ライトノベル、「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」(ロクアカ)1巻のネタバレをしていきます。
ネタバレしてしまっても良いという方だけどうぞ。
1巻感想:ロクでなし魔術講師と禁忌教典,1巻の感想・紹介!なんだこのやる気のない主人公は!(笑)
2巻ネタバレ:ロクアカ2巻のあらすじネタバレ!(ロクでなし魔術講師と禁忌教典!)
「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」1巻の詳細!
<グレンが非常勤講師に!>
主人公の青年、グレン=レーダスは、育ての親、セリカの家で養ってもらっている居候でした。
そんな働かないグレンに痺れを切ら死、セリカは自身も務めているアルザーノ帝国魔術学院の非常勤講師として就職させます!(グレンに拒否権は無し)
しかしやる気のないグレンは授業初日に大幅に遅刻。更に黒板にいきなり『自習』と書いてロクに授業をする気があるません……。
仲良し二人組の女生徒、システィーナ=フィーベルとルミア=ティンジェル。グレンは学院に行く前にこの2人と顔見知りになっていました。
穏やかで優しい性格のルミアはグレンの様子に苦笑い。「教師泣かせ」として有名な勝気な優等生システィーナはグレンを叱りつけるも、効果なし。
帝国屈指の名門魔術学院とあって、生徒達の学習意欲は高く、皆がこのダメ教師に不満を持ちます。
一体これからどうなってしまうのか……。(汗)
<ロクでなし魔術講師……>
相変らずちゃんと授業をする気の無いグレン。そしてそれに怒るシスティーナ。二人のいがみ合いはもはや教室の名物となっていました。
グレンが魔術を「ロクなものじゃない」と断ずると、魔術を愛するシスティーナが猛反発!しかし……グレンが「魔術は人殺しの役にしか立たない」と言い放ちました。確かに真実にも思えるその意見に、システィーナは反論することができず、泣きながら教室を出て行ってしまいました。
その日の放課後。グレンは、女生徒ルミアが空き教室を勝手に使い、魔方陣を床に描き、魔術の練習をしているのを見つけました。(生徒が空き教室を勝手に使うのは禁止されています!穏やかそうに見えてルミアは結構やんちゃな一面もあります)
たまたま気が向いたのか、ルミアを咎めることなく魔術の手助けをしたグレン。ルミアはグレンに感謝し、帰り道について来ました。(ルミアがグレンに懐いた?)その時、ルミアからシスティーナの夢について聞かされます。
システィーナの祖父は高名な考古魔術学者でした。このアルザーノ帝国には「メルガリウスの天空城」という空中に浮かぶ謎の城があり、誰もその内部には行ったことがありません。システィーナの祖父はそのメルガリウスの天空城の謎を解き明かすために人生を捧げましたが、結局手も足も出ずに亡くなってしまいました。『生前のお祖父さんの夢を引き継ぎ、天空城の謎を暴く』これがシスティーナ=フィーベルの夢でした。
<グレン=レーダスの変化!>
グレン:「おい、白猫」
…………
グレン:「おい、聞いてんのか、白猫。返事しろ」
システィーナ:「し、白猫? 白猫って私の事……? な、何よ、それ!?」
―――――――
グレン:「……昨日はすまんかった」
システィーナ:「え?」
システィーナの夢についてルミアから聞き、グレンは何を思ったか、システィーナに謝罪。
そのまま初めてまともな(?)授業がはじまりました!
