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2024年03月28日

今まで読んだマンガその36「エクソシストを堕とせない」

取り留めなく気の向くままに書くので、唐突に始まります。
勢いで書いているので、ネタバレがあるかもしれません。すみません。
少しでもネタバレがあるのが嫌な人は、本記事を読まないことをおすすめします。


悪魔と戦う神父を描いたファンタジー、バトル、恋愛な内容の「エクソシストを堕とせない」がおもしろいです。
悪魔との戦いだけでなく、死生観や恋愛に関しても描かれていて、それぞれの登場人物と悪魔の関わりも「お、おぉぉぉ…、うわぁぁ…」と思うような内容で、とても読みごたえがあります。


万人への感想
★★★

個人的な感想
★★★★★


大雑把なあらすじは、悪魔と戦うために育てられた最強のエクソシストである主人公の「神父くん」(連載途中ですが名前が出てきていなくて、作中でも「神父くん」や「少年」と呼ばれています。)が、七つの大罪である悪魔たちと戦い世界の平和を守る、というお話です。


画家の少女イムリ(愛月イムリ)が悪魔に狙われている、という情報から、神父くんがイムリを護衛するというところから話は始まります。

実は、イムリは魔王サタンが送り込んだ刺客みたいな感じなのですが、イムリ自身は相手によってどう動くかその時に決める、というスタンスの持ち主で、完璧に敵かどうかは難しい立ち位置です。

悪魔側の刺客なのでもちろん敵ではあるのですが、それだけではない何かがある感じ、というある意味、謎多きキャラクターでもあります。

七つの大罪の悪魔たちが様々な理由で人間界にやってきては、神父君と戦います。
イムリを守りながら戦う神父くんですが、イムリと一緒に過ごすうちにイムリに対して護衛対象以上の感情を持つようになり、それが戦いにどう影響していくのか、今後も目が離せません。


好きなキャラクターは、一人に絞るのは難しいですが、個人的にアスモデウスが好きです。
色欲を司る魔王なのですが、思考が人間に近い感じがして、さらに切ない恋心を秘めた人物でもありとても魅力的です。

最初は圧倒的な力で人間を堕落させようとする嫌な奴、という感じなのですが、物語が進むにつれて魔王の一人でありながら自分の考えや人間の思考が理解しきれないもどかしさに悩んでいるような部分も描かれ、なんだか応援したくなるキャラクターでした。
できれば再登場して欲しいキャラクターです。

他にも好きなキャラクターがいっぱいいます。
ダンテ(センセイ)、レア、リバイアサンも好きです。
もちろん神父くんとイムリも好きなのですが、この二人にはただただ幸せになって欲しい…という思いばかりです。


現在まで、好きなストーリーはアスモデウスとの戦いも大好きなのですが、リバイアサンとの戦いが好きです。
見ていて清々しい戦い、というか、他の戦いがドロドロした感情が混ざった戦いみたいな感じなので、ある意味、リバイアサンとの戦いは明快な戦いで、終わった後もさっぱりした感じで読んでいてスッキリします。


絵柄がとても可愛らしく、最初に絵柄を見た時は可愛い感じのお話なのかな?と思っていました。
個人的な感覚なのですが、画力がとても高く描きこみやバランスも素晴らしくて、ある意味、絵だけでも楽しめると思っています。

特に七つの大罪たちが名乗るシーンは本当に迫力があり、なによりとてもかっこいいのでとっても見応えがあります。
名乗りのページは何度も見返しています。かっこいいです。
がっしりした絵柄の戦いものが好きな人には、物足りなく感じてしまうかもしれません。


ですので、万人への感想が星3つなのは、絵柄の好みが分かれるかも?と思ったためでもあります。
もう一つの理由としては、内容が大人向けという部分です。
作品の本質的に、セクシーな描写が外せないこともありそういう描写が苦手な人には読みにくく感じてしまうかも、というのと、少しグロテスクな描写もあるので、可愛い絵柄だと思って油断していたら驚くかもしれません。


個人的には絵の迫力やかっこよさ、テーマやストーリーの練り具合がとてもおもしろく、続きが気になって楽しみにしているマンガなので、個人的な感想は星5つになりました。


「エクソシストを堕とせない」は可愛い絵柄、絵画のような美しさがある絵柄が好きな人や、死生観や何よりそれぞれが抱える苦しい恋愛観、愛するとはどういうことなのか、というストーリーが好きな人に、しっかりおすすめできるマンガです!

