2017年12月13日
おやつと恐怖体験
ここ何年も鮭の不漁が続いていますね。
先日も北海道で鮭の密猟が検挙されたのをテレビで取り上げていました。
ただでさえ価格が高騰しているというのに、資源としての魚をあのようにされたのでは腹が立ちます。
鮭の切り身は焼き魚で大好きだし、イクラだって美味しい。寿司のネタとしても好き。
ただし私は煮魚が苦手です。
鮭トバってありますね。恥ずかしいかな私が鮭トバを知ったのは、30代半ばです。
こんなに旨いものがあったなんて!
青森県の佐井村で「鮭とばジャーキー」なるものを生産しています。
青森には「Universe」というスーパーの本部があり、東北圏内で高いシェアを持っています。
「Universe」では「鮭とばジャーキー」が定番商品のようで1パック800円弱という価格設定は以前から変わっていません。当時は270g入りだったものが、現在は180g入りです。
大好きな私はもう、やめられない止まらないで、まだ若かったこともあり、270gを一度にペロッと食べたこともありました。ただし今、同じことをすると血液検査で尿酸値の値としてすぐに表れます。
私が小学5年か6年生のとき。
成長期なので、学校から帰ってくるとおなかが減ってしょうがないのです。
1970年代。まだ駄菓子屋があった頃でした。
ちょっとしたお菓子を買って腹の足しにします。
よく買っていたのは「ラメック」です。
近いものでは「ベビースターラーメン」が有名だと思います。
インスタントラーメンを砕いたような、スナック菓子です。
「ベビースターラーメン」はパッケージがオレンジ色。その色が示すように味が濃く、食べているうちに飽きてきます。当時30円。その点「ラメック」はひと回り小さいパッケージで麺も白っぽく、上品な味に感じました。当時10円。
その、すぐ近所にある駄菓子屋ではおでんを売っていました。
現在のコンビニのように、その場でいつも湯気を立てて温めています。
ただ、外からもそのまま買えるように、店の角にありました。
はんぺんとかタコとか、玉子とか
中でも一番好きで、必ず買っていたのが「ちくわぶ」でした。
小麦粉を煉って、外周が歯車のようにとがった筒状に成型したもので、おでんのつゆがよくしみ込んで大変おいしいものでした。10円でした。
ちくわぶ → https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%B6
友人と「ラメック」か「ちくわぶ」を買って食べていたときが至福のときだったのです。
でもあの日はどうしてなのか、小遣いがなかったのか、買いに行くよりおなかが空いていたのか。
学校から帰り、まず何か入っていないかと冷蔵庫を開け、食材しか入っていないので次はキッチンシンク下の扉を開けました。丸い、大きめのタッパーがありました。
「何だろう?」
手に取り、半透明のフタ越しに中を見ると丸い、つぶつぶがびっしりと入っています。
そのつぶつぶ、ひとつひとつに「目」があり、こっちを見ています。
「うわ!」
気持ち悪い。
私はタッパーを傾けます。
すると、傾けたのにつぶつぶの目はそのままこっちを見ているのです。
「!」
私はそのまま扉の中へ戻し、扉を閉めました。
あとで考えると、あれはイクラだったのです。
「目」に見えたのはイクラの「油球(あぶらだま)」といわれるもので、栄養補助成分と浮力調整の働きがあるそうです。本来、油球は中で動くものではないらしいですが、タッパーの中でイクラ自体が回転したのかはわかりません。
油球は鶏の卵でいうなら一見、卵黄のようですが、イクラの卵黄はオレンジ色の液体です。
あのとき、イクラとわかっていたら、きっとタッパーの半分くらいは食べていたかもしれません。
そしてあとから母に大目玉を喰らうと、、、
そのことを知ってか知らずか、イクラたちは私をにらんでいたのかも知れません。(笑)
タッパーを傾けたのにこっちを見たというのは、タッパーを傾けても私は真上から見ていたからかも知れません。
いかにも子供らしい恐怖体験です。(笑)
先日も北海道で鮭の密猟が検挙されたのをテレビで取り上げていました。
ただでさえ価格が高騰しているというのに、資源としての魚をあのようにされたのでは腹が立ちます。
鮭の切り身は焼き魚で大好きだし、イクラだって美味しい。寿司のネタとしても好き。
ただし私は煮魚が苦手です。
鮭トバってありますね。恥ずかしいかな私が鮭トバを知ったのは、30代半ばです。
こんなに旨いものがあったなんて!
