……(昨日の敵は、今日の嫁?)
大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ? 2巻 / 櫂末 高彰
おすすめ度★★★
ハーレム度★★★★★
お気に入り★★★★★
3巻 感想:大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ? 3巻の感想・紹介(女神様の求婚!)
1巻 感想:『大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ?』1巻、異世界に呼び出され、いきなり皇帝にされるお話!
<紹介>
グロリア帝国の皇帝に成り代わり、主人公の常信(つねのぶ)は4人の嫁に迫られる日々を送っていました。
帝国は『風の姫』ロザリンドを捕らえ無力化することに成功しましたが、残る『七勇神姫(セテイオ・プリンサ)』の5人がロザリンド救出のために立ち上がりました!
『水』のナタリア・テラディリャス、『土』のマライカ・ビッテ・アラースム、『炎』のマリアンヌ・レーヴェ・スライフォード、『光』のユーリ、『闇』のシエラ・ログルド・バートロンが、それぞれ帝国に攻め入ります!
(やる気のないキャラちゃん……)
<感想>
正直、『七勇神姫』との戦いがこの話(シリーズ)のメインだと思っていたので、2巻目にしてこんなに大放出されるとは思いませんでした……。色んな意味で物量が多い!ていうか3巻以降は何と戦うんでしょう?賑やかで読んでいて楽しいんですけど、物語がどこへ向かって進んでいるのか分からないというか、ゴールが見えないというか……。
常信の帝国はもちろん強いんですが、それでも敵側が更に凄まじい戦力で攻めてくる絶望の状況……かと思いきや、やっぱり大国の圧倒的な戦力(物量?)によって潰されるという、もうお馴染みの展開が繰り返されます。
この『大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ?』以外では味わったことの無い爽快感。キャラクター達の分かりやすい性格、簡潔な『前回の荒筋』など、とにかく読み手に優しいシリーズです!一気読み余裕です(だんだんハマってきたかも?)
全体的に皆さん性格がぶっ飛んでいて絡みも面白い(特に女性キャラ!)
頻繁に出て来る『井戸端会議』(帝国民が好き勝手に書き込めるネット上の掲示板のようなもの)の会話は独特ですねー……。
そこの部分だけ急に横書きになるし、本文を早く読み進めたいので邪魔臭く感じる人もいるかもしれません。
皆幸せなハーレム物。
今回も楽しんで読ませてもらいましたが、話が綺麗に終わってしまったので次回がどうなるのか予測不能。まさかまた嫁が増えるのか……!?(期待)
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