いきなり「そおい!」と叫んで教科書を窓から投げだし、「お前らって本当に馬鹿だよな」の一言から始まったグレンの授業。それは魔術の本質を重視した『本物』の授業であり、魔術をうまく使えるように上辺だけの訓練、勉強をさせられてきた生徒達の心を見事に掴みました。
授業時間が過ぎ、グレンが教室から出ていくと、放心状態だった皆は取りつかれたように板書をノートに写したのでした。
グレンーレーダスをこの学院に送り込んだのは彼の保護者であるセリカです。グレンの授業の人気ぶりにセリカの鼻も高く、得意げです!セリカはグレンが大好き!(わが子として)
<手薄な学院で事件発生!>
グレンは非常勤講師としてこのアルザーノ魔術学院で働いていますが、システィーナたちのクラスの前任の講師(ヒューイ先生)は突然失踪してしまったそうです。
そのせいでシスティーナのクラスだけ授業が遅れていて、本来なら休みの日、グレンたちだけは授業をすることになっていました。
この日は他の講師たちは学院におらず、警備は手薄になっていました。
グレンが学院に向かう道中、何者かに襲撃されます!
更に学院では謎のテロリスト集団がシスティーナたちのクラスに入ってきてルミアを誘拐。さらにシスティーナも連れていかれてしまいました。(ピンチ!)
<グレンの活躍!>
グレンを襲ってきた男はあっさりと撃退されました。(戦闘シーンの描写すら無し)グレンを襲った男は丸裸にされ、体中に落書きをされ、無残な(恥ずかしい)姿にされてしまいました……。
グレンが学院に着くと、学院には不自然な結界が張ってあり、何か事件が起こっていることが伺えました。
システィーナはテロリストに犯されそうになっていましたが、そこにグレンがやって来てシスティーナを救出!
その後、システィーナとタッグを組んで、ボロボロになりながらもテロリストたちを倒していきました。
<ルミアを救出!>
テロリストとの戦闘であまりにもダメージを負ってしまい、気絶していたグレン。目を覚ますと大分時間が経ってしまっていました。学院の結界は何故か『中から外には出られない様に』張られていたため、ルミアも誘拐犯もまだ学院内にいるハズです。(おそらく)
グレンは単身でルミアと誘拐犯を発見。ルミアを攫ったのはなんと、グレンの前任講師であるヒューイ先生でした。ヒューイ(元講師)はルミアを外に転送し、さらに自身を自爆させるという高度な術式を組んでいました。
制限時間は残りわずかという状況の中、グレンはルミアの救出に取り掛かります。ルミアは5重の方陣の中に囚われていて、グレンは第一層、第二層と解呪していきます。しかし、第三層を解呪したところでグレンが盛大に喀血。
無理をしていた体に限界が来て倒れてしまいました。
ルミアが捉われた方陣の中から手を伸ばしてグレンに触れると、グレンは生気を取り戻します。ルミアは『感応増幅』という『異能』を持った異能者でした。
『感応増幅』は自分が触れている人間、あるいは自分の魔術を意思次第で何十倍にも増幅する能力です。
異能者はこの世界では悪魔の生まれ変わりとされていて、今でも迷信深く迫害の対象になっています。
ルミアのこの異能によって回復したグレンはなんとか5つの方陣を全て解呪することに成功。ヒューイを殴り飛ばし、事件は全て解決しました!
そのままグレンは気絶してしまいました。
ルミア:「私はかつてあなたが救った大勢の内の一人。とても寂しいことですが……あなたが私のことを覚えていないのも無理はありません。でも、私は……三年前、あなたに救われたあの時から……あなたのことをお慕い申し上げていました」
「先生……ありがとう」
…………。
……。
<魔術師を続けるグレン!>
ルミアの正体はこの帝国の元王女、エルミアナ王女でした。しかし彼女が忌み嫌われる『異能者』だと発覚すると、エルミアナは病死したことにされ、ルミア=ティンジェルという名前でフィーベル家(システィーナ=フィーベルの家)に引き取られました。王室の体裁を守るためです。
『アルザーノ帝国魔術学院自爆テロ未遂事件』から一か月後。グレンはもう非常勤では無く、正式な魔術講師となっていました。
グレンは引き続き、アルザーノ魔術学院の魔術講師として働きます!
以上、「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」(ロクアカ)1巻のネタバレでした!
「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」1巻の詳細!
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