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2020年05月10日

アスタリスク15巻のネタバレ・あらすじ(ユリスと綾斗はやっぱり戦う!)

学戦都市アスタリスク15巻[剣雲炎華]のネタバレ・あらすじです。
ネタバレ注意!

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綾斗の姉である遥が復活しましたが、彼女の腹部には《赤霞の魔剣(ラクシャ=ナーダ)》の欠片が埋め込まれていて、綾斗が《王竜星武祭(リンドブルス)》で優勝できなかった場合は姉が死んでしまうかもしれません!
しかしユリスの方もこの大会で負ける訳にはいきません。
<第一章 布石錯綜>

・遥がユリスに会いに行きました。遥は自分の腹部に《赤霞の魔剣》の破片があること、そして綾斗が優勝できなくてもすぐに遥が死ぬ訳ではないことを伝えました。

・ユリスが襲撃され、エリオットに助けられました。そしてユリスはエリオットに、彼の持つ《白濾の魔剣》で遥を助けるようお願いしました。




<第二章 準々決勝第一試合>

綾斗VS梅野小路冬香: 綾斗の勝利!

冬香は強力な赤鬼の『魏獄』、更には同等の力を持った青鬼『魏圏』も召喚して綾斗を襲わせました。戦闘中に綾斗は《黒炉の魔剣(セル=ベレスタ)》を手放してしまいました。(しかも冬香の式神たちは融合して更にパワーアップ) 戦況は絶望的かと思われましたが、綾斗は手放した《黒炉の魔剣》を手に持たずに動かすことに成功!そのまま空を舞う《黒炉の魔剣》と一緒に戦い、冬香を倒しました。

『な、なななななんとー! 天霧選手の大ピンチ、いよいよ決着かと思われたその瞬間、《黒炉の魔剣》が独りでに動き出したかと思えば、梅野小路選手の式神の腕を真っ二つに両断ー!』
綾斗:「ふぅ……助かったよ、《黒炉の魔剣》」

<第三章 準々決勝第二試合>

オーフェリアVSシルヴィア: オーフェリアの勝利!

シルヴィアは歌の力で黒い球体『虚星(うつろぼし)』を作り出してオーフェリアの毒を吸収して対処しました。更には新たに身につけた瞬間移動の能力でオーフェリアに傷をつけることに成功。(オーフェリアが傷ついたのは今大会初!)

その後シルヴィアはオーフェリアの校章を目掛けて光剣で貫きますが、オーフェリアはこれを両手でガード。光剣によってオーフェリアの手から流れた血が、その光剣を溶かしてしまい、彼女の校章は破壊できませんでした。

やがてオーフェリアから流れた血だまりから次々と亡霊のようなものが出現します。

オーフェリア:「一つだけ教えてあげる。彼らは極めて濃い瘴気が産み出した亡霊たち。ただ触れるだけで、あらゆるものの命を即座に奪う」

湧き出てきた大量の亡霊にシルヴィアはなすすべなく、彼女は心臓が停止してしまいました! しかし医療スタッフたちがすぐに蘇生措置をしてくれたおかげでシルヴィアは一命をとりとめました。

<第四章 準々決勝第三試合>

レナティVS沙々宮紗夜: 沙々宮の勝利!

試合前の解説席:
『ちょ、ちょっと千歳さん……! ぷふっ! わ、笑いすぎだってば! ぷっ、あははははは!』
『せ、せやけど、ランドセルやで! ランドセル! よりにもよって《星武祭》の、《王竜星武祭》の準々決勝に! しかもめちゃめちゃ似合おうとるし! ぷっ……! ぶははははははははは!』

