現代版昔話　童謡と食生活

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そしたら猪突猛進が得意なイノシシのイノ君がよそ者めがけて貴景勝なみの体当たりで
　　　　ぶちかまし、その後、鹿の若者たちが後ろ足で蹴る、そのぐらいしたら二度とこの沢に
　　　　こないだろう、とサンショウウオの爺さんが言った。
　　　　とそこえ、ウサギのピヨン子がひょっこ顔だして「よそ者が二度と来ないようにして欲しいけど
　　　　子育てしている私たちは凄く心配なんです安心して暮らせるきれいな水の沢にしてほしいんです」
　　　　「よし、それも含めて作戦をねろうぜ」と金太郎が言った。とそこえ蕎麦屋さんが、
　　　　味噌おむすびとほうれん草のキノコ和え持ってきて「みなさんこの味噌おむすびとほうれん草の
　　　　キノコ和えを食べて頑張ってください！私もこのきれいな水を守りたいです」










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この沢をよそ者に荒らされたら我々の住む沢がなくなるんです!
どうか一緒に戦って下さいとあたまをさげた。金太郎が
　　　　よし、わかった一緒に戦かうそのかわり誰かこの芋の子汁を鍛冶屋さんに届けてくれないか。
　　　　金太郎が尋ねると、それだったら俺たちに任せてくれとイタチの仲間が名乗り出た。
　　　　その数二十匹はいただろうか、凄い数だ「じゃあ、たのむよ、この芋の子汁を気をつけけて運んでね」
　　　　と優しくお願いした。
　　　　オオサンショウがすかさず口を開き「戦うための作戦をねろうぜ、作戦会議」
　　　　いやはや元気な爺さんだ。
　　　　爺さんの作戦は、こうだ、まずt敵が来たらカラスの久太に知らせてもらおう。
　　　　見張りをさせたらあいつが一番だからな、何せカラスの久太の仲間がいっぱいいるからな。
　　　　久太の仲間から知らせを聞いたら直ぐにみんなそれぞれに身を隠してください。
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　　　　そんなことを話していると藪の中から蛇がニョロヨロ出てきてそうなんだよ。
　　　　俺なんか焼酎に漬けられ薬にされそうになったところへ、オオサンショウウオが
　　　　沢からのそりと上がってきた、頭に白いハチマキを巻き
　　　　腰にわ太い縄を回して棒を二本さした（今はやりの二刀流をきどっているのだろうか）いでたち　　　　　　　　　　　　　
　　　　である。いかにも強そうである「金太郎さんよそ者と戦って下さい。
　　　　そしたらこの辺に生えてる食物繊維豊富なキノコ、沢もだし（ボリ）アミモダシ
　　　　ハナイクジ（落葉モダシ）ハタケシメジ、ブナハリ茸（カヌカ）、むき茸、本しめじ、松茸等　　　　　　　　　
　　　 等いくらでも　差し上げます、ください、そしてこの沢を守ってください」春には
　　　　　山菜のウワバミ草（ミズ）、蕗、深山イラクサ（あいっこ）ぼう菜、モミジガサ（しどけ）
　　　　タラの芽などそれから行者ニンニク、カタクリの花（カタクリの花は食べ過ぎると下痢になりま
　　　　す、食物繊維が多いため）等とも言った。








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　　　　金太郎が店主に「相変わらず美味しいです、出来れば、作り方を教えてください。」と
　　　　お願いしました、すると店主が快く引き受けてくれた、「金太郎さん、今、レシピを紙に
　　　　書くから少し待ってと」とのことだった。もちろん自然豊かなこの足柄山の土地の
　　　　おいしい水を使用しての芋の子汁になるだろう。


　　　　　『　　里　芋　　　　　　　　　１００ｇ　　　　出　汁　　　　　９００ｃｃ
　　　　　　　　鶏　肉　　　　　　　　　１００ｇ　　　　将　油　　　　　　５０ｃｃ
　　　　　　　　シメジ　　　　　　　　　一袋　　　　　みりん　　　　　　１０ｃｃ
　　　　　　　　舞　茸　　　　　　　　　一袋
　　　　　　　　沢もだし（ボリ）　　　　一袋
　　　　　　　　ささがき人参、牛蒡　　５０ｇ
　　　　　　　　豆腐　　　　　　　　　　一丁
　　　　　　　　つきコン　　　　　　　　８０ｇ
　　　　　　　　ネ　ギ　　　　　　　　　　一本　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　』　　　　　
　　　　　　　
　　　　店主が持ってきたレシピがこれである、オーソドックスなレシピがこれだが、
　　　　足柄山のおいしい水にすこし手を加えればもっとおいしくなるのである。
　　　　それは、玉ねぎを半分に切って入れる
　　　　と、玉ねぎの甘みが良い仕事をしているのである。これは、おでんにも使ええる
　　　　それはさておき、鍛冶屋さんに芋の子汁を持っていかなければならない、
　　　　働きものだから、お腹を空かしているだろう.
　 　　芋の子汁をもって歩いているとトンテンカン、トンテンカン、と鉄を叩く音が聞こえてくる。
　　　　続く

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　　働きものだから早く食事にあり付きたくて、お腹を空かしているだろう。
芋の子汁もって歩いているとトンテンカン、トンテンカン、と鉄を叩く音が聞こえてくる。
　　いつ聞いてもいい音だ、そう思いながら歩いていると,沢カニが泡を吹きながら横歩き
　　していた。沢カニが沢に居ないで不思議なことだと思い
　　「おいおい、カニくん慌ててどうしたんだい」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　金太郎が尋ねると
　「あ、金太郎さん助けてください。」と急いで金太郎の足元に隠れた
　　そしてカニが言うことには、　
　「最近よそ者が来て仲間がさらわれていくんだよ、そして
　　食事の代わりに唐揚げにしてビールのつまみの一品料理にするらしいよひどいよ」







