールよりも重心を感じられるのかも。ボールの方が小さいし慣れている分、感じづらいのかもしれない。普段、頭に乗せないコーンだからこそ、慣れていないし重心の感覚がサッカーボールとは違うから身体感覚が養われるかもしれない。

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■大事な試合前にどんな声掛けをするべきか?


サカイク編集部:辻秀一先生というメンタルトレーナーがいます。彼はW杯で日本が負けたのも「W杯という場に捉われていたからだ」「『自分たちのサッカー』に捉われていたからだ」と話していました。プレッシャーのかかる大きな大会ではそういうことを意識させず、ただ試合だけに挑むようにコントロールするべきだし、しなければいけないと。どうやって選手の精神状態をフローの状態にもっていくかを研究されている方で、試合に入っていくときはなににも捉われずに、まず自分が置かれている状況を認識することが大事だと。そうすると自然に回りの状況も見えて、心がフローになっていくそうです。アプローチは違いますが、アレクサンダー・テクニークの「ボールを見るな」と近いのでは?




具体的なコーチングとしては、たとえば靴ひもがほどけてないのに「お前、靴ひもほどけてるぞ」と冗談を言って、意識を試合ではないところに向けてから、もう一回戻してあげる。そういうことが大事だって言ってました。



村松:「スタンドにかわいい子がいるよ」とかそういう話だよね。サッカーをプレーするためには、さまざまな状況に意識を分散させる必要があると感じている。すこし集中力が散漫なタイプのほうが、じつはサッカーが得意なのかもしれない。生真面目な選手はすぐに周りが見えなくなってしまう。




■『目的=ゴール』をつねに意識できる練習を


村松:それこそ高椋に聞きたいのが、少人数のグループに分けてのトレーニング。ボールタッチ数を多くしてプレー頻度を高くするために少人数でやるというメソッドがある。でも、これまでの話では、試合中はピッチ内の22人とそれが動いてできるスペースなどに、意識を分散させなければいけない。そうなると、少人数グループのトレーニングというのは逆効果になるのでは?少人数制のメリットは、プレーに関与する頻度が高いからつねに考えて動くことを強いられること。でも、そうすると意識は散漫にならない。意識が集中し過ぎてしまうことを防ぐ要素を、つねに入れながら少人数グループの練習をするべきなのかもしれない。意識を散漫にさせることは姿勢につながる、身体の緊張につながる。意識を散漫にすることが身体の弛緩につながる専門家のアドバイスがあれば、現場のコーチは取り入れやすい。



高椋:選手が意識を四方八方にもっていけるようになったときに、なにがプレーをオーガナイズしていくか。それは目的、つまりゴールだと思う。ゴールはつねにあった方がいい。意識が散漫になるのはいいけど、その中でどんな情報を収集すればいいのか。受け取った情報はゴールを奪うために必要なのか。それはゴールをつねに意図していればできるんじゃないかな。




村松:子どもに仲間のポジションを確認させたいときに「仲間はどこにいる?」、「パスコースはどこにある?」という声の掛け方でいいのか、それとも「相手がいないところを探せ」の方がいいのか。自分にファーストプレスを掛けてきているファーストディフェンダーとスペースをカバーするセカンドディフェンダーを認識できれば、必然的に「仲間が来てるかも?」とわかるのではないかな。




高椋:「眺める」ではダメなの? 相手味方を関係なく眺める。全部を眺める。ゴールはどことかっていうところだけがとっかかりじゃなくて、眺めた上で何かできないかな。眺めて全部入ってきたものをどう取捨選択していくかをトレーニングの積み重ねで高めていくほうがいいのではないかな。




■『動き』は周辺視野のほうがとらえやすい


村松:「眺めろ」はどんな状況でも理にかなってる? 情報量が多いから?



高椋:そう。ただ、眺めることで入ってくる情報を処理できるようになるまでには、たくさん失敗する。目の仕組みとして、『動き』は周辺視野の方が捉えやすいんだよね。直接視よりも周辺視野の方がより察知できる。だから、たとえばドリブルをしていてファーストディフェンダーと対峙しているときも、セカンドディフェンダーの体重移動は周辺視野で感じれらる。人間は、もともと狩りをしていました。獲物を探しながらも、いろいろなところから出没する害虫や害獣に反応する。意識を広げた方が結果として小さな変化にも気づきやすい。それは目の仕組みがそうだから。ちょっとしたバランスの変化も気づきやすい。

