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2018年09月11日

安否情報

 最近、先日の台風や地震のような災害があると、安否情報を登録して第3者に通知できるようなシステムが増えてきていますね。
ただ、増えすぎですよ。

携帯のキャリアやYahoo!、Facebook、他にもあるんでしょう。
そんなに増えるとかえって不便さが生まれると思います。

登録する方もどこに登録するべきが悩むだろうし、片っ端から登録していくのも大変です。
確認する側だって、携帯を持っている人、いない人、ネットを使う人使わない人。
安否確認したい人がどのサービスに登録しているのか、わかるのか。

安否情報は慈善事業としての善意は理解できますが、競い合ってはしょうがない。
もちろん、競っているわけではないのでしょうけど。

こういうときこそ、政治が指針を見せるといいと思います。
たとえば緊急地震速報の延長として。

今回、北海道の地震では確かに珍しく大きな揺れを感じました。
しかし、私が住んでいる地区は同じ札幌市でも地震の揺れは少ない方で、
まさか、あとから不便さを強いられるようになるとは想像がつきませんでした。

今では完全に被災地で、私らは被災者であると感じています。

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先日書いた記事の中で、地震後の停電で信号機が消えたとき、
“われ先に”となるかと思ったら、譲り合いだったことに安心しました。
でも、
物資不足は継続中。まだコンビニもスーパーも、商品棚がスカスカです。

これは物流がマヒして品薄・・というのもわかりますが、買い溜めという“われ先に”があったからでしょう。
東日本大震災のとき、被災者の方々はとても不便な環境にさらされていることを言葉では聞いていました。
が、
当事者になってみて初めて実感するものも大きくあると思います。

当たり前のようですが、地震直後のように停電しているとテレビを見ることができません。
そうすると我々被災者がいま、どのような状況にさらされているのか、当事者がわからないのです。

ラジオを聞くと、停電しているとか交通機関が止まっているというのはわかります。
でも、被災地の状況を、遥か離れた人たちは映像で見ているのに、当事者は知れないのです。

今現在、我が家でお湯が使えません。
ヤカン、鍋でお湯を沸かし、なんとか風呂代わりにしてしのいでいます。

銭湯へ行くというのが思いつきますが、人々でごった返しているであろうスーパー銭湯に、車で時間をかけて行く気にもなれません。

マンションの管理会社では必死に交換する電気給湯機を探してくれています。
しかし、いつになるのか、まったくわからないといいます。
2週間先かも知れないし、1か月先かも知れない。

愚痴になりますが、

管理会社にしてみれば、地震だから仕方がないという気持ちがどこかあるのではないか。
でも、住んでいる側としては、そんな家を借りたつもりはありません。
札幌中の家がすべて、お湯が使えないならわかります。

でもそうじゃない。
仮に管理会社の人から
「うちもそうなんですよ。」
と聞けば、仕方がないと思えたでしょう。

何より、これが初めてのトラブルなら、
「地震だから仕方がないよね。」
って、私も理解できたと思います。

さらに、今も余震には敏感になっています。

















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