2017年12月12日
世代
世代世代の特徴ってあると思います。
例えば、手癖と言って良いのか、、
親指と人差し指で弾くように、ペンを手の上でクルっと回す、器用な技(?)。
それができるのは、私よりもだいたい五つより年下の世代です。
私と同年代でそれができる人を見たことがありません。
また、最近では当たり前に遣われるようになった、
「めっちゃ」
という言葉。
これはどこから来た言葉でしょう。
昔、松浦亜弥さんが「Yeah! めっちゃホリディ」って歌を歌っていましたね。
2002年発売だそうですが。
う〜ん、
それが起源だとは思えませんが、より以前に「めっちゃ」という言葉は聞いたことがない気がします。
この「めっちゃ」は、私より約20歳年下の言葉だと思っていました。
しかし今だと、中には私と同世代、、あるいはもっと年上も遣っています。
私と近い世代、さらに上の世代では、ちょっと若く背伸びをしているな・・・と、あっけにとられます。
またカラオケで「チャゲ&飛鳥」を歌うのは、私たち世代が下限かなと思います。
私はAKBとか乃木坂は聞きません。それらはいくつが上限なのでしょう。
今では流行や進歩の移り変わりが激しく、まして周期も速くなっていますから、一つひとつの流行も「短命」になっているのでしょう。
すると、昔のような美空ひばりさん、北島三郎さんといった息の長いブームは起こりづらいでしょうし、サザンオールスターズや松任谷由実さんといった幅広い世代から受け入れられる「大物」は過去の話になっていくのでしょうね。
世代でいうならば、PCのタッチタイピングは私たち世代が上限になるのかと思います。
私より年上で、タッチタイピングができるのは非常にまれだと思います。
いまの若い人たちはほぼ、当たり前にタッチタイピングができると思います。
しかし、私たち世代はタッチタイピングを習ったことがありません。
習うどころか、私たちが学生の頃、キーボード自体が専門学校など特殊な分野にしかありませんでした。
いま、まだキーボードは仕事でも当たり前に使います。
が、この先スマホのようなフリック入力が主体になっていくのかも知れません。
そうなると、私たち世代にはきっと無理です。
一応、普段からやってはいますが、速く入力することはできません。
この先、退化していくしかない指先の動作を、新しいものに順応させるのは無理だからです。
同じことがきっとキーボード入力にいえていると思うのです。
私がタッチタイピングを知ったのは恥ずかしいかな30歳頃です。
(英文)タイプライターのある欧米圏ではあるまいし、
私が20歳になる頃にはワープロ専用機が登場していたにもかかわらず、「JISキーボード」と「親指シフトキーボード」とがシェアを争い合い、スタンダードがまだ成熟していない頃でした。
結果は「JISキーボード」が現在のスタンダードになっています。
富士通の「親指シフトキーボード」はたいへん素晴らしいものでしたが、富士通一社で戦えるものではなかったのでしょう。
「JISキーボード」も「親指シフトキーボード」も、英文の配列は同じです。したがってローマ字入力は共通です。しかし、日本語の「あいうえお」= ひらがな入力は、「JISキーボード」と「親指シフトキーボード」とではまったく違う配列でした。
ただでさえ「ローマ字?ひらがな?」と同時に、ひらがなは「JIS?親指シフト?」という選択肢があり、タッチタイピングどころの騒ぎではありませんでした。
今では「JISキーボードでローマ字入力が当たり前」です。
しかし私たちは、そうなる前の「不幸」ともいえる世代なのです。
- タッチタイピング -
キーボードを見ないで入力する方法です。いまさら言うまでもありません。
昔はブラインドタッチと呼ばれていました。しかし、
ブラインドが目の障害を持つ人の差別用語になることから、今では遣われません。
私はできるようになるまで、1〜2年かかったように思います。
キーボードはキーの一つひとつ、打つ指が決まっているので、まずAからZまで、指を見ないで打つ練習から始めました。仕事の合間に5分でも隙間ができれば練習しました。
当時、電子メールは毎晩打つ機会があったので、A~Zまでの配列を思い出しながら、なるべく手元を見ないで打つように訓練しました。
すると、頻繁に打つ単語、、、住所、名前などは連続した指の動き = パターンだと気づきました。
あとは頻繁に打つ単語から、頭に浮かぶ単語への応用です。
それは私にたまたまメールを打つ機会があったためです。
ところが私より上の世代には、そもそも生活の中に電子メールの必要性がありません。
また、必要性がない人には周囲にも必要のない人たちがほとんどを占めています。
先日、2017/12/10「当年取って」に以前私がコンピュータの家庭教師的なことをしていたと書きました。
その教え子さん、といっても私より19歳も年上です。
とてもコンピュータを習得したい意識が強く、私もつい頑張ってタッチタイピングを勧めました。
でも先ほどの、私にとってのフリック入力のように、世代を隔てた方には押しつけがましいだけだったのかと、今でも半信半疑になります。
余談ですが、その方は昔、そっち方面の人でした。
タッチタイピングを習得しようと熱意を、ありがたく感じていました。
ですが、申し訳のないことに両手とも、小指の第一関節より先がありませんでした。
例えば、手癖と言って良いのか、、
