2015年09月18日
HOUSE co Ltd vol.2 踏ませて頂きます イベントレポート後編 働くダンサー x ALL STYLES BATTLE x HOUSE MUSIC
[DJ]TAKKY(CAZA / TOKYO FOOTWORKZ)
[JUDGE]Twins Daddy a.k.a KATSUMI (PYRO) / ERi FeNeSiS (KEEP IT REAL)
今回は後編、本戦・働くダンサーバトル編、サブコンテンツ編(7 to smoke、親子タッグバトル、突発した指名バトル)です。
SHOWCASE編
社会人編(総評的な話)
本戦・働くダンサーバトル編
サブコンテンツ編(7 to smoke、親子タッグバトル、突発した指名バトル)
上2つは前編で!
本戦・働くダンサーバトル編
営業、IT、etc同じ業種や職種で分けられた予選サークルで始まるこのバトル。実社会における、同業他社・競合との戦いとは少し違いますが。これは今後も出来るだけ維持したい形式です。何せ同職業系が一所に集まるからインパクトが強い。
なお営業が1番目のサークルなのは、朝1でも夜中でも呼ばれたら客先に行かないといけない宿命の職種なので、遅刻が許されない1番目にしています。まぁサービスエンジニアとかも呼ばれたら行くわけですが、わかりやすい象徴として営業。
実際に一番多い業種はITで2サークルした。厳密にはITでも職種が営業なら営業サークルになったりしてます。前回猛威を振るった公務員系サークルの代わりとばかりに、思ったより多かったのが医療系。決勝まで上り詰めたマッドサイエンティスト(MEGA☆音)の存在感はこの予選登場時点で既に大きかった。前回きっちり仕事着で決めてきたダイゴは、革靴が踊りにくかったという事で、普通のハウサーの格好できていたため、逆に目立つ。
実はこの仕事着ポイント、以外と重要な役割を果たす。例えばもの凄くシンプルに言えば、仕事着ではなく一番踊りやすい服装を着て、圧倒的なダンスで相手に勝てば良い、という事になります。しかし通常のバトルでも、名のある者、過去vol優勝経験者ですら、予選落ちする事はしばしばある。これが引き分けを出しやすい2人JUDGE制というこのイベントで、絶大な自信を持って仕事着要素ゼロで来て、圧倒的なダンスで優勝するのは難しいかもしれない。
そしてダンスは真剣勝負と遊びが混在するもの。日常の中の非日常が普段のダンスであるなら、そこに更に一周半ほどして日常の要素を入れるイベントならば、遊び要素として逆に仕事着を来てダンスバトルをするいうのは、むしろ必然的な選択肢として現れるのです!
さて仕事着が私服の人は有利なのか?単純に踊りやすい普段のダンス用私服という選択肢も可能ですが、オフィスカジュアルのようなコーディネイトをしつつも踊りやすさを求める、いわばファッションセンスを見せる場にもなる。エントリーするダンサーの、遊び心から覚悟までを試みる形式とも言えます。
そのあたりの有利不利まで考えて、例えば靴は自由というルールだけど敢えて革靴で来る人がいたらちゃんと点数を上げていたり、名札を下げてるかどうかとか、最終的にはフィーリングなんですが、真面目に仕事着ポイントをつけています。調整なのか理不尽なのか、仕事着ポイントで無念の敗北を喫する人も毎度出る事になります。これも楽しみの一つですね。何せ、社会・社会人は理不尽ですから、逆にこれはもうその理不尽さも楽しむくらい思い切りも必要かもしれません。
vol.1に比べると業種や職種の比率なども若干代わり、面白い組み合わせが垣間見えました。そして予選を突破したダンサーたちも、一癖有るビジネスマンめいた雰囲気を漂わせ、細かい部分は動画を見て欲しいのですが、ある意味社会人らしい、そして時には大人げない(良い意味で)様々なドラマが繰り広げられました。
・群を抜いていた1位突破のSUVは、BEST16一発目から大人げない幕開けで盛り上げ、同じBBOYを下した後に急な仕事で抜けざるをえなくなり後輩に引き継ぐ。
・前の週に社会人イベントPUZZLEでJUDGEをしていたので口説いたら本当に来てくれた、体力なさ過ぎて2ムーブ出来ないマンは、本当に2ムーブ目がデスマーチ案件のごとく体力を奪われBEST8で敗退。
・BEST4に残った今回唯一の純粋ハウサーでありパパでもあるダイゴは体力が厳しいところに延長となって破れる。
・7tsにも出ているマッドサイエンティストにしか見えないMEGA☆音と、パッションありすぎる介護士しげたそうしの決戦。
まだまだ沢山の名場面があるのでそこは動画で見て下さい。
とにかく見ていた人には熱さが伝わる、しげたそうしのパッション!これが決め手だったのだろうか。彼の限界は一体どこにあるのだろうか?その答えは次回(特に何も書いてませんが、優勝者は次回無料エントリーです。)に垣間見える!?