2019年10月02日

本田圭佑が挙げる「世界最高のDF」とは? 2選手を名指し…「嫌な思い出しかない」

「いつも苦戦する」 本田が挙げたのは、代表戦で激突したブラジルのシウバとルイス 



 MF本田圭佑は、今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)後にオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーに加入し、カンボジア代表の実質的監督として指揮を執る一方、選手としてもリーグ開幕に向けて調整を続けている。そんななか、本田が自身のキャリアで感じた「世界最高のDF」として2選手の名前を挙げたと、オーストラリア紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」が報じた。




 メキシコ1部パチューカを昨季限りで退団した本田は、ロシアW杯後の新天地としてオーストラリアを選択。時期を同じくしてカンボジア代表のスタッフに入り、事実上の監督として10日の国際親善試合マレーシア戦で指揮を執るも1-3と敗れた。現在はオーストラリアで10月20日のリーグ開幕戦メルボルン・シティ戦に向けて調整を続けている。




 そんな本田が自身のキャリアで対峙して感じた“最高のDF”を明かした。名古屋グランパスエイトを皮切りに、オランダのVVVフェンロ、ロシアのCSKAモスクワ、イタリアのACミラン、メキシコのパチューカと渡り歩き、代表ではW杯3大会連続ゴールと活躍。数々のDFと対戦してきたアタッカーが挙げたのは、二人の選手だった。




「チアゴ・シウバとダビド・ルイス。日本がブラジルと対戦した時、僕たちは嫌な思い出しかない。いつも彼らと対戦した時は苦戦する。だから、彼らが世界最高のDFだと思う」

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「いつも苦戦する」 本田が挙げたのは、代表戦で激突したブラジルのシウバとルイス 
 MF本田圭佑は、今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)後にオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーに加入し、カンボジア代表の実質的監督として指揮を執る一方、選手としてもリーグ開幕に向けて調整を続けている。そんななか、本田が自身のキャリアで感じた「世界最高のDF」として2選手の名前を挙げたと、オーストラリア紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」が報じた。



 メキシコ1部パチューカを昨季限りで退団した本田は、ロシアW杯後の新天地としてオーストラリアを選択。時期を同じくしてカンボジア代表のスタッフに入り、事実上の監督として10日の国際親善試合マレーシア戦で指揮を執るも1-3と敗れた。現在はオーストラリアで10月20日のリーグ開幕戦メルボルン・シティ戦に向けて調整を続けている。




 そんな本田が自身のキャリアで対峙して感じた“最高のDF”を明かした。名古屋グランパスエイトを皮切りに、オランダのVVVフェンロ、ロシアのCSKAモスクワ、イタリアのACミラン、メキシコのパチューカと渡り歩き、代表ではW杯3大会連続ゴールと活躍。数々のDFと対戦してきたアタッカーが挙げたのは、二人の選手だった。



「チアゴ・シウバとダビド・ルイス。日本がブラジルと対戦した時、僕たちは嫌な思い出しかない。いつも彼らと対戦した時は苦戦する。だから、彼らが世界最高のDFだと思う」

2019年09月30日

マンUに“ラブコール”投稿の本田、英メディアが持論展開 「間違ったクラブに依頼」

本田はツイッターでマンUに公開アピール「オファーをください」


 元日本代表MF本田圭佑は、28日に自身の公式ツイッターでプレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドのアカウントに対して「オファーをください」と“公開アピール”を行い、話題を呼んでいる。しかし、地元英メディアは「間違ったクラブに依頼している」と指摘している。



 昨季限りでオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーを退団した本田は、新たなプレー先を模索し続けているが、いまだ所属先が決まっていない。そんななかで先日、フランス代表FWアンソニー・マルシアルやイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードと主力に故障が相次ぎ、波に乗れないユナイテッドに対し、英紙「ザ・サン」がフリートランスファーのアタッカー5人を推薦。本田もそのうちの1人に含まれていた。

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 28日、本田は一つの行動に出る。自身のツイッターからユナイテッドのアカウントに向けてメッセージを発信したのだ。



「オファーをください。お金はいりませんが、素晴らしいチーム、素晴らしいチームメイトたちと一緒にプレーをする必要があります」



 これを受け、英メディア「GIVE ME SPORT」が「本田圭佑がツイッターでマンチェスター・ユナイテッドにサインするように依頼」と見出しを打って取り上げた。



「マンチェスター・ユナイテッドは2019-20シーズンで最高のスタートを切っていない。素晴らしいチームと素晴らしいチームメイト? 本田は間違ったクラブに依頼していると思う。ユナイテッドはすぐに悪化する可能性がある」


 記事では、開幕6試合消化時点で2勝2分2敗の8位と波に乗れないユナイテッドは、“素晴らしいチーム”の条件は満たしていないという論調を展開している。ユナイテッドからのオファーがなければ交渉に発展しないが、果たして本田のプレミアリーグ行きは現実のものとなるのだろうか。
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シエスタ読谷
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