通勤時には行き帰り、バス停とバスの中ではスマホで音楽を聞いています。
シャッフルにして聞いているので、いつ何の歌がかかるかわかりません。
今日の帰り、バスを降りてからそのままイヤホンで聞いていると、“中島みゆき”さんの「店の名はライフ」がかかりました。
1977年発売のアルバム「あ・り・が・と・う」の二曲目に入っています。
このアルバムも姉の影響で聞きました。とにかく私は姉に音楽の影響を受けています。
アルバム「あ・り・が・と・う」は、とても完成度の高いアルバムで、どの曲もたいへん素晴らしいのですが、なぜだかこの「店の名はライフ」は耳に残る歌でした。
中島みゆきさんが札幌市出身と知ったのはいつだったか。
アルバム「あ・り・が・と・う」を初めて聞いたとき私は東京に住んでおり、そのときはまさか自分が将来札幌市に住むなんて夢にも思いませんでした。
11年前、札幌市に引っ越してきました。
北海道で購読量が一番多いのは北海道新聞です。
その2014年1月5日の日曜版、「ほっかいどう歌の風景」にて、「店の名はライフ」が取り上げられました。
初めて知ったのは、ライフという店が過去に実在し、中島みゆきさんが通っていたということ。
またその場所が北海道大学正門の前にあったということ。
札幌に引っ越してくるとき、家族そろってではなく、まず私ひとり単身赴任のように越してきました。
そのとき住んだのがワンルームマンションで、北海道大学正門の近くでした。
中島みゆきさんがライフに通ったのは1970年頃といいます。
歌の中ですでに「ライフ」は経営者が代わったとあり、経営者が代わってからの「ニューライフ」も、新聞では1991年(Wikipediaでは1992年)に取り壊されたと書いてあります。
私が近くに越したといっても、もう面影も何もありません。
でも、あの辺りにあったのだという、土地勘だけでも貴重に思えます。
初めて聞いたときには実在したとは考えることもなく、まして将来、自分が近所に住むなどとは思いもよらなかった「ライフ」。
よく「偶然」という言葉を使うことがありますね。
でも私は「偶然」ではなく「縁」だと思います。
そして「縁」は「偶然」よりももっと身近に、存在することなんじゃないかと思います。
2018年05月29日
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