友崎の恋愛に決着!
弱キャラ友崎くん 7巻 / 屋久 ユウキ
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<あらすじ>
関友高校では、12月22日の文化祭に向けて大忙しで準備が進められています。
友崎のクラスでは、菊池さんの台本で演劇の出し物をやることになり、更に友崎とみみみのコンビで漫才もやることになりました!
そして前回、6巻で友崎は、みみみから好きだと好意を伝えられました。
友崎はまだ弱キャラ根性が抜けておらず、『自分が誰かを選ぶだなんて許されるのか?』と自信がありません。それでも自分なりに誠実に恋愛に立ち向かい、友崎は結論を出しました。
遂に友崎が、人生初めての愛の告白をします!
<感想・評価>
<作品の特徴(5段階評価)>
おすすめ度 ★★★★★
ハーレム度 ★★★
戦闘・バトルの量:無し
ラブコメ量: ★★★★★
読みやすさ: ★★★(しっかり読みたいので)
<感想>
とてもよかったです!ドラマチックでした!
お話の構成も、友崎の出した答えも、良かったと思います。
菊池さん書く演劇の台本の、リブラ、アリシア、クリスの三角関係が妙に現実の友崎達の様子とリンクしていて、とてもうまいと思いました。
(いろいろ書きたいですがネタバレが酷くなってしまいそうなので割愛)
さて、最近少し気になってましたが、友崎が完全にタラシになっています!
みみみと菊池さんは、どちらも明らかに友崎に好意がありました。(というかみみみは好きだと直接伝えてきた) この7巻が始まった時点で、既にどちらかは泣かせることが確定してる状態でした。
友崎は付き合いたい女子を選ぶのが遅すぎ!
日南の方針で周りの女子たちとどんどん交友を広げていったのも悪かったです。
日南はこのやり方を不誠実だとは思っていないようですが、女性に期待だけさせておいて、惚れさせておいて、別の女性を選ぶという行為はけっこう酷いように思いました。
そして日南の家庭の事情や、日南の心の中を大きく掘り下げるような内容があって気になりました。
友崎はクラスメイト達との交友関係を大きく変えて来ましたが、日南との師弟関係はあまり変わっていません。今回、友崎が日南への理解を深めたことによって、その関係がどうなるのかは興味深いです。
友崎の恋愛関係に、一旦の決着が付きました!
それは良いんですが、今後『弱キャラ友崎くん』でどんな話をやるのか、ちょっと想像がつかないです。
正直次の巻は期待半分、不安半分という感じです。ここまでとても面白く、楽しく読まさせていただいたので、次でつまらなくなってたらとても残念です……。
(『弱キャラ友崎くん』7巻の感想・評価)
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