「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」6巻の感想&紹介です!
7巻:ロクでなし魔術講師と禁忌教典7巻の感想!ルミアの躍進!
5巻:ロクでなし魔術講師と禁忌教典 5巻の感想・紹介!(結婚騒動!)
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 6巻 / 羊太郎
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★★
お気に入り★★★
「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」6巻の詳細!
<紹介>
かつて、正義を守るため暗部に身を置いていたグレン=レーダス。
グレンは自分の過去を気にして、自分は教師としてふさわしくないと思っていました。
しかし、システィーナに支えられてアルザーノ学院に戻り、魔術講師として気を新たにしていました。
学院長:「グレン君。……君、クビね」
衝撃の通達。
話を聞くと、講師が提出しなければいけない魔術論文をグレンはまだ提出していない……どころか、作成に手を付けてすらいないという状態でした。
このアルザーノ学園の講師には、一定期間ごとに魔術論文を提出する義務が課せられています。
この義務を怠ると、講師として働くことはできなくなってしまいます!
グレンはしかたなく、学院長の勧めでとある遺跡の調査に向かうことにしました。しかし、期限が迫っている関係で予算は下りず、調査費用は全てグレンの自腹となってしまいます!
グレン:「お前ら、いつも教室に引きこもって……本当にそれでいいのか? この遺跡調査に、特別にお前らを連れて行こうと思う!」
生徒を連れていく事で人件費を節約しようとするグレン。そして遺跡調査に興味深々なのに素直に「連れて行って」と言えないシスティーナ。
皆の思惑がないまぜになった奇妙な遺跡調査が始まります!
(生徒達を遺跡調査に誘うグレン=レーダス!)
<感想>
3巻の学修旅行の時もそうでしたが、今回も旅行回です!遺跡調査です!
システィーナがお祖父さんが魔導考古学で偉大な人でした。お祖父さんが長年かけても明かせなかった「メルガリウスの天空城」の謎を解き明かすため、システィーナ自身も魔導考古学の道に進もうとしています。そんな彼女にとって「遺跡調査」は是非参加したい魅惑のイベントです!
そんなこともあって、私はグレンよりもシスティーナの方に感情移入して読んでいました。今回システィーナが何かしたということはあんまり無いですが……、いや、でも!彼女にとっては良い経験になったでしょう!
でも今回のメインはやっぱりセリカでしたね。
彼女も過去にいろいろあったんだなー……と。(小並感)
大体、セリカは何百年も生きてて、魔術の教科書にも出て来るような人物で、そんななのに今まで作品中での説明が少なすぎました。
だからもう私の中でのセリカは『なんかバケモノがいる』程度の認識。もしかしてこの作中では全く説明してくれないのかな?とか思ってました。この6巻で彼女について大分分かってきました!
『不老不死』について考えさせられるような内容もちょっとあったり。興味深い内容ではあったんですが、まだ『明かし切ってはいない』感じがあってモヤモヤします!
リィエルもルミアもそうです!リィエルは死者蘇生プロジェクトの成功例なのは分かりましたが、元になったイルシア=レイフォードの情報が揃ってない感じですし。ルミアの能力も良く分からないです!
前はルミアの能力は『感応増幅能力』――「触れている任意の相手の魔力を一時的に超増幅させ、結果として魔術を強化する異能」とされていましたが、何やら違うようです。詳細求む!
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