青森県の佐井村で「鮭とばジャーキー」なるものを生産しています。
青森には「Universe」というスーパーの本部があり、東北圏内で高いシェアを持っています。
「Universe」では「鮭とばジャーキー」が定番商品のようで1パック800円弱という価格設定は以前から変わっていません。当時は270g入りだったものが、現在は180g入りです。
大好きな私はもう、やめられない止まらないで、まだ若かったこともあり、270gを一度にペロッと食べたこともありました。ただし今、同じことをすると血液検査で尿酸値の値としてすぐに表れます。
私が小学5年か6年生のとき。
成長期なので、学校から帰ってくるとおなかが減ってしょうがないのです。
1970年代。まだ駄菓子屋があった頃でした。
ちょっとしたお菓子を買って腹の足しにします。
よく買っていたのは「ラメック」です。
近いものでは「ベビースターラーメン」が有名だと思います。
インスタントラーメンを砕いたような、スナック菓子です。
「ベビースターラーメン」はパッケージがオレンジ色。その色が示すように味が濃く、食べているうちに飽きてきます。当時30円。その点「ラメック」はひと回り小さいパッケージで麺も白っぽく、上品な味に感じました。当時10円。
その、すぐ近所にある駄菓子屋ではおでんを売っていました。
現在のコンビニのように、その場でいつも湯気を立てて温めています。
ただ、外からもそのまま買えるように、店の角にありました。
はんぺんとかタコとか、玉子とか
中でも一番好きで、必ず買っていたのが「ちくわぶ」でした。
小麦粉を煉って、外周が歯車のようにとがった筒状に成型したもので、おでんのつゆがよくしみ込んで大変おいしいものでした。10円でした。
ちくわぶ → https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%B6
友人と「ラメック」か「ちくわぶ」を買って食べていたときが至福のときだったのです。
でもあの日はどうしてなのか、小遣いがなかったのか、買いに行くよりおなかが空いていたのか。
学校から帰り、まず何か入っていないかと冷蔵庫を開け、食材しか入っていないので次はキッチンシンク下の扉を開けました。丸い、大きめのタッパーがありました。
「何だろう?」
手に取り、半透明のフタ越しに中を見ると丸い、つぶつぶがびっしりと入っています。
そのつぶつぶ、ひとつひとつに「目」があり、こっちを見ています。
「うわ!」
気持ち悪い。
私はタッパーを傾けます。
すると、傾けたのにつぶつぶの目はそのままこっちを見ているのです。
「!」
私はそのまま扉の中へ戻し、扉を閉めました。
あとで考えると、あれはイクラだったのです。
「目」に見えたのはイクラの「油球(あぶらだま)」といわれるもので、栄養補助成分と浮力調整の働きがあるそうです。本来、油球は中で動くものではないらしいですが、タッパーの中でイクラ自体が回転したのかはわかりません。
油球は鶏の卵でいうなら一見、卵黄のようですが、イクラの卵黄はオレンジ色の液体です。
あのとき、イクラとわかっていたら、きっとタッパーの半分くらいは食べていたかもしれません。
そしてあとから母に大目玉を喰らうと、、、
そのことを知ってか知らずか、イクラたちは私をにらんでいたのかも知れません。(笑)
タッパーを傾けたのにこっちを見たというのは、タッパーを傾けても私は真上から見ていたからかも知れません。
いかにも子供らしい恐怖体験です。(笑)
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7083341
この記事へのトラックバック