aiki 合気道から広がる世界

会津の武田惣角

　「会津の武田惣角」（本の森）の著者、
　池月映様からコメントを頂きました。

　誠にありがとうございます。

　私、５年ほど前、「会津の武田惣角」を、ネットで取り寄せて読んでいました。
　（近くの本屋さんに無かったので。）

　郷土史の観点から、史実を追い求めた作品というイメージがありました。
　
　内容から、膨大な資料を扱ってらっしゃるのだなと思っておりました。

　　幕末から明治にかけては、江戸幕府の身分社会が崩壊し、
　
　混乱した社会の中で、立身出世に燃える若者たち（農民）が、

　何か確かなものをつかもうと、

　血眼になっていた時代だと思います。今では考えられませんが。

　そんな時代背景の中で、恐るべきマンパワーが、

　日本のいたるところで出現した。その一人が武田先生ではないかと思います。

　　武術については、私も、日本の武術の一部分は中国の影響を受け、中国武術は
　
　シルクロードを通ってインドからもたらされたと考えています。松田隆智先生も
　
　書いてらっしゃったと思います。

　インドの歴史は中国に負けず劣らず、他民族どうしの戦乱の歴史です。

　　そして、武術とは「ヨガ、アユールヴェーダ（哲学）」と１セットのもで

　中国にわたると、武術と「気功、陰陽五行（道教や仏教と結びついたものも）」

　となり、日本に渡って、武術と「呼吸法、（　　　　）」となるはずですが、

　この（　　　）が、植芝盛平翁先生は大本教（神道）であったと考えておりまし

　た。
　　
　　なので、池月先生の、武田惣角先生と「真言密教」と合気の結びつき、興味が
　
　あります。近々、購入して読みたいと思います。