今回は「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」4巻の感想と紹介です!(ファンタジア文庫)
5巻:ロクアカ5巻の感想・紹介!(結婚騒動!)
3巻:ロクでなし魔術講師と禁忌教典3巻の感想・紹介 リィエルが来た!
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 4巻 / 羊太郎
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★★
お気に入り★★★
「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」4巻の詳細!
<紹介>
今回は3巻の続きです!
天の智慧研究会の、リィエルの兄と自称する者が登場。リィエルは死んだと思っていた兄の出現に心を動かされ、グレンたちと対立してしまいました。
更にリィエルに刺されたグレンは重症。アルベルトがグレンを連れて帰りますが、命が危ぶまれます!
リィエルが敵に寝返ったことにより、ルミアの護衛は困難も極めます。ルミアは攫われ、”Project:Revive Life”(プロジェクト・リヴァイブライフ)を完成させるために利用されようとしていました。
しかも、リィエルは敵となり、グレンもアルベルトもそばに居ないという孤立無援の大ピンチ!
兄やグレンに固執するリィエルの振る舞いも不自然です。
リィエルの過去や天の智慧研究会のこと、そして何故ルミアが狙われるのかなど、謎がひしめくシリーズ第4巻。
(グレンとシスティーナのキス!?)
<感想>
この4巻は前巻の続きということでした。
きちんと完結して一件落着になったので一安心。リィエルの過去がかなり深く掘り下げられていて、かなりシリアスな内容となっていました!
普段だったら怠け者のグレンがアクシデントに遭遇して、生徒たちも巻き込んで、システィーナの怒りを買って他の皆は呆れて二人のやり取りを眺めてる……。そんな平和な導入から始まることが多いですが、今回はのっけからグレンが死にかけています!(汗)
グレンのお財布事情などのアホらしい話や、システィーナ(白猫)がグレンにヤキモキしてる様子も私は好きなんですが……。今回はそういうのは控えめ。ちょっと残念!
その代わりにバトル成分や、天の智慧研究会・リィエルの正体などの新情報が満載でした。なのでかなり重要な巻となっています。
ルミアは一体何者?というか、『王族』自体が何やら不信です。ルミアの家系全体が『禁忌教典(アカシック・レコード)』とやらに関わってるっぽいですね。まだ情報不足ですが!
ルミアがどうして天の智慧研究会に狙われるのかの謎もありますが、リィエルも一物抱えてるみたいです……。(汗)
システィーナには変な裏設定とかは無さそうです。(普通に名のある貴族で、身分がハッキリしている)
でもグレンは結構怪しいのかも?セリカに育てられた経緯も不明ですし、セリカ自身も何百年も生きている謎の存在です!
とりあえずはリィエルのこともルミアの誘拐もスッキリ解決して良かった!
でも、読んだ後に「もっと知りたい」と思わせてくれる内容でした!
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