2024年03月20日

今まで読んだマンガその35「空の帝国」

取り留めなく気の向くままに書くので、唐突に始まります。
勢いで書いているので、ネタバレがあるかもしれません。すみません。
少しでもネタバレがあるのが嫌な人は、本記事を読まないことをおすすめします。


近未来を描いたファンタジーな内容の「空の帝国」がおもしろいです。
帝王のクローンとして生み出された主人公が様々な経験を経て成長していく内容で、主人公に関わる人たちの苦しみも丁寧に描かれています。

万人への感想
★★★

個人的な感想
★★★★

とてもざっくりしたあらすじになりますが、時は2500年代、世界を統一した帝王「イデア」のクローンとして生み出された主人公の「ローズ」のお話です。

物語の最初は、帝王であるイデアは亡くなってしまっていて、そのかわりにクローンであるローズが王宮に迎えられたり、もう一人のクローンであるイデムと戦って王宮を追われたりして、さまざまな冒険(?)を経て誰かのかわりではなく一個人として成長していきます。

最後は「えぇ!?」と思うような出来事や真実が明かされますが、おおむねハッピーエンドと言える終わり方だと…思っています…。


ストーリー自体は結構さらっとした感じで描かれているのですが、実際には色んな立場の色んな人の苦しみや願いがしっかりと織り込まれていて、それぞれのお話で感動します。

個人的には、エメラルドの谷のお話が好きです。
ローズの優しさとか人間らしさが読んでいて好ましく、クローンならではの凄さも描かれていて「おぉ!」ってなります。

ですが、ローズがすごいのはクローンだから、ではなく、ローズと言う一人の人間が自分で考えて、使える力を使って困難をクリアするということが、どの話でも感じられます。

好きなキャラクターは、迷いますがもう一人のクローンであるイデム、ある意味、謎の人物である伯爵が好きです。
イデムは見ていて切なくなる人物で、作中でもう少し報われて欲しかった、と思いました。
最終的には報われているのかもしれませんが、好きなキャラクターだけにもどかしい部分もあります。

伯爵に関しては、なんというか強キャラ感があるように感じました。
力が強いとかではなく、なんというか感覚的に「隠れボス」みたいなイメージです。
あくまで個人的なイメージなので、あまり参考にしないでください。


繊細で透明感のある絵柄ですが、どちらかというと少女マンガ寄りの絵柄かもしれません。
ですが、ストーリーに絵柄がとてもマッチしているように思うので、個人的には空の帝国はこの絵柄だから世界観が出ている、と思っています。


「空の帝国」は、繊細な人物描写のストーリーが好きな人、ファンタジー要素がありつつ読後にふと考えさせられる内容が好きな人に、しっかりオススメできるマンガです!






2024年02月27日

今まで読んだマンガその34「ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド」

取り留めなく気の向くままに書くので、唐突に始まります。
勢いで書いているので、ネタバレがあるかもしれません。すみません。
少しでもネタバレがあるのが嫌な人は、本記事を読まないことをおすすめします。


大多数の人が知っているであろう、少なくとも題名は聞いたことがあるとっても有名な「ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド」がおもしろいです。
冒険もの?ダークファンタジー?一言で内容をあらわすのは難しいですが、一人の青年が巨悪の根源になる敵を打ち倒すストーリーです。


万人への感想
★★★

個人的な感想
★★★★★(+★★★)

とても簡単にあらすじを説明すると、主人公であるイギリス貴族のジョナサン・ジョースターの家に、諸事情があり同居することになった青年ディオ・ブランド―の戦いの物語です。

ディオはジョナサンの家や財産を乗っ取ろうと考えており、最初からジョナサンに敵意むき出しなのですが、ジョナサンより色々な能力が高く、ジョナサンは家でも学校でも立場がなくなってしまいます。

それから二人は色んなトラブルでぶつかりながらも成長し、ディオの作戦もあり表面上は親友のような間柄になります。

途中はすべて端折りますが、色々あってディオはジョナサンの家にあった石仮面をかぶり、吸血鬼になりました。

吸血鬼になったディオと戦うためにジョナサンは波紋の力を身に付けディオと戦い、最終的にはディオを倒すことに成功します。


ざっくりしたあらすじは上記の感じだと思います。全て書くと途轍もなく長くなるので、途中のおもしろい部分とかはぜひ読んでみてください!