紗夜はレナティとの戦いに、ランドセルのような装置を背負って登場。会場が微笑ましい空気に包まれました。

紗夜はレナティに次々と攻撃を当て、相手の攻撃は回避しますが、一向にダメージを負わせることができません。レナティはあまりにも頑丈でした。

しかし試合の最後、紗夜の背負っていたバックパックが発光。ステージ上空を覆うようなサイズの、あまりにも巨大な煌式武装が出現しました。

紗夜:「全長九十九メートル、九十九個の小型マナタイトをロボス遷移方式で多重連結したこの煌式武装は、展開までに九百九十九秒かかる」

紗夜は空間ウインドウ越しに説明しました。(紗夜は上空にいて、あまりにも巨大な煌式武装に阻まれてステージが見えない状況)

そのままアホのような大火力の砲撃をされ、それでもレナティは攻撃を耐えきって見せましたが、彼女の校章は壊れてしまったために紗夜の勝利となりました。

綾斗:「いやはや、紗夜ときたら本当に……」
エリオット:「……む、無茶苦茶にもほどがあるでしょう……」

<第五章 魔剣の継承者>

エリオットが遥の体内に埋め込まれた、《赤霞の魔剣(ラクシャ=ナーダ)》の破片を破壊することに成功!
綾斗の姉、遥は助かりました!

<第六章 八薙草朱莉とマディアス・メサ>

(ここで一旦、マディアス・メサの過去の話になります)
マディアス・メサと八薙草朱莉のペアが《鳳凰星武祭》で優勝しました!
マディアスは朱莉のことが好きで、「卒業したら、一緒に暮らさないか?」と提案しますが、朱莉の方は人を好きになるということが分かりません。

八薙草朱莉は母親に酷く嫌われて育ち、そのせいでどうしても自分を肯定できませんでした。そして朱莉は星武祭の優勝者の願いとして、自分が『全くの別人になる』ことを願ってしまい、マディアスに何も言うことなく、八薙草朱莉という人物はこの世から消えました。

その後、マディアスは《ヴァルダ=ヴァオス》そしてエクナートと出会い、彼らの仲間となりました。

<第七章 準決勝第一試合>

ユリスVS綾斗: ユリスの勝利!

綾斗の姉、遥の命は助かったので、綾斗はこの《王竜星武祭》に出場する必要はありません。ユリスがどうしても優勝したいことを綾斗は知っているので、彼女のことを考えれば棄権しても良い状況でした。
しかし綾斗は<処刑刀(ラミナモルス)>から、『ユリスはオーフェリアを殺そうとしている』という情報を聞いてしまいました!綾斗はユリスを止めるために彼女の前に立ちはだかり、お互い本気で戦うことになりました。

ユリスとの激しい戦いの最後、
「見るがいい、綾斗。この花が咲いて枯れ果てるまでも十二秒間――私は世界最強だ」

「華めけ――月華美人(げっかびじん)」

そう言うとユリスの姿が掻き消え、凄まじい力で彼女は綾斗を圧倒して勝ってしまいました!
(尚、この戦いの最中に、ユリスは綾斗に愛の告白をしました!)

<エピローグ>

・紗夜はすでに大きなダメージを負っていますが、そんな状況でも棄権せずに準決勝のオーフェリアと戦うようです。オーフェリアに勝つ気はないようですが、「やってみたいことがある」と言いました。

・ユリスは、自分がオーフェリアを殺す覚悟で戦いに挑むと、紗夜やクローディアにも伝えました。
しかし、ユリスは最後の瞬間までオーフェリアを説得するつもりのようです。

・最後にユリスが綾斗に釘を刺す発言をして、この巻は終わりました。
「ああ、そうだ。どさくさまぎれだと思われたら不本意なので、ちゃんと伝えておくぞ。あのステージでの言葉は、偽らざる私の素直な気持ちだ。だから――」

「全部終わったら、おまえの気持ちも聞かせてもらうぞ、綾斗」

クローディア:「……おやおや、随分と宿題が溜まっているようですね、綾斗?」

(学戦都市アスタリスク15巻[剣雲炎華]のネタバレ・あらすじ)


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