今回は 魔法少女育成計画limited(後)の紹介と感想です!
魔法少女育成計画limited(後) シリーズ6巻 / 遠藤 浅蜊
おすすめ度★★★
ハーレム度――(登場キャラは女性のみ)
お気に入り★★★★
まほいく7巻: 魔法少女育成計画JOKERSの感想!シリーズ7冊目!相変らず理不尽な事件――。
5巻: 魔法少女育成計画[limited(前)]の感想(シリーズ5冊目!)
<紹介>
結界で囲まれた地獄の追いかけっこ、今回は後編です!
タイムリミットは24時間。誰が悪人なのか分からず、3つの陣営は入り乱れ、誰を信用していいのかも分かりません!
やがてその目的も「逃亡」「犯人の捕縛」から「復讐」へ変わっていきます。
更には魔法の国からは「街ごと魔法の兵器で吹き飛ばしてしまおう」と言い出す過激派も現れ、犯人から逃げ延びるだけでは犯人ごと消し炭にされてしまう危険まで出てきました。
最後まで誰が生き残るか分からない、予測不能な戦いにもいよいよ終止符が打たれます!
左から繰繰姫(くるくるひめ)、マナ、7753(ななこさん)。無理難題を押し付けられた魔法少女たちです……。
<感想>
前巻を読んだときにちょっと気になっていたことがありました。
『……あれ?死人が全然出ていない』――と。
もしかしたら今回はあんまり犠牲者が出ずに円満解決するかと少し期待していたんですが……(汗)
もちろん、そんなはずはありませんでした(笑)
それにしてもこのシリーズ、前のストーリーと繋がりを持ち始めました。スノーホワイトがちょくちょく出てくるようになったり、リップルなんかは今回の事件の当事者です!
リップルはこんな事件に巻き込まれるのが2回目とあって、流石に他の魔法少女たちと比べても成長していました!
そのリップルが生き残ることができたかと言うと……?是非、このlimited(後)を読んで確かめてみて下さい!
今の時点で言えることは、リップルが今後も出てきそうだということです!果たして彼女はどうなってしまうのか……。
シリーズも6冊目とあって、段々と「魔法の国」の内部の様子が明かされてくるようになりました!
意外と頭の堅い、夢のないお役所のようなところなようですが。
この作品を読んでるとそんな、「夢の無い魔法少女」も良いんじゃないかって気になってきます。
不自由な職場でささやかな給金を貰って生活しているという世知辛い状態でも、魔法少女のように力があり、他の人にはできない特技があり、何より見た目がかわいいのならまだ救いがあります。
相変らず後味の悪い終わり方でした!それが分かってて、好きで読んでいるんですけどね!
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!
魔法少女育成計画limited(後)の詳細!