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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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大意の纏め方:3

 B順節と逆接
not A but B の様な関係を逆接とも言うが、その反対の順接に当たるのは and や so などで、話を同じ方向で先に進める。
besides , moreover , furthermore などによって補足したり積み重ねたりする事もある。
for や because によって理由を説明したり、for instance などで例を挙げたりするのも順接の範囲に含めても良い。
これらの語句は品詞としては接続詞であったり副詞に分類されたりするが、文法上の分類に拘らず、広く繋ぎ言葉( connective )として纏めると良い。
C相関構文
矢張り順接の一種として原因 → 結果の関係も評論文によく見掛ける表現である。
これは繋ぎ言葉で結合する場合もあり、so 〜 that ・・・の構文を取る事もある。
これは相関構文と呼ばれる。
D key word と key sentence
問題文の中心テーマや論旨の展開に最も関係の深い重要な語句を key word と言い、或るセンテンスそのものが端的に中心思想を表している様な物を key sentence と言う。
これらが見付かれば、大意要約は半分できた様な物である。
key word は当然何回も繰り返されるので、注意深く読めば直ぐ分かる筈である。
但し同一語ではなく同意語で言い換えられている事が多いので、同意語(類義語)・同意表現に注意しなければならない。
key sentence は屡々問題の最初又は最後に置かれている場合が多いので、初めと終わりには常に気を配る事。
                                   英文解釈のトレーニングから
初めと終わりには気を配る事らしい。

大意の纏め方:2

 A二元的対立
昔哲学の時間に二元論について学んだが、確かにこの世の現象は、陰と陽、正と邪の様な対立を軸にして考えると分かり易い様である。
難しい事は別にして、我々が或る事を主張する時に、自分と反対の主帳を引き合いに出して、比較検討しながら話を進めると上手くゆく事は誰しも経験する事である。
その際に重要なのは筆者の態度である。
対立関係を只公平に伝えるだけで、何方が正しいかと言う判断を読者に委ねている場合もあるが、大抵は自説を正しいとして、相手を非難しているケースが多い。
その為に用いられる最も普通の表現は not A but B の形である。
自説 B は後回しにして、先ず反対説 A を先に紹介して、それが間違っている事を説明し、「そうではなくて B 」と自説を出すのが典型的な議論の進め方である。
言い方を変えれば but の所で論旨が転換する構造で、起承転結で言えば転に当たる。
but に近い意味の however 或いは on the other hand なども同様である。
while や whereas の様な接続詞も対立の構文を作るのによく用いられる。
                                  英文解釈のトレーニングから
二元的対立を軸にして考えると分かり易いらしい。

大意の纏め方:1

 cannot see the wood for the trees (木を見て森を見ない)と言う諺があるが、これは我々の読書に良く当てはまる。
大意要約はそう言う弊害を免れる為の良い治療法になるであろう。
大意要約には一種のコツがある。
その幾つかを上げて見よう。
@論旨の展開
大意要約を求められるのは大抵は評論文である。
非常に理屈っぽい固いもの、随筆に近い様な軟らかいもの、或る事実や現象を説明する様な文章もある。
夫々によって要約のやり方も違ってくる。
物語や小説は普通は大意要約の対象にはならない。
評論文の場合は、先ず全文を一読して中心テーマを掴む。
次にそのテーマについて筆者がどの様に議論を進めているか、所謂論旨の展開を見極める事である。
議論の進め方には昔から三段論法とか弁証法とかいろいろなやり方があるが、今でも良く用いられるのは帰納法と演繹法である。
帰納法と言うのは個々の具体的な事例から一般的な法則を見出すやり方である。
言い換えれば、先ず具体例を並べて、そこから抽象的結論を導き出す方法である。
これに対して演繹法は抽象的法則を先に示し、次に具体例を挙げながらこれを説明してゆく論法である。
勿論大意要約で求めているのは抽象的結論の方であるから、具体例は只参考にするだけで原則として要約には含めない。
                                   英文解釈のトレーニングから
帰納法より、結論を先に言う演繹法の方が良いのかも知れない。

