コールセンターおじさんのブログ

どうして「眠る」のか、実はまだわかっていないそうですね。

昔、関口宏さんが司会を務める番組でそう聞いたことがあります。

動物たちも含めて、皆、寝ます。
人間は人生の3分の1を寝て過ごすというから私たちはそれが当たり前と思っています。

普通、人間は24時間も起きていられず、眠たくなるから睡眠をとります。
けど、眠るから体は動かないだけで、いくら眠たくても危険を感じたら、とっさに体は反応するでしょうし、寝ていても寝返りを打ちます。
身体よりも頭が、脳が睡眠を欲している気がします。

中には何年間も眠れなかった人がいる話を聞いたことがありますし、不眠症だってあります。
まして覚せい剤を打てば眠らなくても大丈夫だそうですね。

なら、何のために毎日眠るのか。
何となく、動物たちは眠ることで、何かを共有しているのではないでしょうか。

ある説では、身体はこの世に「生」を受けるための仮の姿であるといいます。確かに死ねば土に帰ります。
伊達政宗は自身を「この世に招かれた客人」といい、仏教には「生き役」という言葉があります。
人生には必ず与えられた役割があるというのです。

昔、“岡田貴嗣（おかだたかし）くん”という少年がいました。
私は“奇跡体験アンビリバボー”で知りました。
彼は8歳のとき、心筋症で脳梗塞を患い、右半身麻痺になります。
12歳で亡くなる前に、
「生きているだけでみんなの役に立っているんだ」
そう言います。
まだ小学生なのに、落ち着き払った、何かを悟りきった口調で話すのです。
恐らく彼が闘病中に経験した苦労の上で、体得することのできた深い深い言葉でしょう。
------------------------------------------------------------------------
YouTubeだと、
「感動のアンビリバボー　岡田たかしくん」
で検索すればヒットするはずです。
------------------------------------------------------------------------

では本当の姿は何なのか。
ある人は「魂」だといい、またある人は「エネルギー」だといいます。
そして輪廻転生するのだと。
そう考える人たちが少なからずいることは確かです。

しかし眠ることと仮死状態とは違います。
もし人の正体が魂だとして、寝ている間に魂が体を離れているとは思いません。

でもどこか、「意識」が帰るところはあるような、そんな気がします。
だから睡眠が必要なのではないかな〜と考えています。