構文の知識と単語の知識は英文解釈をマスターする為の2本の大きな柱である。
構文と同じ様に、単語も科学的・合理的に覚えなければ能率は上がらない。
辞書を引いて単語帳を作っている人は、必ずその労力は報いられる。
単語帳には発音、品詞、動詞なら文型、基本的重要語には例文を書き写す癖を付け様。
重要例文は別に例文帳を作って纏めると良い。
更に項目別に分類・整理すれば理想的な単語の勉強法である。
分類の項目には次の様な物がある。
@基本的重要動詞:基本中の基本である be, have, do は別として、構文との関連で最も重要なのは make, take, get など、どのページを見てもお目に掛かる基本動詞である。
これらは意味・用法の多い多義語でもあるが、その意味が文型と結び付いている。
A多義語:基本動詞の他にも意味・文型の使い分けに注意を要する単語は多い。
attend, tend, 名詞では term と manner に注意。
夫々の単数と複数で意味が変わる。
sense や mean(s)も要注意の多義語である。
B同意語(類義語):ability, capacity, faculty など。
C反意語(対立語):同意語があれば反意語もある訳で、good :bad, ill / gain :loss / major :minor / for :against など例が多い。
D接頭辞・接尾辞:別の品詞を作るものと、特定の意味を持つものとがある。
E語源:接頭辞・接尾辞の知識は語源の知識に繋がる。
F紛らわしい単語:sensitive と sensible
G熟語・連語:フレーズと言えば2語以上で纏まった意味を表すもので、漠然として範囲が広い。
イディオムは慣用句で少し範囲が狭くなる。
熟語もそれに近い。
連語は前後で関連する形の物で、一種の文型と考えても良い。
何れにしても必ず例文と共に記憶する癖を付ける事が大切である。
英文解釈のトレーニングから
例文を記憶する事が大事らしい。