新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2016年07月25日
犬に山芋をあげても大丈夫？『犬に山芋をあげる時の注意点』
犬は山芋を食べても大丈夫？
出典：https://www.flickr.com
ごはんにかけて醤油とわさびで食べたりすると美味しい山芋、ねばねばで美味しいのですが食べた後に口の周りが痒くなってしまったりするので、わんこさんにあげても大丈夫なのかな？と心配になりますよね。わんこさんに与えるに時に注意点がありますが、わんこさんにも健康的な食材なので与えても大丈夫です。
犬に山芋を与える時の注意点
出典：https://www.flickr.com
山芋は、私たち人間が食べても口の周りが痒くなったり、触れた部分が湿疹が出てしまったりとアレルギー症状が出てしまう人もいます。この痒みの原因は、山芋の粘りの中に含まれているシュウ酸カルシウム結晶が針状の形状をしている為、皮膚に刺さりチクチクと刺激してしまうのが原因です。ですので、アトピー性皮膚炎のわんこさん達には与えない方がいいです。湿疹や皮膚炎等の肌トラブルが広がってしまう可能性があります。また、山芋にはカリウムとシュウ酸カルシウム結晶が含まれているため、腎疾患のある犬や尿路や腎臓結石症のわんこさんは、その成分が上手く消化できない可能性があるので、与えるのに気を付けて下さい。
体に良い山芋ですが、いくら健康的な食材といえども与え過ぎは健康によくありません。初めて山芋を食べるわんこさんは、お腹を壊してしまう可能性もありますので、スプーン1杯程度を与えてみて様子を見て下さい。もし、山芋をあげて痒がったり、嘔吐してしまったりしてしまうようでしたら、与えるのを中止して動物病院に連れていきましょう。山芋に含まれているシュウ酸カルシウム結晶は、酸に溶けやすいのですりおろす前にレモン水につけておくと多少ですが、痒みが減少するみたいです。
山芋をわんこさん達に与えるのは、人間用に作ったおかずに使用する場合のお裾分け程度に少しだけあげるといいでしょう。
ねばねばの健康食品山芋に含まれている栄養素
出典：https://www.flickr.com
滋養強壮に良いとされる山芋には、ビタミンB1,ビタミンC、カルシウム、カリウムなどが豊富に含まれ、ムチンというネバネバ成分が体内に入ることで、タンパク質の吸収を向上させてくれる働きがあります。更に、山芋に含まれるアミラーゼという成分が消化を促進、ムチンが粘膜を保護してくれるため、お腹にも優しい健康食材です。また、ビタミンB群、ビタミンCなどのビタミン類、カリウムなどのミネラル、食物繊維などがバランスよく含まれており、消化促進、滋養強壮、老化防止、美肌、疲労回復、便秘改善などの効果が期待されている食材でもあります。
日本人に古くから親しまれている、山芋ですが。わんこさん達に与え過ぎると肥満の原因にもなってしまいますので注意しながら与えて下さい。うちでは与える時に長いもを角切りにして茹でてあげたりしています。火を通すことで痒みが減少されるので試してみて下さい。
にほんブログ村
ボストン・テリアランキングへ
