最近、どうも周りのオペレターたちの訛りが気になります。
と言っている私も、東京の人からすれば、訛っているんでしょうけども・・・
不思議に思うんですけれども、訛りのない人に、訛っている人のことはわかります。
でも訛っている人から自分の訛りと、訛っていない人との違いはわかりません。
高校の友人が茨城県に就職しました。
数年たって電話をすることがありました。
その友人、
「俺、訛ってねぇべ?」
と言いました。しっかり栃木・茨城訛りでした。(笑)
きっと友人は本気で、自分は訛ってないと思ったのです。
私も、宇都宮から東京へ転校したときは自分の訛りに気付きませんでした。
それはおろか、宇都宮へは東京から転校していったので自分は訛っていないと思い込んでいました。
初めは周りの栃木訛りが気になりましたが、いつしか気にならなくなった。
それが自分も訛ったというサインだったのです。
小学校の低学年でしたから、影響されるのも早かったんだと思います。
あと、同じ北海道でも札幌市は訛りがきつい気がしますね。
札幌へ来る前に住んでいた北海道の田舎町の方が訛っていなかったと思います。
2018/4/23「北海道のことばC」でも紹介した通り、北海道の訛りはアクセントが一音、うしろにずれます。
「たか子さん」は「た」にアクセントが付くところ、一音うしろにずれると、
「たか子さん」と「か」にアクセントが付きます。
同様に、
「ちがうんですよ」は
「ちがうんですよ」に。
「そういうことなんですよ」は
「そういうことなんですよ」という感じです。
一見、わかりやすい「訛り」なんですが、北海道から出たことのない人、北海道にしか住んだことのないひとにはその違いがわかりません。自分の訛りには気づかないんですね。
と、書きながら思いました。
なぜ最近、訛りが気になりだしたかというと、今いるセンターの人たちに声の大きな人が多いんです。
「北海道のことばD」へ続きます。(掲載日未定)
2018年05月13日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7651236
この記事へのトラックバック