個人的に好きなキャラクターは沢山いるのですが、あえてツェペリ男爵です。本名はウィル・A・ツェペリと言いますが、とても魅力的なキャラクターだと思います。
とても強く、ジョナサンの師でありながらひょうきんな一面もあり、身近にいてほしいと思ったキャラクターでした。

そしてジョナサンの恋人であり、妻でもあるエリナも好きなキャラクターです。
芯の強い女性として描かれていて、女性らしい一面がありつつ、とてもかっこいい女性だと思います。

別枠として、悪をその詰め込んだようなキャラクターのディオも好きです。
悪という部分で突き抜けており、読んでいると腹が立つのですがいっそ清々しいまでに悪い奴なので、逆に好きになります。

主人公のジョナサン(作中ではジョジョです)も、もちろん好青年で好きです。主人公らしい主人公という感じで、なにより優しく気高い魂を持っているところに憧れます。


ジョジョには数多くの名言があることでも有名です。
一部であるファントムブラッドで、個人的に好きな名言はツェペリ男爵の言葉。
「人間賛歌は『勇気』の賛歌ッ!!人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!」

初めて読んだとき、この言葉にとても励まされました。
この人間賛歌に関しては他の部でも心を打つセリフが多いのですが、上記の言葉も生きるうえで指針になるような言葉だと思ったのを覚えています。

何かを決める時、一歩を踏み出す時に躊躇しそうになった時、この言葉を思い出すと前に進む勇気が湧いてきます。


他に、名言?というかおもしろさもあって好きな言葉もたくさんあります。
ディオの、
「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」
「この汚らしい阿呆がァーーッ!!」
とか好きです。現実では使うことはまずないと思いますが、いつか言ってみたいです。

ジョナサンは全体的に良い言葉が多いのですが、衝撃だったのは、
「なっ!何をするだァーーーーーッゆるさんッ!」
です。
これは「何をするんだァーーーーーッ」となるはずだったのが誤植で「何をするだァーーーーーッ」になったと聞いたことがあるのですが、真偽は分かりません。
個人的には初期の「何をするだァーーーーーッ」の方が勢いがあって好きでした。

あと、サブキャラになるのですがポコという少年の姉のセリフ、
「あしたっていつのあしたよ?」
も好きです。
やらなきゃいけないことを面倒だから明日にしようと思ったとき、このセリフを思い出してさらにポコのセリフ、
「ねーちゃん!あしたっていまさッ!」
を心の中で唱えてその日のうちにやるようにしています。

そしてさらに有名なセリフ、初期に出てきたジョナサンの同級生2人組。
「さすがディオ!おれたちにできないことを平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!」
これはジョジョを知らない人でも知っている人が多いと思います。
ネット界隈で良く使われるセリフではないでしょうか。


ジョジョのおもしろさは私個人のつたない文章では伝わりきることはまず無く、読んでみないと伝わらない部分が多いので、読んだことのない人はぜひ読んでみてください。
最後の、ジョナサンとディオの決着のシーンはもはや美しさを感じるので、最後まで読んでほしいです。


とても好きなのですが、古いマンガであることから今の絵柄とは一線を画していること、ストーリーや流れが勢いがあること、近年の感覚では受け入れづらい部分もあるかも、と思ったので万人へのおすすめ度は控えめの星3つとしました。

特に絵の雰囲気は、人によって好きか嫌いか、読みやすいか読み辛いかは分かれると思います。

個人的には人生の教訓になる言葉や話、生き様が多く、ずっと心に残って何度も読むマンガなので個人的なおすすめ度は星8つです。


「ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド」は、疾走感のあるストーリーや迫力ある戦闘シーンが好きな人、人生観や人間とは何かを問いかける内容が好きな人にとってもおすすめできるマンガです!

