赤城:「オイ高坂! 見てみろよコレ! 電動オナホールだってよ!」
台無し……っ。俺が様々な問題に配慮していたのが、ぜんぶ台無し……っ。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない 6巻 / 伏見 つかさ
(通販サイト)
・『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の関連記事へ。
Amazon
楽天ブックス
<あらすじ>
前回、桐乃はアメリカへ留学に行ってしまいましたが、その後京介が日本へ連れ戻しました!
桐乃は一度お別れしたたくさんの日本の友達に、帰国を伝える電話をしていました。親友のあやせにも心配をかけてしまい、桐乃は申し訳なさそうです。(桐乃はあやせに何も言わずに留学に行ってしまった)
黒猫・沙織の二人と再会したり、沙織の家に押しかけて彼女の意外な一面が発覚したり、桐乃の留学先から『リア』という名前の少女が遊びに来たり。
妹・桐乃のいる日常が復活した、シリーズ6冊目です。
<感想・評価>
<5段階評価>
おすすめ度 ★★★★
ハーレム度 ★★★
戦闘・バトルの量:★(日常系。普通の高校生や中学生たち)
ラブコメ量: ★★★★
読みやすさ: ★★★★★
<感想>
沙織の正体が驚きでした!
正体というか素性というか。ぐるぐるメガネをかけて身長がデカくて、自分のことを『拙者』という強烈キャラの印象が一変してしまいました。
今後、まさかの沙織がヒロイン入りという展開も有り得るかもしれません!面白いことになりそうです。
このごろ、妹の桐乃が何となく京介のことが好きっぽい(兄弟ですが)様子を見せます。例えば京介が麻奈美と仲良くしていると機嫌が悪くなります。
あんまり女の子たちがベタベタと京介に言い寄って来る訳ではないですが、地味ーにハーレム主人公っぽくなってきました。
しかし今は、京介が誰かと恋人になるような姿は想像しづらいです。ヒロイン(?)たちが皆一癖あって、誰ともくっつかなさそう。
難しい恋愛状況です。
このシリーズは女の子がいっぱい出てくる割りには性的な描写は控えめな方だと思ってました。だけど今回は露骨なパンチライラストがあったり、小学生の少女が全裸になったり、京介たちがアダルトショップに突入した後エログッズ説明がずっと続いたり。
ちょっと性的な描写が増えたかもしれません。読んでいて少しあざとい感じがして気になりました。
相変わらず京介の、麻奈美への態度があんまりです。もっと幼馴染を大切にして!
――――――――
麻奈美:「今日のわたし……いつもと違うところ、ない?」
京介:「ないよ」
「ないの!?」
「あ。麻奈美おまえ、その髪……」
「え? なに? 髪が、どうしたの?」
「髪の毛、寝癖っぽくなってるぞ?」
「寝癖じゃないもん! きょ、きょうちゃんのバカ!」
――――――――
読み終える直前、『今回は綺麗に話が終わりそうだな』と思ったのに、また最後に妹からの爆弾発言が出ました! 次巻への惹きは大事なのかもしれないですけど、たまにはスッキリその巻で話が全て終わって欲しいです。
区切りが悪くてスッキリしません。
ともかく、次の巻も京介は面倒ごとに巻き込まれそうです!
(『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』6巻の感想・評価)
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image