ラノベぐらし！

とある魔術の禁書目録 12巻の感想・紹介。
ヒロインの交換が発生？


とある魔術の禁書目録 12巻　/　鎌池 和馬
おすすめ度★★★
ハーレム度★★★★
お気に入り★★★★

13巻：とある魔術の禁書目録 13巻の感想(木原数多、前方のヴェント襲来！)
11巻：とある魔術の禁書目録 11巻、感想＆紹介~ローマ正教の本拠地、イタリアへ!~


朝。
常盤台中学の女子寮の1室、美琴と黒子の部屋にて。

美琴：「……んふふ……。罰ゲームなんだから、何でも言うこと聞かなくちゃいけないんだからねー……」

幸せそうな顔で謎の寝言を繰り出す美琴(お姉様)に、黒子は気が気ではありません。
大覇星祭では当麻と美琴が、それぞれの学校の総合順位で勝負、負けたら勝った方の言うことを何でも聞かなくてはならないという約束をしていたのでした！
負けた当麻は美琴に振り回されてしまいます……。

更に今回は短編が合間合間に入っていて、アニェーゼ隊のその後の様子、アクセラレータや打ち止め(ラストオーダー)の小話など、あちこちの話が賑やかに入り混じっていきます。
そして何故か当摩とアクセラレータの運命が交わり始める……？


（何故かアクセラレータに餌付けされるインデックス！）


バトル要素はかなり少な目。美琴と当麻のデート回でした！禁書は巻を重ねるごとにどんどんヒロインが増えていきがちなので、過去ヒロインのその後が読めたのは嬉しかったです！
でも姫神秋沙とかはもう大分忘れ去られてしまっています……。彼女の能力的にも今後出番は全く無さそう……。更にこの12巻ですらあまり出番は無く、すっかり不遇ヒロインに……。
小萌先生と2人暮らししてるみたいなので、その様子を描くだけでもほのぼのしたお話になりそうなのに！

なんだかまた、アクセラレータが表に出初めてきてます。(？)アクセラレータが今後メインキャラになったりすののかも。
当麻とアクセラレータは今回、出会いそうで出会えない感じでしたが、今後は2人が関わって来るかも。だとしたら凄いコンビが結成されることに……ちょっと楽しみです。期待！
この12巻自体は全体的にほのぼのしてましが、最後にはもう次の事件に突入していたので、13巻は荒事が多くなりそうです。
また魔術ＶＳ科学の抗争勃発？

今回は比較的肩の力を抜いて、ゆったり楽しめる内容でした！