2018年01月11日
嫌い → 好き
人間関係ってつくづく大変だと思います。
本をただせば、その人が「好き」か「嫌い」かの二者択一だと思います。
人を好きになるのも嫌いになるのも、それぞれ理由があると思います。
私は追いかけてきてくれた人を好きになる傾向があります。
どういうことかというと、
例えば電車で通勤していた場合、帰りに同じ列車に間に合うよう、
駅まで走って追いかけてきてくれた。とか、
飲み会を解散して次の店に移動したとき、追いかけてきてくれた。
そんな状況に弱いのです。
女の子だったら、なお嬉しいのですが、男の場合がほとんどです。(笑)
また
「何となく嫌い」とか「生理的に嫌い」だって、きちんとした理由です。
私は以前に、その好き、嫌いについて面白い経験をしたことがあります。
もうだいぶん昔のことです。
コールセンターは大抵、ビルにテナントとして入っています。
そしてそのビルには専属で清掃をする会社があります。
いま入っているビルは、あまり清掃の現場を見ることがありません。
早朝に行っているとか、また夜にやっているのかも知れません。
もしかしたら、ほとんどやっていないのかも知れません。
清掃会社にもよると思うのですが、中にはしょっちゅう清掃しているところがあります。
小休憩で喫煙室へ一服しに行くと、休憩室の床を掃除機掛けしている。
一服していると灰皿を清掃に来るとかいろいろ。
喫煙室は休憩室の中にあります。
もう昔のことなので、名前を出しても良いでしょう。
石田さんというおばちゃんです。
当時、勤務していたビルで一服していると、よく灰皿の清掃に来ていました。
そういうケースだと、好きでも嫌いでもないというのが普通だと思います。
しかし、
その石田のおばさんは、私が一服している目の前で灰皿を清掃します。
普通、
「ちょっとすいません。」
とか、一言あってするものだと、私は思います。
しかし無言で、あたかも一服しているのが掃除の邪魔だと言いたげに感じます。
そこで私は「何だ?」と思ったのが第一印象でした。
次に、それが二回目なると「失礼だな」に変わり「嫌い」になりました。
さらにそれが、たび重なると「またか、もう見たくもない」になってしまいました。
またさらに、小休憩で一服しに行くと、休憩室を掃除機掛けしています。
そのとき、掃除機を移動させるところで、掃除機の電源コードがちょうど私の足にさし掛かりました。
私にとっては電源コードが邪魔。
石田さんにとっては私が邪魔な状態です。
どっちが偉いという話ではありません。
どっちが譲るかという話。
石田さんは私が譲る以前に、明らかに迷惑そうな顔で私を見ました。
そもそも私は石田さんに悪い印象しか持っていませんでしたので、お互い嫌な思いの上塗りです。
はっきりいうと、
「キレた」
もうそこまで行っていました。
第一印象で
「何だ?」
↓
「失礼だな」
↓
「嫌い」
↓
「もう見たくもない」
↓
「キレた」
果たしてその先は、、
いくら嫌いになっても、同僚ではない。
ケンカにもならない。お互い利害関係がないから。
はけ口がなくなると、急転回して興味が沸いてきました。
そしてなんと、良いおばちゃんだと思うようになりました。
それからはよく話をするようになり、
最終的には突然の雨の日に置き忘れの傘をくれるというお世話にもなりました。
もう7年くらい前の話です。
今どうしているのでしょうか。石田さん。
何だ? → 失礼だな → 嫌い → もう見たくもない → キレた → 好き
こういう経緯をたどった人間関係。
好きと嫌いは、意外にも紙一重なんですね。
本をただせば、その人が「好き」か「嫌い」かの二者択一だと思います。
人を好きになるのも嫌いになるのも、それぞれ理由があると思います。
私は追いかけてきてくれた人を好きになる傾向があります。
どういうことかというと、
例えば電車で通勤していた場合、帰りに同じ列車に間に合うよう、
駅まで走って追いかけてきてくれた。とか、
飲み会を解散して次の店に移動したとき、追いかけてきてくれた。
そんな状況に弱いのです。
女の子だったら、なお嬉しいのですが、男の場合がほとんどです。(笑)
また
「何となく嫌い」とか「生理的に嫌い」だって、きちんとした理由です。
私は以前に、その好き、嫌いについて面白い経験をしたことがあります。
もうだいぶん昔のことです。
コールセンターは大抵、ビルにテナントとして入っています。
そしてそのビルには専属で清掃をする会社があります。
いま入っているビルは、あまり清掃の現場を見ることがありません。
早朝に行っているとか、また夜にやっているのかも知れません。
もしかしたら、ほとんどやっていないのかも知れません。
清掃会社にもよると思うのですが、中にはしょっちゅう清掃しているところがあります。
小休憩で喫煙室へ一服しに行くと、休憩室の床を掃除機掛けしている。
一服していると灰皿を清掃に来るとかいろいろ。
喫煙室は休憩室の中にあります。
もう昔のことなので、名前を出しても良いでしょう。
石田さんというおばちゃんです。
当時、勤務していたビルで一服していると、よく灰皿の清掃に来ていました。
そういうケースだと、好きでも嫌いでもないというのが普通だと思います。
しかし、
その石田のおばさんは、私が一服している目の前で灰皿を清掃します。
普通、
「ちょっとすいません。」
とか、一言あってするものだと、私は思います。
しかし無言で、あたかも一服しているのが掃除の邪魔だと言いたげに感じます。
そこで私は「何だ?」と思ったのが第一印象でした。
次に、それが二回目なると「失礼だな」に変わり「嫌い」になりました。
さらにそれが、たび重なると「またか、もう見たくもない」になってしまいました。
またさらに、小休憩で一服しに行くと、休憩室を掃除機掛けしています。
そのとき、掃除機を移動させるところで、掃除機の電源コードがちょうど私の足にさし掛かりました。
私にとっては電源コードが邪魔。
石田さんにとっては私が邪魔な状態です。
どっちが偉いという話ではありません。
どっちが譲るかという話。
石田さんは私が譲る以前に、明らかに迷惑そうな顔で私を見ました。
そもそも私は石田さんに悪い印象しか持っていませんでしたので、お互い嫌な思いの上塗りです。
はっきりいうと、
「キレた」
もうそこまで行っていました。
第一印象で
「何だ?」
↓
「失礼だな」
↓
「嫌い」
↓
「もう見たくもない」
↓
「キレた」
果たしてその先は、、
いくら嫌いになっても、同僚ではない。
ケンカにもならない。お互い利害関係がないから。
はけ口がなくなると、急転回して興味が沸いてきました。
そしてなんと、良いおばちゃんだと思うようになりました。
それからはよく話をするようになり、
最終的には突然の雨の日に置き忘れの傘をくれるというお世話にもなりました。
もう7年くらい前の話です。
今どうしているのでしょうか。石田さん。
何だ? → 失礼だな → 嫌い → もう見たくもない → キレた → 好き
こういう経緯をたどった人間関係。
好きと嫌いは、意外にも紙一重なんですね。
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