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2019年09月09日

検挙


 速い車の200m後方を走ればつかまらない。

 という噂がありました。
今では運転も慎重になったので、いくら深夜の田舎道でも80km/hを超えることはありません。
70km/hでも100km/hでもあまり到着時間が変わらないことを知っているからです。
しかし
12年前はまだ、深夜の田舎道ではそれなりのスピードを出すことがありました。

昨日書いた、2006年に速度超過で検挙されて以来、70km/h台で走るように心がけていました。
それでもスピード感覚はあまり変わっておらず、急いでいれば、できれば速く走りたい頃です。

遠出で帰宅を急いでいたときです。
私を追い越した車がありました。

私は“ラッキー!”とその車の後ろ、約200mに付きました。
200mという距離なら、目測でだいたい維持できます。
田舎道、夜です。テールライトがしっかり見えるのでずっとついて行きました。

30分くらい走ったでしょうか。
前の車、その左に突然、赤色灯が光りました。
そしてパトカーに検挙されている前車の横を走り過ぎました。

その車がいなかったら私は安全速度で走ったでしょう。
でもおかげさまで30分間、速いペースで牽引してもらうことができました。


 さて、朝通勤でバスを使うとき、札幌駅で降ります。
バスの経路は国道12号線を通り、途中から札幌駅方向へ右折します。

国道12号線は市街地に入ると12号線であると同時に、北1条通です。
北1条通は、札幌駅方向へ右折禁止の交差点が続きます。
その間、ずっと右折禁止の標識が並ぶのです。

ただ、バスが右折する交差点に限り、補助標識があり「路線バスを除く」となっています。
右折する西3丁目通は一方通行で、走りやすいため私もよく使います。
もちろん私は北1条から右折することはありません。

が、バスの中から見ていると、どさくさ紛れというか一般車が右折していくことがあります。
他車の違反なんてどうでも良いことです。

私の前にもう1台バスがあるとき、バス2台なら時差式信号機が赤になる前、ちょうど間に合います。
しかし、
前のバスとの間に一般車両が紛れ込む。
そうなると、まず間違いなく私の乗るバスは一度、信号待ちさせられるのです。

1回の信号待ちでも1〜2分、待たされるでしょう。
朝の1〜2分はもったいない。それも、明らかに違反車両のせいで。

警察だって捨てたものではありません。
ときどき歩道に警察官が待機して、右折した違反車両へ走り寄り検挙しています。

多いときでは検挙車両が4〜5台並びます。
それだけ右折する違反者は多いのでしょう。

標識を見ていないのか?
よくある話だと
「地元の人間じゃないから知らなかった。」

ですが、
「知らん」
「見えなかった」
では済まされない標識です。

きっと半分以上は知らんぷりの確信犯でしょう。
だって大半、地元の札幌ナンバーですから。

行われるべくしての検挙。
これは快感。











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posted by CSおじさん at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 随想
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