親指と人差し指で弾くように、ペンを手の上でクルっと回す、器用な技(?)。
それができるのは、私よりもだいたい五つより年下の世代です。
私と同年代でそれができる人を見たことがありません。
また、最近では当たり前に遣われるようになった、
「めっちゃ」
という言葉。
これはどこから来た言葉でしょう。
昔、松浦亜弥さんが「Yeah! めっちゃホリディ」って歌を歌っていましたね。
2002年発売だそうですが。
う〜ん、
それが起源だとは思えませんが、より以前に「めっちゃ」という言葉は聞いたことがない気がします。
この「めっちゃ」は、私より約20歳年下の言葉だと思っていました。
しかし今だと、中には私と同世代、、あるいはもっと年上も遣っています。
私と近い世代、さらに上の世代では、ちょっと若く背伸びをしているな・・・と、あっけにとられます。
またカラオケで「チャゲ&飛鳥」を歌うのは、私たち世代が下限かなと思います。
私はAKBとか乃木坂は聞きません。それらはいくつが上限なのでしょう。
今では流行や進歩の移り変わりが激しく、まして周期も速くなっていますから、一つひとつの流行も「短命」になっているのでしょう。
すると、昔のような美空ひばりさん、北島三郎さんといった息の長いブームは起こりづらいでしょうし、サザンオールスターズや松任谷由実さんといった幅広い世代から受け入れられる「大物」は過去の話になっていくのでしょうね。
世代でいうならば、PCのタッチタイピングは私たち世代が上限になるのかと思います。
私より年上で、タッチタイピングができるのは非常にまれだと思います。
いまの若い人たちはほぼ、当たり前にタッチタイピングができると思います。
しかし、私たち世代はタッチタイピングを習ったことがありません。
習うどころか、私たちが学生の頃、キーボード自体が専門学校など特殊な分野にしかありませんでした。
いま、まだキーボードは仕事でも当たり前に使います。
が、この先スマホのようなフリック入力が主体になっていくのかも知れません。
そうなると、私たち世代にはきっと無理です。
一応、普段からやってはいますが、速く入力することはできません。
この先、退化していくしかない指先の動作を、新しいものに順応させるのは無理だからです。
同じことがきっとキーボード入力にいえていると思うのです。
私がタッチタイピングを知ったのは恥ずかしいかな30歳頃です。
(英文)タイプライターのある欧米圏ではあるまいし、
私が20歳になる頃にはワープロ専用機が登場していたにもかかわらず、「JISキーボード」と「親指シフトキーボード」とがシェアを争い合い、スタンダードがまだ成熟していない頃でした。
結果は「JISキーボード」が現在のスタンダードになっています。
富士通の「親指シフトキーボード」はたいへん素晴らしいものでしたが、富士通一社で戦えるものではなかったのでしょう。
「JISキーボード」も「親指シフトキーボード」も、英文の配列は同じです。したがってローマ字入力は共通です。しかし、日本語の「あいうえお」= ひらがな入力は、「JISキーボード」と「親指シフトキーボード」とではまったく違う配列でした。
ただでさえ「ローマ字?ひらがな?」と同時に、ひらがなは「JIS?親指シフト?」という選択肢があり、タッチタイピングどころの騒ぎではありませんでした。
今では「JISキーボードでローマ字入力が当たり前」です。
しかし私たちは、そうなる前の「不幸」ともいえる世代なのです。
- タッチタイピング -
キーボードを見ないで入力する方法です。いまさら言うまでもありません。
昔はブラインドタッチと呼ばれていました。しかし、
ブラインドが目の障害を持つ人の差別用語になることから、今では遣われません。
私はできるようになるまで、1〜2年かかったように思います。
キーボードはキーの一つひとつ、打つ指が決まっているので、まずAからZまで、指を見ないで打つ練習から始めました。仕事の合間に5分でも隙間ができれば練習しました。
当時、電子メールは毎晩打つ機会があったので、A~Zまでの配列を思い出しながら、なるべく手元を見ないで打つように訓練しました。
すると、頻繁に打つ単語、、、住所、名前などは連続した指の動き = パターンだと気づきました。
あとは頻繁に打つ単語から、頭に浮かぶ単語への応用です。
それは私にたまたまメールを打つ機会があったためです。
ところが私より上の世代には、そもそも生活の中に電子メールの必要性がありません。
また、必要性がない人には周囲にも必要のない人たちがほとんどを占めています。
先日、2017/12/10「当年取って」に以前私がコンピュータの家庭教師的なことをしていたと書きました。
その教え子さん、といっても私より19歳も年上です。
とてもコンピュータを習得したい意識が強く、私もつい頑張ってタッチタイピングを勧めました。
でも先ほどの、私にとってのフリック入力のように、世代を隔てた方には押しつけがましいだけだったのかと、今でも半信半疑になります。
余談ですが、その方は昔、そっち方面の人でした。
タッチタイピングを習得しようと熱意を、ありがたく感じていました。
ですが、申し訳のないことに両手とも、小指の第一関節より先がありませんでした。
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