昨年の最大のリスクは「侵略を続けるロシア」であったが、今年は何と「米国の分断」である。
国内の分断による政治の機能不全で、世界が不安定化すると言うのだ。
確かに「世界の警察官」を止めた米国の内向き傾向が、国際秩序の乱れを招いている様に見える。
今年の2番目のリスクは「中東の緊迫化」である。
3番目は「ウクライナの敗北」だ。
法支配に基づく国際秩序が崩れれば、力による現状変更が連鎖する恐れがある。
その観点からも、一刻も早い終息が望まれる。
兵頭 慎治 防衛研究所研究幹事 宇和島市生まれ。
愛媛新聞 道標から
日本も他人事ではない気がする。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image