「
天使の3P!」6巻
ネタバレ 霧夢たちの猛反撃!
「天使の3P!」6巻のネタバレです。「天使の3P!」6巻を買うつもりが少しでもある方はネタバレ要注意!
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天使の3P! 6巻の感想・紹介!(フェス選考の結果!)「天使の3P!」6巻の詳細へ<キッズバンドフェス、選考結果>
残念ながら、「リヤン・ド・ファミユ」、「Dragon≒Nuts」共に落選。霧夢は抗議をしようと言い出しますが、響が前の年のフェス動画を見せ、6人の少女たちは納得しました。
皆中学生以下とはいえそのレベルは素晴らしく、優勝者したバンドはそれからプロになったりもしていました。
<3P!の現状>
リヤン・ド・ファミユは「強弱をもっとつけた方が良い」、「棒立ち気味でステージとしての華やかさに欠ける」などの欠点を指摘されました。
Dragon≒Nutsの方は、打ち込み音源を使ってのリズムのガイドがある分、厳しめに審査され、音楽とイラストとの融合というアイディアは評価されたものの、「Dragon≒Nutsだけのために通常より大きいスクリーンを用意するのは公平さに欠け、そのためもう少し見せ方に工夫が欲しい」などの評価が書かれていました。
響には思い当たる節があったものの、それは小学生にはまだ早いんじゃないかと、言うことを躊躇っていた部分なのでした。
更に、リヤン・ド・ファミユの定期ライブのお客さんが、少しだけ減ってきてしまいました。メンバーにこの事を伝えると、潤と希美は俄かに焦り出してきました。(そらはいつも通りマイペース)
「今すぐっていうことじゃないけど。……少しずつでも何かを変えていかないと、ここでライブを続けるのが、難しくなるかもしれない」という、響の不安を煽るような言い方も悪かったのかもしれません。
そら、潤、希美の3人はとりあえず、「フェスの選評を頼りにレベルアップする」という方針でいくことにしました。
<潤と希美>
その後の練習にて。
潤が何でもない所で歌詞を間違えギターが止まり、そのまま復帰できなかったのでそらが曲を止めてしまいました。あまりにも潤らしくない間違い方。しかもその思いつめたような表情も響は気になりました。
また、希美も「まだチューニングが気になる」と、ずっとベースの調律をいじり続けています。響が聞く分には何の問題もありませんが……。
そらはいつも通りマイペース。
潤と希美の練習に、激しい焦りのようなものが見えるようになってしまいました……。
その後、響のちょっとした手違いで桜花のおっぱいを堪能してしまい、その様子を希美に見られ、更に希美の機嫌を損ねることになってしまいました……。
(その後、くるみに「お前の兄ちゃんおっぱい星人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」とメールが届きました)
<小学生たちの行動!>
希美と潤が練習を病欠。本当に病欠なのかと少し勘ぐりたくなる気持ちもある響でしたが、その日はそらとデート(?)することに。外出はせず、ドラムを触らせてもらったり、一緒にお昼寝したりしました。
後日、希美と潤は練習に復帰。らしくない間違いも減りました。
高校での休み時間。響は三年生の先輩、坂本さん(女性)に呼ばれました。坂本さんは一枚の写真を見せると、そこにはDragon≒Nutsがどこかのライブハウスらしき場所で演奏している姿が映っていました!
坂本さん:「なんかね、ここのところ近所のガールズバンド界隈でちょっとした話題らしいよ。 いきなり現れて、前座で何曲かプレーさせてくれって飛び込み営業して来る小学生のことが」
霧夢、くるみ、相ヶ江さんは自分たちの成長のため、響が目を離したスキにこんな大胆な行動に出ていたのでした。
しかし、この3人が近づかない方が良いとされている、少し『危ない』ガールズバンドに飛び込みをしようとしているとのこと。坂本さんと響は様子を見に行くことにしました!
お相手は「タランチュラホーク」というガールズバンド。幸い、暴力を振るうような危なさではなく、音楽に対して本気で取り組んでいるせいでトゲがある、『ガチ勢』な感じのバンドでした。
霧夢はこのタランチュラホークに向かって高飛車な態度でライブ参加をお願いし、その本気さやロックさが認められ、今後、タランチュラホークから指導を受けることになりました。(ちょっと不安)
霧夢たちはライバルであるリヤン・ド・ファミユがヘコんでいる間に一気に成長してライバルに差を付けようという魂胆でした。
響:「あはは、そっか。じゃあ尚更、潤たちが早く元気になれるよう、僕も頑張らないと大変だ」
霧夢:「ちょっと、正妻の前で堂々とウワキ宣言? ……ま、あんまり辛気臭いと相手にしてて疲れるから、今だけは許してあげるけど」
くるみ:「私はいつだろうと、あんたの正妻宣言なんて許さないけどね」
相ヶ江さん:「正妻がいても、ひとまずは愛人枠で大丈夫ですっ。えへへ、それからあわよくば後妻枠を」
<Dragon≒Nutsの成長!>
土曜日。またしても相ヶ江さんとデートに行く響!しかも今度は響の方から相ヶ江さんに誘いをかけました!
成り行きで楽器を持つことになってしまった相ヶ江さんは恐らく練習中、タランチュラホークの人に酷く怒られているハズです。それを気にした響が、息抜きのために相ヶ江さんを映画に誘ったのでした。
……霧夢たちの飛び入りライブ当日。
本来なら前座として登場する予定だったDragon≒Nutsですが、何故か普通にタランチュラホークの演奏が始まってしまいました。
そしてMCがいきなり「ちょっとトイレ」と言い出し、その繋ぎとしてDragon≒Nutsの3人が登場!
前座ではなく、まさかの中継ぎでの演奏でしたが、客の盛り上がりを損なうことなく、見事にやりきりました!
……それを見ていた響とリヤン・ド・ファミユの3人は、霧夢たちのあまりの成長に驚愕。霧夢もイラストを描くだけでなく、音響機器を操作して2人をサポートする役目を担うようになっていました!
衝撃を受けたリヤン・ド・ファミユ3人と響の帰り道。
希美:「教会で、ライブしてみたいって思っただけなの。幸せな時間が、ずっと続けば良いなって思っただけなの。それが、どれくらいがんばれば叶う願いなのかわからないほど、途方もないものだなんて、知らなかったの」
潤:「どうして私は、小梅ちゃんみたいに『楽しいからがんばる』って言えないんでしょうか。どうして私は、『がんばろう』って思えば思うほど、苦しくなってしまうんでしょうか」
響は3人に、「霧夢たちと違う答えを出しても良いんだ」と伝え、響は3人を絶対に見捨てることは無いと言って安心させました。
4人がリトルウイングに帰ると、高さ3メートルはくだらないであろう巨大な針葉樹の造木がありました!(正義さんがもらってきてくれました!)
<クリスマスに向けて>
響と潤たちは12月の定期ライブを取り止めて、24日のクリスマス会、そして25日のクリスマスライブの準備に専念することにしました!
霧夢と相ヶ江さんを置いてくれている、ユナさんおお店の協力、更にはDragon≒Nutsの3人の協力も取り付けて盛大なクリスマス会にするために奮闘します!
(サンタ服に着替え中!)
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