サブコンテンツ編(7 to smoke、親子タッグバトル、突発した指名バトル)
7 to smoke。BBOY周辺で発祥・発達したと思われる、ダンサーのデスマッチバトルです。誰かが7勝するか、30分で最多勝利で優勝が決まるこの戦い。まだBBOYの間以外ではなじみは少ないですが、HOUSE MUSICとALL STYLESでこれを行います。個人的に招待してるメンバーなので、ハウサー中心ではありますが、本戦と同じくスタイル不問です。
これはかなり過酷なバトルで、連続で何回もバトルをする、それも選抜同士です。非常にテンポ良く進む形式で、いきなりギアを最大に入れて挑まなければなりません。この点でもハウサーの特徴としては、どんどん乗ってくるタイプが多いので序盤は過酷です。とはいえ今回選抜したバトラーは前回よりハウサー度が上がってますので、逆にかなり平等かもしれません。
この選抜の基準は、個人的に期待度の高いダンサー。勿論単に好みというだけでなく、良い勝負を見せてくれるダンサー。なるべく少し意外性のある人やキッズを入れるようにしていますが、出られる人にも都合などもあるので、今後ももっと冒険していく人選もしたいと思います。
平均レベルの高さから、お互いの刺激になりつつ、良い経験として何かに生かして貰えれば、それこそこの7tsの真っ最中に何かが生み出される事も(普段なら見られない!?音も確かにそういう何か出させるような感じだったとはいえ、予想を遙かに超える「1人バックドロップ」のような強烈な自爆技が出たり)。日常的では無いバトルの妙を楽めました。
優勝のKEINは一気に5連勝で流れを持ってきた強さがありつつも、巧みなBOXERとYUUの強力なストッパー度は目を見張るものもあり、もちんどんふぁんの粘りも垣間見えた。またJUDGEのKATSUMIも褒めたUiの色気、キッズ枠ながら今後更なる活躍が期待される。
そして当初全く予定に無かった、予想もしなかった指名バトルが発生。本戦で優勝した、しげたそうしが、7 to smokeのYUUに魅せられ、バトルを挑む展開となった。勿論OK!
普通なら許されないこの挑戦、だが誰もが彼のムーブから発せられるパッションを感じていた。軽い気持ちでバトルをしたいと言ってるわけでは無い…言葉無しでも、恐らく全員が理解していた。
そして覚悟を測るかのように、負けた場合は賞金の権利を譲るか?という質問が浴びせられるも、呑み込む。覚悟完了だ。
結果としては負けたものの、優勝してもなおチャレンジを試みるしげたそうしの男気、そして今日はもう役目を果たしたと思って安堵してたところに急に呼ばれて受けるYUUの男気、両方の良さを感じた人も多かったと思います。(なお、賞金の権利は返却されました)
関東圏では初?地方ではあったとか話も聞きますが、親子バトルも盛況。MCはここだけ実際に父親であるガイアのCHOPPA→が担当。エントリーこそは少なかったものの、大きな盛り上がりを見せた。子供に黙ってエントリーして説得し、ついにはしっかりとルーティンを作ってきた加藤親子ことKATOBABIが、高いスキルを持つ香月親子ことエリカ+エリカパパと延長の末、優勝しました。
JUDGEも指摘したように、親子の絆、気恥ずかしいだろうけど親子でしっかりと練習をして来た、そういった感じが非常に出ていました。この感じが決め手だったのではと思います。優勝して、最後のインタビューまで、親と出るのは恥ずかしいよ的な思春期な感じが良かったです。
別にオーガナイザーとしては、やっぱりスキルだけでなくこういった所を見て欲しかったのですが、どこを評価して欲しいとは言わず、お任せしてました。実際しっかりとそこまで見てくれた、実際に親であるTwins Daddyの親JUDGE度もさすが!
これは今後も続けていきたい企画です。出た人からは「今度はMCセイジローさんでもやって欲しい」という声もあり。今回は当初の予定数が集まらず、賞品が用意できなかったのでBAMBOO SHOOT提供となりましたが、今後もっと活発になっていくなら少しずつ豪華にしていきたいと思います。
という事で、前後編に分けてレポートを書きましたが、かなり短くまとめましたが、書きたいことは尽きないし文字に起こしきれない。やはり真髄は現場にありますので、今回来れなかった人も次回は是非きてみて下さい。
とりあえずは動画でお楽しみ下さい。
メインキャスト、スタッフ、ショー、そして参加してくれた全ての人、また情報拡散を手伝って下さった多くの人に感謝しております。
また半年に一度、3月と9月の決算月開催ペースで行こうと思いますので、半年に一度のわがまま企画としておつきあいよろしくお願いいたします。
Le'a hula◎
北埼玉ヌルヌル〜ズ
PHOENIX
BAMBOO SHOOT
A circle 営業
B circle IT技術 1
C circle IT技術 2
D circle 医療
E circle 販売サービス業他
F circle 事務企画管理
G circle 製造工業建設系技術
H circle 公務員スポーツ飲食
Lucky Strike
ERi FeNeSiS (KEEP IT REAL)
Twins Daddy a.k.a KATSUMI (PYRO)
SUV vs まいまい BEST16
ひろこ vs bboy BANRI∞ BEST16
yasuaKING vs MEGA☆音 BEST16
Tomoki vs ピロシ BEST16
しげたそうし vs ショウヘイ BEST16
体力なさすぎて2ムーブできないマン vs 川原子 BEST16
ダイゴ vs ERKPP BEST16
AKIRA vs ISSEY BEST16
SUV vs bboy BANRI∞ BEST8
Tomoki vs MEGA☆音 BEST8
しげたそうし vs 体力なさすぎて2ムーブできないマン BEST8
ダイゴ vs AKIRA BEST8
KATOBABI vs I.T.O(いとう) 親子タッグバトル BEST4
エリカ+エリカパパ vs タカバビ 親子タッグバトル BEST4
KATOBABI vs エリカ+エリカパパ 親子タッグバトル FINAL
TAKKY + U-KI + yuto
bboy BANRI∞ vs MEGA☆音 BEST4
しげたそうし vs ダイゴ BEST4
7 to smoke Ui KEIN MEGA☆音 Akutama もちんどんふぁん Omichi BOXER YUU
MEGA☆音 vs しげたそうし FINAL
WINNER JUDGE interview 本戦
しげたそうし vs YUU EX BATTLE
カルチャートーク ワークダンスバランス