2025年02月28日

単語の学び方

 構文の知識と単語の知識は英文解釈をマスターする為の2本の大きな柱である。
構文と同じ様に、単語も科学的・合理的に覚えなければ能率は上がらない。
辞書を引いて単語帳を作っている人は、必ずその労力は報いられる。
単語帳には発音、品詞、動詞なら文型、基本的重要語には例文を書き写す癖を付け様。
重要例文は別に例文帳を作って纏めると良い。
更に項目別に分類・整理すれば理想的な単語の勉強法である。
分類の項目には次の様な物がある。
@基本的重要動詞:基本中の基本である be, have, do は別として、構文との関連で最も重要なのは make, take, get など、どのページを見てもお目に掛かる基本動詞である。
これらは意味・用法の多い多義語でもあるが、その意味が文型と結び付いている。
A多義語:基本動詞の他にも意味・文型の使い分けに注意を要する単語は多い。
attend, tend, 名詞では term と manner に注意。
夫々の単数と複数で意味が変わる。
sense や mean(s)も要注意の多義語である。
B同意語(類義語):ability, capacity, faculty など。
C反意語(対立語):同意語があれば反意語もある訳で、good :bad, ill / gain :loss / major :minor / for :against など例が多い。
D接頭辞・接尾辞:別の品詞を作るものと、特定の意味を持つものとがある。
E語源:接頭辞・接尾辞の知識は語源の知識に繋がる。
F紛らわしい単語:sensitive と sensible
G熟語・連語:フレーズと言えば2語以上で纏まった意味を表すもので、漠然として範囲が広い。
イディオムは慣用句で少し範囲が狭くなる。
熟語もそれに近い。
連語は前後で関連する形の物で、一種の文型と考えても良い。
何れにしても必ず例文と共に記憶する癖を付ける事が大切である。
                                 英文解釈のトレーニングから
例文を記憶する事が大事らしい。


英文の読み方と訳し方:2

 英語の構文に従って訳すと、如何しても日本語とは逆になる場合が多いのは当然であるが、できれば上から原文のままに訳すのが良い。
文を見たら先ず主語と(述語)動詞を確認しなければならないが。特に複雑な構文では文の要素の相互関係をはっきり掴んで訳す必要がある。
総称に限らず、日本語では分かり切った代名詞はいちいち訳す必要はない。
制限的用法の場合は関係節を先に訳し、非制限的の場合は後で訳すと言うのが原則であるが、必ずしもその原則に従わなくてもいい場合もある。
要は日本語として筋が通って読み易い方法を優先すると言う事である。
従属節を先に訳す場合が多いが、何時もそうとは限らない。
自分自身を目的語にする再帰動詞も日本語にない形で、訳し方に工夫が要る。
英語では否定はなるべく早く言う。
例 Nothing can be cut out without spoiling the sequence of thought .
この様な二重否定は直訳するより「削除すれば必ず損なう」の様に訳した方が良いが、
It is not unexpected . の様な場合は「予期しない事ではなかった」」と二重否定を生かした方が良い。
less , least と言う劣勢比較も日本語にない形なので訳し方を心得ている必要がある。
                                   英文解釈のトレーニングから
英語独特の表現があるらしい。

英文の読み方と訳し方:1

 英語の文法と構文について正しい知識を持っていても、英文和訳が上手くできるとは限らない。
我々は日本語を自由に操れると思っているが、根本的に文法と構文の違う英語を適切な日本語に置き換える為には、英語と日本語の違いについて或る程度 systematic な知識を持っていなければならない。
又英語独特の表現法について訳し方のコツの様な物を身に付けている事も必要である。
英語と日本語の違いで一番重要なのは語句の並べ方、特に文型における文の要素の配列である。
英語では主語の次に(述語)動詞がくるが、日本語では最後にくると言うのが最大の違いである。
日本人との商談でイエスかノーかが最後にならないと分からないので外国人をいらいらさせると言うのもこの為である。
又英語では否定をなるべく早く言う。
修飾語句の位置も非常に違う。
日本語では修飾される語句の前へ前へと修飾語句を付けるが、英語では後へ後へと並べていく事が多い。
所謂後置修飾である。
英文和訳では何処から訳すかと言う語順の問題が最大のポイントになる。
                                 英文解釈のトレーニングから
語順と訳順が問題らしい。