2020年11月11日
スノトレとカッペ靴
今朝起きると、窓から見える物置の屋根に3cmくらい積雪がありました。
あー、またこの季節です。もう少しすると、雪かきが必要になるかも知れません。
帰る頃には車道の雪はなくなっていましたけど、近年ずっと11月20日過ぎに初めての雪かきをしています。
集合住宅なので、一軒家のように玄関や家の周辺を雪かきする必要はありません。
でも青空駐車なので、雪がどんと降れば車と周囲の雪かきをします。
車庫があれば車庫前だけで良いのですけど。
いま住んでいるここの雪かきは、1回当たり1km以上歩くんです。
車の周囲にある雪をスコップですくい雪を捨てるところまで、だいたい十数メートルくらいです。
数えていると、雪が多いときは十数メートルを50〜60往復するので、仮に12メートルだとすれば50往復だと、12 × 2 × 50 = 1,200メートル。60往復だと 12 × 2 × 60 = 1,440メートルも歩くんです。
それをワンシーズンに3〜4回します。考えると鬱になります。
ロードヒーティングの駐車場なら、車の上から雪を落とすだけで良いんですけどね。
朝に積雪があったのでバスが遅延するかと思い、いつもの時間でバスに乗りました。
ところがスムーズに走って定刻で着いてしまいました。いつもの時間だと早く着きすぎてしまいます。
配属されてからであれば、早く着いても自分の席に座れば良いんです。しかしまだ研修中。
自分の席がないので、休憩室で座ったまま待ちます。落ち着きません。北海道、東北弁でいう
「あずましくない」です。
私は中学校へ入学すると同時に北海道へきました。
同じ冬でも寒さは次元が違います。手袋も皮の手袋でした。
今では地球温暖化のせいか、なくなりましたが、昔は朝の通学時に気温がマイナス20℃という日が、ひと冬に2〜3回ありました。マイナス20℃を経験したことのある人ならお分かりだと思います。呼吸で鼻がピッと凍るんです。
そして流行っていた靴がスノートレーニングシューズ、スノトレです。
今から40年くらい前に1万4千円くらいしていたと思います。
中学生が通学用の普段靴に1万4千円?
そもそも靴にそんなお金をかける感覚がありませんでした。
東京の小学校では上履きが学校指定のもので本体がビニール製。
足の甲部分にゴムがあしらわれており、そこに名前を書きました。
本体は白色でした。水色をした本体もあり、それを外で履いていれば、
「カッペ靴」(カッペは、いなかっぺ = 田舎っぺ)とバカにされたのです。
どうも北海道はお金をかけるところが違うぞ!というように、異世界にいる気がしました。
その町は昔、炭鉱で栄えた町です。その名残りがあったのでしょう。
他にもあの町の特徴として、賭けマージャンのレートが高いというのを高校時代に寮生活した街で聞きました。北海道へ移り住んで、何かとカルチャーショックを受けたものです。
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