2018年01月14日
100円ライター
タバコを吸わない方にはあまり馴染みがないかも知れないですが。
ライターといえば、100円ライターを思いつく人が大半ではないでしょうか。
小さな子供がいたずらに火を点けるからといって、ボタン(?)を押すのに強い力が必要になったり、そのままでは押し込めないよう細工がされたりと今では作りの凝ったものに変わってきました。
100円ライターが登場したのはいつ頃でしょうか。
私が二十歳になるころには既にありましたから、もう30年以上は軽く経過しているものと思います。
しかし今では当たり前の100円ライターも、斬新的な物だったんです。
それまでライターといえば、どれだけ高価なものを使っているかで競い合っていたのです。
カルティエとかダンヒルとかジッポーとか、ときにガスやオイルを補充し、それから点火に使う発火石を入れたりとメンテナンスが必要なものばかり。
それが100円で、しかも使い捨て。
100円ライターをなくしてもさほどショックはないと思います。
でもそれ以前には大切なライターをなくしたときのショックは大変、せつないものでした。
100円ライターの登場は、それまでの常識を覆すようなものだったのです。
おまけにケースは透明だから、中のガス残量も一目瞭然です。
今では100円ライターといいながら、100円という価格もあってないようなもの。
タバコを10個買えば、ひとつおまけに付いてくる。
タバコを10個吸っても、ライターのガスはまだなくなりませんから、ライターは余る。
前までならライターかゴミ袋、どちらか選べたのに、最近はライターしかもらえなくなりました。
100円ショップでも3個入って108円という場合があると思います。
100円ライターが出始めた頃、小売店の原価(仕入れ値)は50~60円くらいだったと思います。
昔、タバコは日本専売公社が製造、販売。専売法で規制され、値引き販売はもちろん禁止。
また、10個まとめ買いしても、ライターを付けるといった行為も禁止されていました。
私の知っている限り、100円ライターの原価は最終的に29円くらいだったと思います。
これなら粗利益が10%しかないタバコにサービスで付けても、さほど痛くない価格です。
100円ライターといえば、いろいろな“遊び方”がありました。
今のように電子着火ではない当時、石で点火していた頃は、石をこするローラー部分を人差し指と親指でつまみ、上に投げ上げると、「カタカタカタ」と音を立てて飛んだり、
タバコのセロファン(?)部分を抜き取り、その中へライターの火を点けずガスだけ溜め、セロファンを逆さにしてテーブルに置きます。
角にライターの火を近づけると、中のガスが一気に燃え、セロファンが「ポン」と飛び上がったり。
他にもライターの火を口で吸うとか、
ガス量の調整を最大以上に大きくして20pくらいの炎にし、遊ぶこともありました。
これは、「探偵物語」の松田優作さんがやっていて有名ですね。
他にも販促品やキャラクター商品、スナック、旅館などの宣伝媒体に使われることもありました。
色や柄が豊富で大きさも手頃だから、なしえたのでしょう。
また、Bicのライターは誰でも知っていたでしょうし、小さなBicのライターは観光土産でカバーが作られ、誰しも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
ただ、Bicのライターはたくさん流通していたため、カバーが作られることは多かった半面、スペアが手に入りづらかったという欠点がありました。
100円ライターだけでこれだけ話題になります。
意外に大きな存在ですね。100円ライターって。
ライターといえば、100円ライターを思いつく人が大半ではないでしょうか。
小さな子供がいたずらに火を点けるからといって、ボタン(?)を押すのに強い力が必要になったり、そのままでは押し込めないよう細工がされたりと今では作りの凝ったものに変わってきました。
100円ライターが登場したのはいつ頃でしょうか。
私が二十歳になるころには既にありましたから、もう30年以上は軽く経過しているものと思います。
しかし今では当たり前の100円ライターも、斬新的な物だったんです。
それまでライターといえば、どれだけ高価なものを使っているかで競い合っていたのです。
カルティエとかダンヒルとかジッポーとか、ときにガスやオイルを補充し、それから点火に使う発火石を入れたりとメンテナンスが必要なものばかり。
それが100円で、しかも使い捨て。
100円ライターをなくしてもさほどショックはないと思います。
でもそれ以前には大切なライターをなくしたときのショックは大変、せつないものでした。
100円ライターの登場は、それまでの常識を覆すようなものだったのです。
おまけにケースは透明だから、中のガス残量も一目瞭然です。
今では100円ライターといいながら、100円という価格もあってないようなもの。
タバコを10個買えば、ひとつおまけに付いてくる。
タバコを10個吸っても、ライターのガスはまだなくなりませんから、ライターは余る。
前までならライターかゴミ袋、どちらか選べたのに、最近はライターしかもらえなくなりました。
100円ショップでも3個入って108円という場合があると思います。
100円ライターが出始めた頃、小売店の原価(仕入れ値)は50~60円くらいだったと思います。
昔、タバコは日本専売公社が製造、販売。専売法で規制され、値引き販売はもちろん禁止。
また、10個まとめ買いしても、ライターを付けるといった行為も禁止されていました。
私の知っている限り、100円ライターの原価は最終的に29円くらいだったと思います。
これなら粗利益が10%しかないタバコにサービスで付けても、さほど痛くない価格です。
100円ライターといえば、いろいろな“遊び方”がありました。
今のように電子着火ではない当時、石で点火していた頃は、石をこするローラー部分を人差し指と親指でつまみ、上に投げ上げると、「カタカタカタ」と音を立てて飛んだり、
タバコのセロファン(?)部分を抜き取り、その中へライターの火を点けずガスだけ溜め、セロファンを逆さにしてテーブルに置きます。
角にライターの火を近づけると、中のガスが一気に燃え、セロファンが「ポン」と飛び上がったり。
他にもライターの火を口で吸うとか、
ガス量の調整を最大以上に大きくして20pくらいの炎にし、遊ぶこともありました。
これは、「探偵物語」の松田優作さんがやっていて有名ですね。
他にも販促品やキャラクター商品、スナック、旅館などの宣伝媒体に使われることもありました。
色や柄が豊富で大きさも手頃だから、なしえたのでしょう。
また、Bicのライターは誰でも知っていたでしょうし、小さなBicのライターは観光土産でカバーが作られ、誰しも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
ただ、Bicのライターはたくさん流通していたため、カバーが作られることは多かった半面、スペアが手に入りづらかったという欠点がありました。
100円ライターだけでこれだけ話題になります。
意外に大きな存在ですね。100円ライターって。
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