2020年02月15日
日本語
私がなぜこのブログを書いているかというと、ストレスのはけ口なんです。
けど、もっと根本には“日本語”が好きだからなんだと思います。
英語で「自分」を指す一人称は「I(アイ)」だけだと聞いたことがあります。
しかし日本語はどうでしょう。
私(わたくし・わたし)、あたし、俺、僕、自分、小生、我・吾( ゴ・われ・わが・あ)、、ほかにも
さらに天皇陛下は朕(ちん)。そしてそれぞれがきちんと使い分けられています。
英語は26のアルファベットの組み合わせで言葉ができています。
しかし日本には漢字があります。この漢字は一文字で意味を持っています。
これはアメリカ人からも興味を持たれ、また素晴らしいと評されていると聞きます。
学校へ通っていたとき、私は理数系でした。
国語・社会はあまり好きじゃない。
それが大人になってから日本語に興味を持ち始め、また歴史も好きになりました。一部ですけど。
前にも書いたんですが、1986年の映画「幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬」。
大好きな映画です。近々取り上げると書いてまだ書いてません。
これはホント、近々書くつもりでいます。
この映画を見たことで私は坂本龍馬が好きになり、幕末に興味を持ちました。
すると幕末には勝海舟が出てきます。今度は勝海舟を調べます。
勝海舟を調べると今度は西郷隆盛が出てきます。
こうしてだんだん広がってきます。
また昭和62年だから1987年、NHK大河ドラマで放送された「独眼竜政宗」。
これで戦国時代にも興味を持ちました。戦国時代にもいろいろな人物が登場します。
理数系も文系も好きでない人は、食わず嫌いなんですね、きっと。
話は戻って日本語です。
日本語に表情を持たせるのは気を遣います。
過去の出来事なのに「でした」より「です」が良い場合があるし、逆に将来のことを「でした」にすると雰囲気が出る場合があると思います。
昔書いたコピーに、
「紅に染めた夏」がありました。
これから行われるイベントを宣伝するコピーです。
もちろん、これから行われるイベントですから「染めた」わけがありません。
「染めた」は過去形ですから。
しかし「紅に染める夏」と「紅に染めた夏」では受ける印象が違うと思うんです。
「染める」と書くと、躍動感があるかも知れません。
ちなみに「紅」は「夕陽」です。
でも「染めた」にすれば誰もが持っている懐かしい感覚があると思います。
そしてほんの少し、焦燥感が。
私、ブログを書いていて結構、細かいところを書き直します。
「でした」と「だったんです」では受ける印象が違うから。
こんな奥深い日本語がいつからか大好きになりました。
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