“ポルターガイスト”
ポルタ―ガイスト現象のことです。
誰もいないのに物が動いたり飛んだり、またラップ音が聞こえたりと科学では説明できない現象です。
日本でも報告されているようですが、ポルターガイスト現象と聞けば“欧米”のイメージがあります。
西洋では“ゴースト”の目撃談もありますが、“悪魔”に憑依されるといった例を多く見ます。
東洋では祟り(たたり)と呼ぶこともあるようですが、“悪魔”は耳にしません。
霊現象を信じる信じないは個人の勝手ですが、科学では説明できない現象があるのは事実のようです。
そういった霊現象を抜きにして、西洋でも東洋でも共通していることがあります。
デール・カーネギーさんの著書に“道は開ける”があります。
何かにつまづいたとき、このように考え、行動すべきだというのを説いた本です。
若い頃に読んだ本なので、取るべき方法しか憶えていません。
しかし現実的でとても実践的な方法です。
2001年にNHK大河ドラマで“北条時宗”が放映されました。
北条時宗を和泉元彌さんが演じました。
北条時宗といえば、蒙古襲来 = 元寇で知られています。
僧、無学祖元(むがく そげん)は元寇を恐れる時宗に
「莫煩悩(ばくぼんのう)」− 煩悩なす莫(なか)れ ー
と書を贈り、元寇があるとした上でできる限りを尽くしておけと説きます。
このとき諭した考え方が、デール・カーネギーさんの“道は開ける”を思い出させました。
西洋のキリスト教と東洋の仏教の違いはありますが、そのとき、東洋でいう「煩悩」は西洋でも共に同じ倫理観があるのだと鳥肌が立つ思いでした。
同じ倫理観であるのに、ポルターガイスト現象はじめ、西洋の悪魔文化と日本の霊現象とではずいぶん違うものだと感じます。
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