2024年02月14日

今まで読んだマンガその33「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」

取り留めなく気の向くままに書くので、唐突に始まります。
勢いで書いているので、ネタバレがあるかもしれません。すみません。
少しでもネタバレがあるのが嫌な人は、本記事を読まないことをおすすめします。


最近のネットトラブルを取り上げて解決していく内容の「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」がおもしろいです。
人によっては身近に感じるかもしれないネットトラブルに関して、とてもおもしろく分かりやすく描かれています。一話完結型で読みやすい内容です。


万人への感想
★★★

個人的な感想
★★★★


このマンガは一話完結型なので、ストーリー性がある内容とは少し毛色が異なります。
あらすじ、というものは無いのですがよくありあそうなネットトラブルを取り上げていて、それをどうやって解決していくかが見どころだと思っています。

基本的な設定としては、ほわっとした弁護士としっかり者の助手が、様々なネットトラブルを解決していきます。

好きなキャラクターは、やっぱり主人公の保田理弁護士です。
猫っぽい見た目で甘いものが大好きなキャラクターで、常にはニコニコしていて頼りなさそうに見えますが、やる時はびしっと決めてくれるカッコ良さがあります。
髪の毛を上げてきりっとした時がかっこいいです。
案件を請け負う時にも「他人事」というのを念頭に置いている姿勢が好きだったりします。
色々なパターンの案件がありますが、依頼人と話す時も冷静な判断力で会話していて、読んでいる方も納得できる会話です。

あと、星川龍太郎弁護士も好きです。
どちらかというとヒール役っぽい感じかもしれませんが、儲けるということを割り切って突き抜けた感じが個人的に気に入っています。
実際に自分の身近にいたら嫌かもしれませんが、キャラクターとしては振り切った感じがおもしろくて好きです。


好きなストーリーは、アイドルの炎上騒動に対応した話が、読んでいてすっきりします。
2人組みのアイドルが、偽動画の炎上騒動に巻き込まれてしまう話なのですが、アイドル2人の世間への対応や保田先生もがんばって処理していくストーリーが、読んでいて応援したくなります。
勧善懲悪的なストーリーかもしれませんが、それだけではなく悩む部分が残りつつそれでも前を向いていく終わり方に、良い読後感があります。

優しく柔かい感じの絵柄で、あまり人を選ばない絵柄なのではないかと、個人的には思います。
保田弁護士が甘いものが好きなので、ちょくちょくおいしそうな食べ物が出てきてある意味目に毒です。

個人的なおすすめ度が万人へのおすすめ度より高めなのは、知識が増える系のマンガが好きなためです。
逆に、物語性のあるストーリーが好きな人は、読んでいて飽きてしまうかもしれません。
そのため、万人へのおすすめ度は星3つに留めました。


「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」は、ばれないと思っている犯人が弁護士からの連絡などで慌てるのをみてスッキリしたい、ネットトラブルへの対応や知識が増える系の話が好きな人に、しっかりオススメできるマンガです!

2024年01月31日

今まで読んだマンガその32「筋肉島」

取り留めなく気の向くままに書くので、唐突に始まります。
勢いで書いているので、ネタバレがあるかもしれません。すみません。
少しでもネタバレがあるのが嫌な人は、本記事を読まないことをおすすめします。


筋肉をこれ以上ないほど堪能できる内容の「筋肉島」がおもしろいです。
ある意味ファンタジー?かもしれない内容ですが、筋肉がすごい人たちが住む島で起こる、様々な戦いが読み応えのあるマンガです。


万人への感想
★★

個人的な感想
★★★★


簡単なあらすじは、主人公の日本人の男性2人、司馬毅 一矢 (しばき かずや)と成田成哲(なりた なりあき)が筋肉がすごい人たちが住む島に、調査のため訪ねていく話です。
そこで村の戦いや外から来た人たちと戦う話がメインになります。

もっと上手に説明したいのですが、とにかく筋肉がすごいとしか言いようがなく、そこがおもしろいポイントだと個人的に思っています。
まだ完結していないマンガなので、この後どんな話が展開されていくか気になるところです。

筋肉がすごいことは言わずもがな、なのですが、ストーリーもしっかりしています。
筋肉島には村があるのですが、東部の村と西部の村の戦いは、登場人物の生い立ちや確執がよく分かる内容で、読んでいておもしろかったです。


個人的に好きなキャラクターは、東部の村の族長、ストレングスです。
巨躯と隆々とした筋肉、それに豪快な性格でとても清々しいキャラクターだと思います。
頼りになるし、なによりあらゆる面で強いのがかっこいい!憧れるキャラクターです。

あと、福族長のヒサーノも好きです。
クールな雰囲気ですが芯が強くて熱い感じで、かっこいいキャラクター。

ちなみに、作中に登場する成田成哲は、おそらく作者様だと思います。
最初読んだときに、めちゃくちゃ名前を確認しました。
おもしろい描き方をするなあ、と謎の感動をしたのを覚えています。


好きなストーリーは、ストレングスと敵対していた西部の族長ポテスタスが、共通の敵が出てきた時に共闘した話です。
確執があった2人が共闘して敵を倒すシーンは、やっぱり盛り上がります!


