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大根〜二日酔、美肌に効果

アブラナ科。コーカサスからパレスチナが原産地。日本には、インド、中国を経て、千二百年以上も前に伝播。「古事記」や「日本書紀」にも出てきます。また、春の七草のスズシロは大根のことで、スズシロは、清白(涼しいの意味)で、もともとは女性の肌の美しさを言ったようです。

紀元前五世紀のギリシャの歴史家ヘロドトスによると、古代エジプトで特に栄えた第四王朝期のファラオは、ピラミッドの建設に使用していた奴隷に、にんにく、玉葱とともに、大根を「強壮剤」代わりに与えたとされています。

大根は「能く穀を消し、吐血、鼻血を止め、麺類の毒を制し、魚肉の毒、酒毒、豆腐の毒を解する」と書物に記されてあります。確かに大根には、ジアスターゼ(澱粉分解酵素)、グリコシダーゼ、オキシダーゼ、カタラーゼなどの酵素類やビタミンCが多量に含まれており、健胃作用を発揮し、食中毒や二日酔をはじめ、胃炎や胃酸過多に効きます。
大根は、水分が多く、白色をしているので体を冷やす陰性食品なので、冷え性の人には好ましくない食べ物である、と漢方の陰陽論で言われています。ですが、大根おろしに醤油、大根サラダには醤油味ドレッシングをかけて食べるとその心配はなくなります。体を温める陽性食品である醤油と大根が中和して、どんな体質の人にとっても健康食品となります。

大根は、鉄とマグネシウムの含有量が多く、粘膜の病気を改善する作用があります、風邪、気管支炎のせき止め、痰の切れにくい咳が出るときは、50ccの大根おろし汁にハチミツを適量混ぜて飲むとよいでしょう。シワガレ声や喉の腫れには、大根汁に生姜汁を少量混ぜて飲むとさらに効果があります。火傷や打撲傷にも、おろし汁で冷湿布をするとよいでしょう。

このように大根の効果は多岐にわたっており「大根どきの医者いらず」と言われる所以でもあります。

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