昔、仕事を頑張ろうと思っていたモチベーションと、50代になってからのモチベーションの違い。
モチベーションって、向上心に近いものだと思います。
若い頃だったら、まだ自分が未熟である自覚があったので、これからいろいろ覚えてやろう。勉強するぞ!
って、そんな感じでした。まだ体力もあったしで。
しかし40代になった頃、先輩からありがたい言葉をいただくようになりました。
「あんまり無理すんな!」
確かに成長の速度は弱まり、あとは体力の衰退を受け止めなくてはならない年代だから。
長く勤めた会社では中間管理職としてジレンマに遭い、胃を痛める年代かも知れません。中にはもう安泰の立場にいる人もあることでしょう。でも私はそのどちらでもありませんでしたので、無理しないようにと生きてきました。
コールセンターで働いていて、中には横柄なお客様と接した場合、こちらはイライラがあっても我慢するのが仕事なんだと思います。でもそれで仕事が嫌いになってはイヤなので、私は我慢しません。
よくない事だと思いますが、、。
クレームにならない境界線を模索しながら、こっちも何気なく攻撃していきます。
仕事がイヤにならないための基本は、一通話ごとにストレスを溜めないことです。
それでも中にはいますよ。
「なんだ、コイツ?」
というお客様は。
とにかく無理をしないことで、自分にとって心の負担を軽くしていくことが必要だと思っています。
心の負担といえば、、
明日が休みという日は、心の負担が軽いと思います。
その代わり、やたら仕事時間が長く、まだ終らないと感じると思いますが、、、。
近いことで仕事の多忙が続く場合、その終日がわかっているなら意識を終日に合わせるようにします。
もし終日が20日後だったら、あと20日間も続くと考えるより、20日後にはどんな気持ちになっているのだろうかと考えるようにしています。要は、それまでの期間を考えないようにするのです。
私はいま仕事をしていないので、寝て暮らしても良いのですが、そうは行きません。
しなければならないことはあります。
最近、妻は忙しく、仕事と家事以外に何をする間もなく深夜になっています。
家事を私に依存するより、自分のやり方で自らしたがるほうなので、帰宅後に夕食を作りその後、洗い物。
洗濯をして室内干しして、家に持ち帰った仕事をします。持ち帰った仕事をしている間は、睡魔が襲うのか半分くらい寝ているようです。
6畳くらいの洋間があります。
ほとんど妻が使っている部屋です。また、
先日記事で紹介した、虫よけ、ネズミよけをしている部屋。
虫よけ、ネズミよけをする前にはつい先日まで、クモが巣を張って構えていた部屋です。
ハッキリ言って綺麗とはいえない部屋です。
虫よけ、ネズミよけは、けっこう効果があるみたいで、その後、クモはいなくなりました。
今日、午前中にじっくりフロ場の掃除とカビ取りをしました。
時間があったので、今日は6畳間の掃除をしました。他にも掃除機掛け、トイレも。
妻が帰宅して私はそのことを黙っていると、6畳間に入った妻が
「あ!」
というのが聞こえてきました。
やはり6畳間は気になっていたそうです。
でも時間がなかったからと。
別の視点からのモチベーションって、こういうことではないでしょうか。
いつか掃除しなければならないとか、仕事だって今日から5連勤だとなれば、ゴールは遠くに感じます。
だけど明日が休みだと思えば、今日の仕事が長く感じても、あと数時間、頑張るだけでいいとモチベーションが上がってくると思います。楽したいモチベーションが。
6畳間の掃除で妻の負担が軽くなれば、それはそれでモチベーションも上がるのではないでしょうか。
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