2012年08月03日
薬草 薬効野菜 エゴマ
薬草 薬効野菜 エゴマ
分類 シソ目 シソ科 シソ属 エゴマ(原種) エゴマ
和名 エゴマ(荏胡麻)
エゴマ(荏胡麻、学名:Perilla frutescens var. frutescens)はシソ科の一年草。
シソ(青紫蘇)とは同種の変種。東南アジア原産とされる。
地方名に「ジュウネン」(食べると十年長生きできる、という謂れから)などがある。
えごま(エゴマ)の効能(効果)
動脈硬化予防 不整脈予防 視力向上、痴呆の予防 中性脂肪低減
血中コレステロール低減 血圧低下 精神安定
記憶学習能力向上 抗アレルギー、抗炎症
抗腫瘍作用 n−6系脂肪酸とn−3系脂肪酸の摂取比率改善で『ガンの予防』
ダイエット
食用または油を採るために栽培される。
シソ(青紫蘇)とよく似ており、アジア全域ではシソ系統の品種が好まれる地域、
エゴマ系統の品種が好まれる地域、両方が栽培される地域などが見られるが、
原産地の東南アジアではシソともエゴマともつかない未分化の品種群が多く見られる。
葉などには香り成分としてペリラケトン(Perilla ketone)や
エゴマケトン(Egoma ketone、3-(4-Methyl-1-oxa-3-pentenyl)furan)などの
3位置換フラン化合物が含まれ、大量に摂取した反芻動物に対して毒性を示す。
生態
高さは60〜100 cm程度。茎は四角く、直立し、長い毛が生える。
葉は対生につき、広卵形で、先がとがり、鋸状にぎざぎざしている。
付け根に近い部分は丸い。葉は長さ7〜12 cm。表面は緑色で、裏面には赤紫色が交る。
花序は総状花序で、白色の花を多数つける。花冠は長さ4〜5 mm。
花弁は4枚で下側の2枚が若干長い。
利用
日本ではインド原産のゴマよりも古くから利用されている。
考古学においてはエゴマをはじめとするシソ属種実の検出が縄文時代早期から確認されており、エゴマ種実は縄文中期の長野県荒神山遺跡で検出されている。
また、クッキー状炭化物からも検出されていることから食用加工されていたと考えられており、栽培植物としての観点から縄文農耕論においても注目されている。
種子
種子はゴマと同様に、炒ってからすりつぶし、薬味としたり、「エゴマ味噌」などとして
食用にされる。
韓国料理ではナムルにもよく使い、キムチに加えたり、かまぼこに入れたり、
近年はサラダに加えたりもする。
エゴマが比較的多く栽培されている福島県には、しんごろうやかりんとう饅頭など種子を
用いた料理・菓子が多く存在するほか、
エゴマを餌に混ぜて育てたエゴマ豚の飼育も行われている。
岐阜県の飛騨地方では、「エゴマ味噌」の事を「あぶらえ」と呼び、五平餅や焼いた餅に
付けたり、茹でた青菜にあえて食べるなど、生活に密着して食用されている。
エゴマ(100g中)の主な脂肪酸の種類
脂肪 38.79
飽和脂肪酸 3.34
16:0(パルミチン酸) 2.3
18:0(ステアリン酸) 0.94
一価不飽和脂肪酸 6.61
18:1(オレイン酸) 6.5
多価不飽和脂肪酸 28.83
18:2(リノール酸) 5.1
18:3(α-リノレン酸) 24
葉
葉は、シソ系統の品種群の香りが好まれてきた日本では、エゴマ特有のペリラケトンの
臭いを不快臭としてきて野菜としての利用はほとんど見られなかったが、
朝鮮・韓国料理ではむしろ好まれ、香りのよい種類を「ケンニプ(。ゴマの葉の意)」と
称してよく使う。
最近は日本でも本場の朝鮮・韓国料理が普及し、エゴマの葉の香りを食欲をそそる香りと
して受け止める変化も生まれつつある。
韓国では肉や漬けた食品を葉で包むサムと呼ばれる食べ方の他、チャンアチと称して、
酸っぱい醤油漬けにすることもある。
分類 シソ目 シソ科 シソ属 エゴマ(原種) エゴマ
和名 エゴマ(荏胡麻)
