2017年12月23日
つけ買い
「これ、つけておいて!」
って買い物をしたことがありますか。
中学校へ入学するとき、引っ越しました。
人口がわずか1万ちょっとの田舎へ。
鉄道はあるものの、特急電車も走っていなければ大きな店舗もありません。
小中学校というと、第〇松島小学校とか、同じ名前の学校に第1、第2、第3といった番号がついていた土地から、今度は人口減のため中学校は統合、小学校は統合前で小さな分校のような規模でいくつかある。
そんな土地へ引っ越したのです。逆カルチャーショックでした。
そのカルチャーショックの中に買い物がありました。
大人に付いて買い物へ行くと、
「つけといて。」
と、お金を払わないんです。
中学生の私にとって、見たことも聞いたこともない光景です。
小さな町だから、店の人には名乗らなくたって顔も知れています。いわゆる信用貸しです。顔パスです。
月末には請求書が届き、月に一回精算します。
これは現在あまり特殊なことではなくなしました。
クレジットカードがあるからです。
そう考えると、田舎は進んでいたのかも知れません。(笑)
一般家庭では毎月毎月、精算します。
でも農家は収穫が年に一度しかないので、収入も一回きりです。
農作業には肥料が必要でしょうし通年、農機具を買ったり修理したりする必要もあります。
農家を相手にする商売は、月一回ではなく年一回精算という店もあります。
でも店にとって、仕入れは春と夏に一番取引が多いでしょうから、仕入れ先には先に支払う分、貯えが必要なのでしょう。
現在のクレジットカード会社を考えると、
手数料を取って「つけ」を行う業者が現れたということでしょう。
田舎へ引っ越した私は次第に顔も知られていき、自分もつけで買うことがありました。
普通は現金で買っていましたが不届き者で、ある日財布を忘れて床屋へ行った私は、
「つけておいて下さい。」
と帰ってきました。月末に請求書が届き私は親に叱られます。
床屋は現金で払いなさいと。
確かに、床屋で毎月請求書を配る姿は見たことありません。
中学から過ごした土地では、そういった「つけ社会」の常識を知らなかったのです。
まるで、バカボンのパパに小切手帳を持たせたようなものです。
(実際にそんな放送回がありました。)
クレジットカード会社では顧客獲得にしのぎを削ってますね。
公共料金の支払いを登録すればキャッシュバックとか、銀行口座を新たに開設すると何ポイントとか。
そのように付加価値を付けてカード利用を促進しています。
ちょっとどうかなと思うのは、あとからリボ払いにするサービスです。
さらに、すべて自動的にリボ払いに変更してくれるサービスもあります。
一回で払えなくはないのに、分割払いの方がサイフに優しいと、カード会社はうたいます。
でもリボ払いですから当然、手数料がかかってきます。
どちらも登録するとポイントなりキャッシュバックがあります。
その額は一回分の手数料以上、日常化すれば手数料未満と実に旨いところをついてきます。
昔は持っているお金の中から買い物をしたのに、今では持っていないお金まで借りやすい環境ができてしまいました。
100均にしかりです。
100円ショップもとても安価に買い物ができます。
ただ、それは一点のみ買う場合で、会計では大抵の場合、買い物かご一杯に商品を出すお客さんが多いです。
本当にそれら、全部必要なの?
と聞きたくなります。
安いと思うと必要以上に買ってしまい、目に見えない借金はつい手を出してしまうという人間の心理を巧みについてきますよね。
って買い物をしたことがありますか。
中学校へ入学するとき、引っ越しました。
人口がわずか1万ちょっとの田舎へ。
鉄道はあるものの、特急電車も走っていなければ大きな店舗もありません。
小中学校というと、第〇松島小学校とか、同じ名前の学校に第1、第2、第3といった番号がついていた土地から、今度は人口減のため中学校は統合、小学校は統合前で小さな分校のような規模でいくつかある。
そんな土地へ引っ越したのです。逆カルチャーショックでした。
そのカルチャーショックの中に買い物がありました。
大人に付いて買い物へ行くと、
「つけといて。」
と、お金を払わないんです。
中学生の私にとって、見たことも聞いたこともない光景です。
小さな町だから、店の人には名乗らなくたって顔も知れています。いわゆる信用貸しです。顔パスです。
月末には請求書が届き、月に一回精算します。
これは現在あまり特殊なことではなくなしました。
クレジットカードがあるからです。
そう考えると、田舎は進んでいたのかも知れません。(笑)
一般家庭では毎月毎月、精算します。
でも農家は収穫が年に一度しかないので、収入も一回きりです。
農作業には肥料が必要でしょうし通年、農機具を買ったり修理したりする必要もあります。
農家を相手にする商売は、月一回ではなく年一回精算という店もあります。
でも店にとって、仕入れは春と夏に一番取引が多いでしょうから、仕入れ先には先に支払う分、貯えが必要なのでしょう。
現在のクレジットカード会社を考えると、
手数料を取って「つけ」を行う業者が現れたということでしょう。
田舎へ引っ越した私は次第に顔も知られていき、自分もつけで買うことがありました。
普通は現金で買っていましたが不届き者で、ある日財布を忘れて床屋へ行った私は、
「つけておいて下さい。」
と帰ってきました。月末に請求書が届き私は親に叱られます。
床屋は現金で払いなさいと。
確かに、床屋で毎月請求書を配る姿は見たことありません。
中学から過ごした土地では、そういった「つけ社会」の常識を知らなかったのです。
まるで、バカボンのパパに小切手帳を持たせたようなものです。
(実際にそんな放送回がありました。)
クレジットカード会社では顧客獲得にしのぎを削ってますね。
公共料金の支払いを登録すればキャッシュバックとか、銀行口座を新たに開設すると何ポイントとか。
そのように付加価値を付けてカード利用を促進しています。
ちょっとどうかなと思うのは、あとからリボ払いにするサービスです。
さらに、すべて自動的にリボ払いに変更してくれるサービスもあります。
一回で払えなくはないのに、分割払いの方がサイフに優しいと、カード会社はうたいます。
でもリボ払いですから当然、手数料がかかってきます。
どちらも登録するとポイントなりキャッシュバックがあります。
その額は一回分の手数料以上、日常化すれば手数料未満と実に旨いところをついてきます。
昔は持っているお金の中から買い物をしたのに、今では持っていないお金まで借りやすい環境ができてしまいました。
100均にしかりです。
100円ショップもとても安価に買い物ができます。
ただ、それは一点のみ買う場合で、会計では大抵の場合、買い物かご一杯に商品を出すお客さんが多いです。
本当にそれら、全部必要なの?
と聞きたくなります。
安いと思うと必要以上に買ってしまい、目に見えない借金はつい手を出してしまうという人間の心理を巧みについてきますよね。
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