2020年01月29日
エンパイア・ステート・ビルディング
エンパイア・ステート・ビルをご存知でしょうか。
アメリカのニューヨーク、マンハッタンにある超高層ビルです。
私がエンパイア・ステート・ビルを知ったのは意外に古く、昭和46年だったと思います。
テレビアニメの天才バカボンでした。
その後、元祖天才バカボンなんて放送されますが、元祖天才バカボンは昭和50年です。
昭和46年、初代の天才バカボンは最終回でハジメちゃんがその天才ぶりを買われニューヨークに招待されます。その中でエンパイア・ステート・ビルがニューヨークの象徴として紹介されていたと思います。
エンパイア・ステート・ビルは竣工時の高さが381m(102階)。その後も上部に電波塔が追加され、443.2mになりました。のちにワールド・トレード・センターのノース・タワー527m(110階)が竣工するまで42年間、世界一の高さを誇っていました。
しかし2001年9月11日、同時多発テロによりワールド・トレード・センターが崩壊。
再び世界一の高さになりました。
その後、2013年にワールド・トレード・センター跡地(グランド・ゼロ)に建てられた、1 ワールドトレードセンターが541.3m(104階)で、エンパイア・ステート・ビルは再びトップの座を譲ります。
この1 ワールド・トレード・センター・ビルは当初、世界一の高さになる予定でしたが、アラブ首長国連邦、ドバイのブルジュ・ハリファ・ビル、828m(168階)、2010年竣工に先を越されたため、ニューヨーク一(いち)にとどまっています。
しかしこの、エンパイア・ステート・ビルは歴史が古いんです。
竣工は1931年。第二次世界大戦が始まる10年も前のことなんですね。
それが2010年のつい最近まで、約80年も世界一だったというのはすごいことだと思います。
日本で高層ビルというと、私は霞が関ビルを思い出します。
霞が関ビルディングは1967年上棟、1968年開業です。
147m(36階)というのはエンパイア・ステート・ビルから36年も経っているのに、まだ日本の技術は及ばなかった。言い換えると、アメリカの底力と意地を感じます。
今でこそ、“あべのハルカス”、大阪、300m(60階)、2014年竣工がありますが、それでもエンパイア・ステート・ビルにもかないません。
超高層ビルというと、私の中では霞が関ビルに始まり、私が10歳くらいのとき新宿住友ビル、新宿三井ビル、京王プラザホテル。そんなイメージが強く残っています。
それは当時まだ古い時代。テレビドラマで“太陽にほえろ”に勢いがあったとき、シングルレコードで売られていたサウンドトラック。そのジャケットに新宿の高層ビル群が写っていたからです。
別して最近、なぜかエンパイア・ステート・ビルが頭から離れませんでした。
偶然か、たまたまエンパイア・ステート・ビルの建造風景がYouTubeで見つかったので掲載します。
時間のあるとき、ご覧ください。私には高くて怖くて、無理です。
(YouTube:Aaron C)
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