絵柄は、おそらくですが好きな人と苦手な人が分かれるタイプの絵柄かもしれません。
とにかく筋肉をメインに描いているので、筋骨隆々な絵柄が苦手な人は読みにくいマンガかな?と思っています。
万人へのおすすめ度を星2つにしたのも、これが理由です。
筋肉や戦いに興味が無い人には、読み辛いかもしれません。

ですが、個人的には話も読みごたえがあり、なにより真面目なギャグがとにかくおもしろいです。
いやいや、そうはならないだろう!という描写がたくさんあって、そういうシーンは深く考えずにおもしろく読めます。
そんな理由で、個人的なおすすめ度は星4つとさせて頂きました。


筋肉島は、筋肉が好きでギャグ寄りの要素がありつつ、話が充実した内容が好きな人に、しっかりおすすめできるマンガです!

2024年01月18日

今まで読んだマンガその31「コーセルテルの竜術士-コーセルテルの竜術士~子竜物語~」

取り留めなく気の向くままに書くので、唐突に始まります。
勢いで書いているので、ネタバレがあるかもしれません。すみません。
少しでもネタバレがあるのが嫌な人は、本記事を読まないことをおすすめします。


絵本のような絵柄と内容で読んでいて癒される内容の「コーセルテルの竜術士-コーセルテルの竜術士~子竜物語~」がおもしろいです。
がっつりファンタジーで、優しい子(竜)育て話がメインになります。
優しい内容の話が多いですが、ファンタジーらしく竜術(魔法みたいな力)でトラブルを解決する話もあります。


万人への感想
★★★

個人的な感想
★★★★★


簡単なあらすじは、竜の子どもを育てる人間たちの日常を描いたストーリー。
日々の小さなトラブルから大きなトラブルまであり、それに向き合う子竜と子竜を育てる人間の内面が描かれています。

このマンガ、とにかくかわいいお話が多くて、読んでいてただただ癒されるんです。
最初の方のお話はある意味、自己紹介的な内容なのですが、その後には子竜それぞれの性格や悩み、成長がとても丁寧にお話の中で描かれていて、読んでいてとてもほっこりします。

主人公のマシェルは子供の頃に事故に遭って天涯孤独の身になってしまうので、家族愛がとても深くめちゃくちゃ優しい性格です。
でも、子竜を育てているので、叱る時はちゃんと叱る家族の役割をきっちり果たしています。


メインはマシェルと、マシェルが預っている7匹(?)の子竜たち。
子竜を預る人間のことを竜術士と呼びます。
竜は7種類あって、暗竜・光竜・風竜・地竜・水竜・木竜・火竜があります。
お話の中では、子竜を竜術士に預けて育ててもらうと、立派な竜になれるから、親竜は預けたい、という考えがあるみたいです。
いわゆる英才教育みたいな感じです。


個人的に好きなキャラクターは、マシェルが預っている子竜の暗竜ナータと火竜ハータ。もちろん主人公のマシェルも大好きですがナータとハータの性格が大好きです。
ナータはマシェルのところに行くまでの過程が一番厳しかったと思います。それもあって、ナータが幸せそうだと嬉しくなります。
ハータはおっとりした性格で、ひたすらかわいい。読むたびに「私もハータと一緒に遊びたい」って思います。

このマンガ、キャラクターがめちゃくちゃ多いので、好きなキャラクターが1人はできるマンガだと、勝手に思っています。
私も好きなキャラクターがたくさんいるのですが、全部を書いているとめちゃくちゃ長くなるので割愛。


好きなストーリーも多いのですが、あえて選ぶなら1話目と火竜家の代替わりのお話です。
1話目はマシェルの凄さがよく分かるお話で、さすがマシェル君!って言いたくなります。ほんわかしてるマシェル君が1話目はとてもかっこいいです。

火竜家の代替わりのお話は、詳細を説明するとやっぱり長くなるので泣く泣く割愛。
お別れのお話なのですが、悲しい・寂しいという思いを抱えつつも笑顔で見送る強さと潔さが、読んでいて心にジーンとくるお話なんです。せひ読んでください!


