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2020年08月27日


 我が家は神道なので仏壇はなく、神棚を毎日拝むようにしています。

拝む前に、神棚に上がった“米”、“塩”、“水”を毎日取り換えます。
米と塩は皿に軽く盛り付け、水は水玉(みずたま)または水器(すいき)と呼ばれる器に入れ祀ります。

神棚から下げた米はビニール袋に移し、ある程度たまったら炊いて食べます。
水はそのまま流しに捨てます。

塩はそのまま流しに流しても良いです。
でもその昔、両親から譲り受けた神棚は妻に任せっきりでした。
自分でしないと無責任なもので、下げた米はどうするとか、気にしたことがありません。

さすがに米は捨てるのが“もったいない”というのは普通、考えることだと思います。
水はまさか、取っておく人はいないでしょう。中には“自分で飲む”人もいるようですね。
また、花などの植物を飾ってある家は、それらの水やりに使うのが良いそうです。

では塩はどうするのか。
神棚に祀ったものは神聖だとか、粗末に扱ってはならない気がします。
米は自分たちで食べる = いただくから、もったいなくないし、粗末に扱うわけでもありません。

じゃあ塩は?
溜めておいていただくのであれば、塩分過多で体を壊してしまいそうです。
私が妻に干渉しないでいた結果、妻は処分に困り、かといって捨てることもできずビニール袋にため込んでいました。その数、十何袋、目方でたぶん何十kg。

妻から引き継いで、それだけの塩をどうしたか。
風呂桶から流しました。何時間もかかりました。

今は塩をそのまま流しに捨ててしまいます。
そのとき、夏であれば塩は下げるときに固まっています。

盛り付けるとき、少量を人差し指と親指でつまみ、皿に落としていきます。
だいたい、4〜5回で適量になると思います。

塩はタッパーに入れてあります。
タッパーなら気密性は良いと思うのですが、夏場はサラサラではないですね。
スーパーで1kgがビニール袋に入った食塩を買って、必要な量だけタッパーに補充して使っています。

ビニール袋からタッパーに移してすぐはサラサラです。
しかし数日たつと、皿にスムーズに落ちてはくれなくなります。
下げるときだって、塩の固まりを指で壊しているようです。

ここは北海道なので、湿度も低いはずなのですが。
いま部屋の温度計で室温29℃、湿度60%です。この家にクーラーはありません。

それがここ数日、塩が固まらなくなりました。
北海道でもまだ涼しい夜とはいえません。しかし塩が固まらないのは夏も終わりかなと毎年思います。






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posted by CSおじさん at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 随想
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