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2012年07月18日

薬効果物 ミカン

薬効果物 ウンシュウミカン

分類 ムクロジ目  ミカン科  ミカン属 ウンシュウミカン

和名 ウンシュウミカン(温州蜜柑)
英名 satsuma

ウンシュウミカン(温州蜜柑、学名:Citrus unshiu 英名:satsuma)は、
ミカン科の常緑低木。またはその果実のこと。
様々な栽培品種があり、食用として利用される。


日本の代表的な果物で、バナナのように、素手で容易に果皮をむいて
食べることができるため、冬になれば炬燵の上にミカンという光景が一般家庭に
多く見られる。「冬ミカン」または単に「ミカン」と言う場合も、
普通はウンシュウミカンを指す。
甘い柑橘ということから漢字では「蜜柑」と表記される。
古くは「みっかん」と読まれたが、最初の音節が短くなった。
「ウンシュウ」は、柑橘の名産地であった中国浙江省の温州のことであるが、
イメージから名産地にあやかって付けられたもので関係はないとされる。
欧米では「Satsuma」「Mikan」などの名称が一般的である。
タンジェリン(Tangerine )・マンダリンオレンジ(Mandarin orange)
(学名は共にCitrus reticulata)と近縁であり、そこから派生した栽培種である。

植物学上の特徴
ウンシュウミカンの果樹
中国の温州にちなんでウンシュウミカンと命名されたが、温州原産ではなく日本の鹿児島県
(不知火海沿岸)原産と推定される。
農学博士の田中長三郎は文献調査および現地調査から鹿児島県長島
(現鹿児島県出水郡長島町)がウンシュウミカンの原生地との説を唱えた。
鹿児島県長島は小ミカンが伝来した八代にも近く、
戦国期以前は八代と同じく肥後国であったこと、
1936年に当地で推定樹齢300年の古木(太平洋戦争中に枯死)が発見されたことから、
この説で疑いないとされるようになった。
発見された木は接ぎ木されており、最初の原木は400 - 500年前に発生したと推察される。
中国から伝わった柑橘の中から突然変異して生まれたとされ、親は明らかではないが、
近年のゲノム解析の結果クネンボと構造が似ているとの研究がある。
ウンシュウミカンは主に関東以南の暖地で栽培される。
温暖な気候を好むが、柑橘類の中では比較的寒さに強い。
5月の上・中旬頃に3cm程の白い5花弁の花を咲かせ、日本で一般的に使われているカラタチ台
では2-4mの高さに成長する。
果実の成熟期は9月から12月と品種によって様々で、5 - 7.5cm程の扁球形の実は熟すに
したがって緑色から橙黄色に変色する。一般的に花粉は少ないが単為結果性のため受粉が
なくても結実する。自家和合性であるが、受粉しても雌性不稔性が強いため種子を
生じにくく、通常は種なし(無核)となる。
ただし、晩生品種は雌性不稔性が弱いことから、近くに甘夏等の花粉源があると
種子を生じることがある。生じた場合の種子は多胚性で、
播種しても交雑胚が成長することはまれであり、
ほとんどの場合は珠心細胞由来の珠心胚が成長する。
そのため、種子繁殖により母親と同一形質のクローン(珠心胚実生)が得られる。
ただし、種子繁殖は日本ではまれにしか行われない。
繁殖効率、未結実期間の短縮、樹勢制御、果実品質向上等のため、
日本では通常は接ぎ木によって繁殖を行う。
台木としては多くはカラタチが用いられるが、ユズなど他の柑橘を用いることもある。

食用としての利用
栄養価

100 g (3.5 oz)あたりの栄養価
エネルギー 223 kJ (53 kcal) 炭水化物 13.34 g  糖分 10.58 g
食物繊維 1.8 g 脂肪 0.31 g 

タンパク質 0.81 g
水分 85.17 g
ビタミンA相当量 34 μg (4%)
βカロテン 155 μg (1%)
ルテインおよびゼアキサンチン 138 μg
ビタミンB1 0.058 mg (4%)
ビタミンB2 0.036 mg (2%)
ビタミンB3 0.376 mg (3%)
パントテン酸(ビタミンB5) 0.216 mg (4%)
ビタミンB6 0.078 mg (6%)
葉酸(ビタミンB9) 16 μg (4%)
コリン 10.2 mg (2%)
ビタミンB12 0 μg (0%)
ビタミンC 26.7 mg (32%)
ビタミンD 0 IU (0%)
ビタミンE 0.2 mg (1%)
ビタミンK 0 μg (0%)
カルシウム 37 mg (4%)
鉄分 0.15 mg (1%)
マグネシウム 12 mg (3%)
マンガン 0.039 mg (2%)
セレン 0.1 μg (0%)
リン 20 mg (3%)
カリウム 166 mg (4%)
塩分 2 mg (0%)
亜鉛 0.07 mg (1%)

食用 [編集]
ミカンのおいしさは、含まれている糖と酸の量・バランスやホロの薄さなどによって決まる。
糖度が高いことは重要だが、酸の量も同様に味の決め手になる。
生食されることが多く、内皮(?嚢膜)を丸ごと食べる人と
食べない人で個性も分かれている。
また、むき方も「へそ」からむく方法と、へたからむく方法と、
刃物で切る方法とさまざまある。
他に北陸地方、東北地方、九州地方など地域によっては焼きミカンといって
焼いて食べる所もある。
また凍らせて冷凍みかんにしたり、お風呂に入れて食べたり、
下記のように用途に応じて様々な加工品も作られている。
ミカンの全生産量の約2割はジュースや缶詰に加工されている。

缶詰
そのまま食べるか、ケーキなどのトッピングに使用する。
ジュース(特に安価な濃縮還元ジュースは中国産が多い)
飲用のほか、クリームなどの材料になる。

砂糖菓子
主に皮の部分を使用する。
よく洗った外皮を細かく切り、炒めて水気を飛ばしたものに砂糖をまぶした菓子。

ダイエット食として
食物繊維として含まれるペクチンには整腸作用の他、
消化酵素のひとつである膵リパーゼの働きを阻害する作用があるとされる。
これを食前に摂取することにより食物中に含まれる脂肪の吸収を抑制することができる。
またシネフリンにはβ3アドレナリン受容体に働きかけて脂肪分解と熱生産を促進する効果が
あり、体脂肪を減らす効果が高い。
特に熟していない青い果実に多く含まれている。
しかし、これらは即座にウンシュウミカンが優れたダイエット効果を持つことを
意味するものではない。
ミカンからシネフリンを抽出しダイエット効果を謳ったサプリメントも市販されているが、
シネフリンと刺激性物質(カフェインやカテキン等)を同時摂取した際の危険性も指摘されている。
また、ミカンダイエットを大々的に報じた「発掘!あるある大事典II」2006年10月22日放送分においてミカンの血糖値抑制効果を示すグラフが提示されたが、
後にこのグラフは改竄されたものであった事が報告された。

その他の利用法
医学
漢方では未成熟なものの果皮を干したものを青皮、熟したものの果皮を干したもの陳皮として利用する。
陳皮は七味唐辛子の材料としても用いられる。
なお、中国における伝統医学「中医学」において、みかんは体を冷やす食べ物として
分類されるため、風邪を引いた際には食べてはならない食品として認識されている。
また、精油をアロマテラピーに用いる。
posted by 豊後国主 at 17:44 | 薬効果物
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初参加 2010年 7月30日
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