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　　　　よし、この食材を持って蕎麦屋に行き、自然の恵み豊かな水で作ってもらおう！
　　　　それから鍛冶屋さんにも分けてあげよう。きっと喜こんでもらえる。
　　　　それかから作り方、レシピも教えてもらおう、
　　　　蕎麦屋の店主なら教えてくれるはず、何年かまえに今までい覚えた知識は、誰にでも
　　　　教えます、と言っていました「このまま知識とスキルを墓に持ってもしょうがない。
　　　　それより覚えたい人に教えてて喜んでもらった方が良いと思います」と言っていたから
　　　　きっと教えてくれる・・・凄く立派な人だと思う。
　　　　そうと決まったら急いで蕎麦屋さんに急ごう。
　　　　蕎麦屋さんに着いて事情を話し芋の子汁を作ってもらい食べたら美味いのなんの
　　　　頬っぺたが落ちそうになり慌てて頬かむりしたほどだった。
　　　　熊のアッキーときたらこの大自然で採れた食材とおいしい水で作られた芋の子汁を
　　　　ひと鍋すっかり空にするところだった。
　　　　すかさず鍛冶屋さんのぶんは、残しておけよと言い聞かせた。




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その一生懸命さが金太郎は好きなのである。
自分の味におごることなく常に味を追及する姿は本当の食べ物の職人である。
まさに食人と呼ばれても不思議がない！
その店主に色々相談、愚痴をきてもらおうと思い山からおりてきたのである。
最近、山栗やドングリがやたら少なくなり、リスやアキーのたべものが少なくなってきたので、アキーたちがかわそうだと思だ。　だったら自分が摂食すればと思うが・・・・・
これも、環境問題になっている温暖化のせいかな？　などいろいろ話を聞いてもらおうと思っているのであ。
そんなことを思いながらアッキーの背中の上で揺られていると気持ちよくなり睡魔に誘われてしまった。
ついうとうととうたたねを状態になっていると「おーい金太郎」と呼ぶ声がする。　　　　　　　　　　　　　　　　　　
誰かと思っていると
カラスの寛太じゃないか「どうした寛太」と、振り返ると寛太が、川に大きな桃が流れて来てると告げたのだ、しかし川にそのような桃を捨てたら、海川汚濁防止法違反になるのでは？
そう思い急いで川岸まで行くと、確かに大きな桃が流れて岸に着いていた。
よく見ると後ろに大きな穴が空いていて、中には自然豊かなおいしい水で育った食材が豊富に・・・ネギ、ゴボウ人参、里芋、舞茸、シメジ、更には鶏肉など、芋の子汁？？？のセットが入っているのでわないか、、、続く。









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幼い頃から父親の背中を見て育ったからではないかと思う、がしかしながら彼は本当に鍛冶屋が好きなのである。
好きこそ物の上手なりの例えのように仕事が好きで寝る間も惜しみ仕事に打ち込んでいたのだ、プロ中のプロだから金太郎がいつも鉞とかＤＩＹの時に使うノコギリ、カンナ、ノミ等もってきて治してもらうこだわりようである。　
それと村に、ただ一軒ある蕎麦屋の蕎麦が大好きで特にこのあたりに湧くミネラルたっぷりの水を使ったぶっかけ蕎麦が好きだ、蕎麦の上に盛り付けた天かすがお気に入りである。
だったら天ぷらそばの方がよいではないかと思うけどやはりこだわりは天かすなのである。
天かすは、色んな野菜、魚の匂いとか食べ物の味が楽しめる利点が多い名わき役なのである。
ここの蕎麦を食べると何故かエネルーがわいてくるのである。
それと、店主が、人間的に素晴らしい人であり、尊敬出来るのである。
蕎麦を作っている時,無駄話せず、黙々と作るのである。
蕎麦と一緒に人間性を練りこみ、愛情を練りこみ、心を込めて打ち込み、自然豊かなミネラルたっぷりの水で打ち込む蕎麦と店主にほれ込んでいるのである。
一生懸命な姿を見ると誰でも心惹かれるもので、それが店主の作る蕎麦には活き活きと伝わってくるからやめられない。純粋に蕎麦と天かすの組み合わせが何とも言えない素朴で心温まる味になっているのである。








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皆さんも金太郎のお話はよく知っていることだろう。
今回は金太郎のお話を現代風に食文化を眺めながら
秘伝のレシピも加えてアレンジしてみました。

金太郎が自然豊かなお水のおいしい足柄山から熊にまたがり村に降りてきたのだが、熊の名前は秋子と呼ぶようになった。
　季節のなかで気候が安定して食べ物や天然の自然豊かなお水もおいしい秋が一番好きなのである　何故か？秋は木の実や野菜、大好きないも類等栄養満点のおいしい食べ物が豊作になるからである。
最近少しメタボ的になってきたので少々ダイエットしなければと思いつつ、なかなか思うようにならないので、さて困った・・・
『秋子』　アキーと普段は呼んでいるがあの子にも重いだろう悪いなぁと思いながらもついつい食べるのである。
「ダメだな〜」
それはさておき、村にやってきたのは　 　　　
肩に担いだ 鉞(まさかり)の刃が欠けたので鍛冶屋さんに治してもらおうと、山から下りてきたのである。
鉞(まさかり)が調子悪いと生業(なりわい)がなりたたなくなり、生活に困ってしまうからである。
ここの鍛冶屋さんの腕が非常によくてどんな刃ものでも元通りに治してくれのである。
やはり仕事の取り組みがちがうのだ・・・続く



　　　　　　

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