いま住んでいるここは2年前に越してきました。
前は戸建てでしたが、いくつかの理由から、次は集合住宅にしようねという計画で。
そもそもマンションとアパートの違いって何でしょう。
ネットで調べると、木造や軽量鉄骨造の建物を「アパート」。 それ以外(鉄筋や鉄骨)を「マンション」。
と書いてあります。なら、ここはマンションです。
集合住宅に住んで思うのは、まず冬に温かいことです。暖房費も助かります。
ただ、収容には困ります。引っ越すにあたり、かなりのものを捨ててきました。
確か、重量で600kgだったと思います。
それから、昔は田舎に住んでいたという話をしたことがあります。
田舎では「向こう三軒両隣」のような意識があり、引っ越しも友人や親せきが手伝ってくれました。
トラックは貸してもらえるし、人手も「お互い様」の感覚がありました。
2年前は初めて経験した世間一般の引っ越しです。
業者はどこにするか、3社くらい見積もりを取りました。
2社は受注用紙に家の広さ、家財の点数などを書き込んでいきます。
1社は目見当で〇〇万円とどんぶり勘定です。どんぶり勘定は信用できません。
また1社は、他社に比べて保険の実績があるといいます。
家電・家財が引っ越しで壊れることは意外に多いというのです。
しかも安い。
また、その会社の営業は昔、東京都江戸川区に住んでいたと言います。
私も住んだことがあり、しかも松島1丁目と3丁目の違い。
同郷というか、仲間意識というか、それも大きくて決めました。(笑)
そして引っ越しも無事に終わった、
と思ったのですが、冷蔵庫の調子がおかしい。
使っているのは勝手に製氷する冷蔵庫です。
私は寝酒をします。ウィスキーの水割りだから、氷は欠かせません。
もちろん保険請求をしましたが、修理に来るまでコンビニで氷を買いました。
コンビニの氷は1kg入りでだいたい200円だと思います。
それが二日でなくなりますから、単純計算で毎日100円ずつかかります。
そんなに大きな額ではありません。
しかし、冷蔵庫さえ壊れていなければまったく必要のないお金。
何より、一日おきに買ってくるのも面倒です。
10日ほど経って、やっと修理に来ました。
忘れもしない佐〇木という人間。
修理を始めて間もなく、
「これは衝撃が原因ではありませんね。」
と言います。
つまり、引っ越しが原因ではないので、自費での修理になると。
なんだか、氷が出来上がったのを温度で感知するセンサーが壊れたというのです。
そのため氷ができたのに、いつまでも落ちてこないと。
温度センサーなので素子になっており可動部分がない。したがって振動など引っ越しが原因ではないという。
だから引っ越しの保険は適用にならないと。
「待て!」
現在も使っている冷蔵庫。
引っ越し当時ですでに10年使っていました。
1年365日。
それが10年間なんでもなかったのに。
引っ越しが原因でないとすれば、
365日×10年 = 3,650日
3,650分の1の確立が、たまたま引っ越しと重なったのか?
修理屋はそうだと譲りません。
しかもそれを「しゃあしゃあ」と言うのです。
私は納得がいかず、言い争い。
パーセントでいうと、0.0003%
10年に1回といえば、航空機事故より少ない。
航空機事故は交通事故よりもはるかに少ないのにです。
納得いかない私は、修理屋とは一言も口をきかず修理代金、約10,600円を投げつけました。
帰りも無言のまま玄関まで送りました。修理屋は逃げるように帰っていきました。
ところが何日か後、引っ越し会社から保険金請求書が送られてきました。
請求書には修理代金の領収書添付欄があります。
私はそのまま請求しました。
領収書を貼って。
保険金は何も問題なく、振込まれてきました。
なら「めでたし、めでたし」とお考えでしょうか。
私は、そうは思えませんでした。
結局、保険金請求はその修理屋の範疇じゃなかったのです。
保険屋に文句を言うわけにもいかないし、引っ越し屋に言ってもしょうがないし。
ただ、修理屋にケチをつけられた気がして。
かといって修理屋にザマ見ろという話でもありません。
修理代金は一時、立替払いになると、ひとこと説明が欲しかった。
修理屋と保険金の勉強をしたと思えば授業料。
しかし、釈然としない授業料でした。
2018年01月26日
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