2018年06月08日
クモ
クモ(虫)が嫌いな人は多いと思います。私も大嫌いです。
初めてクモが嫌いになったのを今も憶えています。
宇都宮市に住んでいたとき、一軒家で庭があり木々の植えてある家でした。
木々が植えてあるので自然に近いというのか、虫が多い家でした。私が8歳のときです。
夏になると(名前は忘れてしまいましたが)木の葉にびっしりと白い蛾がとまるんです。
それだけでも見ればゾッとする風景でした。
ある日、学校から帰り鍵っ子だった私は、一人庭で遊んでいました。
見ると釣り竿が置いてありました。釣り竿といっても簡易的なもので、竹を太い方から細いものを順に差し込んでいくタイプのものでした。
何ということもなく、竹の棒を振り回して遊んでいました。
その竹の棒を地面にパシパシと打ち付けていたときです。
竹の先から何かがポロポロと落ちてきます。
見るとクモだったのです。
足が短くて黒い胴体をした“ハエトリグモ”です。
予期せぬ出来事にこれもゾッとしました。
出てきたクモたちは10匹くらいだったか。
どれも動かず、衝撃で気絶しているように見えました。
でも強かなクモですから死んだふりをしていたのでしょう。
それが最初にクモを嫌いになった理由です。
その家はトイレが和式でした。当時はそれが当たり前でした。
ある日、大きな用足しでしゃがんでいたときです。
夏だったのでトイレの小窓が空いていました。
その小窓は足元の先にある、高さ10pくらいの引き違い戸でした。
私がしゃがんでいると、クモが「こんにちは!」と入ってきたのです。
お恥ずかしい話、私はそのクモがまた出ていくまで、動けずにいました。
自分と比べれば何千分の一くらい、小さなクモなのに、なんで嫌いなのでしょう。
しかし宇都宮市で初めて見たクモは、日本全国どこにでもいるハエトリグモです。
ヤツの怖いところはジャンプするところ。
もし、あの気持ちの悪いものがこっちに向かって瞬時にジャンプしてきたら恐ろしいと思います。
つい先日のこと。
休憩からブースに戻り、ヘッドセットを付けて発信していました。
すると前髪の左がこそこそとします。
手で確認し、何もないとまた発信を続けていました。
すると今度は少し上にずれたところでまた、こそこそと感じます。
また指で髪を触っていたら、何かがポトッと落ちました。
クモでした。大きさは1p弱くらい。
それをとなりのおばさんに話しました。
おばさんはクモがいることを知っていたようです。
さっき見たと言っていました。
でも、どうでしょう。
私なら知っていたとは言いません。
少なくとも私はイヤな思いをしたのです。
なら、できることなら退治してくれたらいいのにと思います。
とはいえ、私の席は隣です。
もし私が隣の席にクモを見つけたとしても、仕事中なら退治することはないかも知れません。
だから退治してくれなかったことを直接責めようとは思いません。
でも、退治しなかったのなら私は事が起こったあとから「知っていた」という無意味なことは言わなかったでしょう。
人は、“自分がこう言ったら相手はどう思うか?”
というのをあまり考えていないように思います。
初めてクモが嫌いになったのを今も憶えています。
宇都宮市に住んでいたとき、一軒家で庭があり木々の植えてある家でした。
木々が植えてあるので自然に近いというのか、虫が多い家でした。私が8歳のときです。
夏になると(名前は忘れてしまいましたが)木の葉にびっしりと白い蛾がとまるんです。
それだけでも見ればゾッとする風景でした。
ある日、学校から帰り鍵っ子だった私は、一人庭で遊んでいました。
見ると釣り竿が置いてありました。釣り竿といっても簡易的なもので、竹を太い方から細いものを順に差し込んでいくタイプのものでした。
何ということもなく、竹の棒を振り回して遊んでいました。
その竹の棒を地面にパシパシと打ち付けていたときです。
竹の先から何かがポロポロと落ちてきます。
見るとクモだったのです。
足が短くて黒い胴体をした“ハエトリグモ”です。
予期せぬ出来事にこれもゾッとしました。
出てきたクモたちは10匹くらいだったか。
どれも動かず、衝撃で気絶しているように見えました。
でも強かなクモですから死んだふりをしていたのでしょう。
それが最初にクモを嫌いになった理由です。
その家はトイレが和式でした。当時はそれが当たり前でした。
ある日、大きな用足しでしゃがんでいたときです。
夏だったのでトイレの小窓が空いていました。
その小窓は足元の先にある、高さ10pくらいの引き違い戸でした。
私がしゃがんでいると、クモが「こんにちは!」と入ってきたのです。
お恥ずかしい話、私はそのクモがまた出ていくまで、動けずにいました。
自分と比べれば何千分の一くらい、小さなクモなのに、なんで嫌いなのでしょう。
しかし宇都宮市で初めて見たクモは、日本全国どこにでもいるハエトリグモです。
ヤツの怖いところはジャンプするところ。
もし、あの気持ちの悪いものがこっちに向かって瞬時にジャンプしてきたら恐ろしいと思います。
つい先日のこと。
休憩からブースに戻り、ヘッドセットを付けて発信していました。
すると前髪の左がこそこそとします。
手で確認し、何もないとまた発信を続けていました。
すると今度は少し上にずれたところでまた、こそこそと感じます。
また指で髪を触っていたら、何かがポトッと落ちました。
クモでした。大きさは1p弱くらい。
それをとなりのおばさんに話しました。
おばさんはクモがいることを知っていたようです。
さっき見たと言っていました。
でも、どうでしょう。
私なら知っていたとは言いません。
少なくとも私はイヤな思いをしたのです。
なら、できることなら退治してくれたらいいのにと思います。
とはいえ、私の席は隣です。
もし私が隣の席にクモを見つけたとしても、仕事中なら退治することはないかも知れません。
だから退治してくれなかったことを直接責めようとは思いません。
でも、退治しなかったのなら私は事が起こったあとから「知っていた」という無意味なことは言わなかったでしょう。
人は、“自分がこう言ったら相手はどう思うか?”
というのをあまり考えていないように思います。
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