エゴマ(荏胡麻、学名:Perilla frutescens var. frutescens)はシソ科の一年草。
シソ(青紫蘇)とは同種の変種。東南アジア原産とされる。
地方名に「ジュウネン」(食べると十年長生きできる、という謂れから)などがある。
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えごま(エゴマ)の効能(効果)
動脈硬化予防 不整脈予防 視力向上、痴呆の予防 中性脂肪低減
血中コレステロール低減 血圧低下 精神安定
記憶学習能力向上 抗アレルギー、抗炎症
抗腫瘍作用 n−6系脂肪酸とn−3系脂肪酸の摂取比率改善で『ガンの予防』
ダイエット
食用または油を採るために栽培される。
シソ(青紫蘇)とよく似ており、アジア全域ではシソ系統の品種が好まれる地域、
エゴマ系統の品種が好まれる地域、両方が栽培される地域などが見られるが、
原産地の東南アジアではシソともエゴマともつかない未分化の品種群が多く見られる。
葉などには香り成分としてペリラケトン(Perilla ketone)や
エゴマケトン(Egoma ketone、3-(4-Methyl-1-oxa-3-pentenyl)furan)などの
3位置換フラン化合物が含まれ、大量に摂取した反芻動物に対して毒性を示す。
生態
高さは60〜100 cm程度。茎は四角く、直立し、長い毛が生える。
葉は対生につき、広卵形で、先がとがり、鋸状にぎざぎざしている。
付け根に近い部分は丸い。葉は長さ7〜12 cm。表面は緑色で、裏面には赤紫色が交る。
花序は総状花序で、白色の花を多数つける。花冠は長さ4〜5 mm。
花弁は4枚で下側の2枚が若干長い。
利用
日本ではインド原産のゴマよりも古くから利用されている。
考古学においてはエゴマをはじめとするシソ属種実の検出が縄文時代早期から確認されており、エゴマ種実は縄文中期の長野県荒神山遺跡で検出されている。
また、クッキー状炭化物からも検出されていることから食用加工されていたと考えられており、栽培植物としての観点から縄文農耕論においても注目されている。
種子
種子はゴマと同様に、炒ってからすりつぶし、薬味としたり、「エゴマ味噌」などとして
食用にされる。
韓国料理ではナムルにもよく使い、キムチに加えたり、かまぼこに入れたり、
近年はサラダに加えたりもする。
エゴマが比較的多く栽培されている福島県には、しんごろうやかりんとう饅頭など種子を
用いた料理・菓子が多く存在するほか、
エゴマを餌に混ぜて育てたエゴマ豚の飼育も行われている。
岐阜県の飛騨地方では、「エゴマ味噌」の事を「あぶらえ」と呼び、五平餅や焼いた餅に
付けたり、茹でた青菜にあえて食べるなど、生活に密着して食用されている。
エゴマ(100g中)の主な脂肪酸の種類
脂肪 38.79
飽和脂肪酸 3.34
16:0(パルミチン酸) 2.3
18:0(ステアリン酸) 0.94
一価不飽和脂肪酸 6.61
18:1(オレイン酸) 6.5
多価不飽和脂肪酸 28.83
18:2(リノール酸) 5.1
18:3(α-リノレン酸) 24
葉
葉は、シソ系統の品種群の香りが好まれてきた日本では、エゴマ特有のペリラケトンの
臭いを不快臭としてきて野菜としての利用はほとんど見られなかったが、
朝鮮・韓国料理ではむしろ好まれ、香りのよい種類を「ケンニプ(。ゴマの葉の意)」と
称してよく使う。
最近は日本でも本場の朝鮮・韓国料理が普及し、エゴマの葉の香りを食欲をそそる香りと
して受け止める変化も生まれつつある。
韓国では肉や漬けた食品を葉で包むサムと呼ばれる食べ方の他、チャンアチと称して、
酸っぱい醤油漬けにすることもある。
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