絵柄に関しては、個人的には絵本みたいな柔らかい雰囲気でほっこりする絵柄だと思っています。
ですが、人によっては昔風の絵柄っぽくみえてしまうかもしれないので、好き嫌いが分かれるかもしれません。
ですが、この絵柄だから子竜たちがめちゃくちゃかわいいのだと思います。
私は好きな雰囲気の絵柄なので、ひたすら「かわいいな~癒されるな~」とニコニコしてしまいます。


ストーリー的にも、少年・青年漫画のような熱い戦闘シーンや起伏の激しいストーリーがあるわけではなく、ほっこりタイプの絵柄ということもあり、万人へのおすすめ度は星3つとしました。
しかし、個人的なおすすめ度は絶対に星5つ!
読むと優しい気持ちになれるお話が本当に多いので、ぜひ読んでほしいマンガなんです。
ファンタジーらしく、世界観や設定はしっかり作りこまれているので、その点は安心して読めると思っています!


「コーセルテルの竜術士-コーセルテルの竜術士~子竜物語~」は、何気ない日常が大切に感じられる気持ちになれる、かわいい絵柄と優しいストーリーで癒されたい人に、しっかりおすすめできるマンガです!













2023年12月28日

今まで読んだマンガその30「ぼくらの」

取り留めなく気の向くままに書くので、唐突に始まります。
勢いで書いているので、ネタバレがあるかもしれません。すみません。
少しでもネタバレがあるのが嫌な人は、本記事を読まないことをおすすめします。


ある意味、サスペンス?ファンタジー?で人の心を揺さぶる内容の「ぼくらの」がおもしろいです。
ストーリーが心情的な意味で残酷ですが、心の奥にある願望や醜さが誤魔化すことなく描かれています。ラストは賛否両論かもしれないですが、とってもストーリーがおもしろいマンガです。

万人への感想
★★★★★

個人的な感想
★★★★★(+★★★★)

簡単なあらすじを言うと、15人の中学生が巨大なロボットに乗って、謎の敵を倒していくお話です。
これだけ書くと単純ですが、実際は設定がもっと深いです。
ネタバレになるかもしれないのですが、結局のところ「1人が死ぬか」OR「星が滅びるか」の選択の話かもしれません。


この先、はっきり言ってネタバレのオンパレードだと思いますので、ネタバレが嫌な人はこれ以上読まないようにしてください。



このお話、地球によく似た別の星の話だと思われます。ほぼ同じなんですが、少しずつ違いがあって、読んでいる途中であれ?地球じゃない?と気付きました。

直接的な表現はありませんが、星VS星の存続をかけた話なので、たくさんの人が死んでしまいます。主人公の15人の子供たちも含めて、です。
何も知らないうちに、とんでもないことに巻き込まれた子供達と同じように、読み手も最初は情報が何もないので、ある意味子供たちと同じ疑問や混乱を感じられる作りになっているように感じました。

生きるとは何か、そして死ぬとは何かみたいなことを、考えさせられる話です。残す方も残される方も辛いし悲しい、という場面も多々あります。
ですが、子供時代特有のリアルな感情や行き場のない葛藤とか、そういうものがとても丁寧に描かれていて、私は読んでいて涙が出ました。(私が涙もろいだけかもしれませんが。)


個人的に好きなキャラクターは、ナカマ(半井 摩子(なからい まこ))とウシロ宇白 順(うしろ じゅん)です!
好き嫌いが分かれるキャラクター達かもしれませんが、葛藤の末、一回りも二回りも成長したんだな、と思える二人です。そして、マスコットキャラクター?のコエムシも好きです。最後がかっこよかったです…。


作者様は特徴のある絵柄で、シンプルと言えばシンプルなのですが人によっては苦手に感じる人がいるかもしれません。個人的にはストーリーの雰囲気と絵柄がとてもマッチしていて、この絵柄だからストーリーにも深みが出る、と勝手に思っています。淡白だけど独特というか、例えが難しいです。


好きなストーリーはほぼ全てなのですが、あえて言うならダイチとアンコの話が好きです。
この二人のお話は、とにかく「がんばったなあ、よくやったなあ」と労ってあげたい気持ちになります。
守りたいもの、自分が何をするべきなのかを考えて考えて、犠牲になってでもやり遂げたいという強い思いを感じられるような気がして、読み終わった後に「よくやった」って言ってあげたくなります。


万人へのおすすめ度は星5つですが、おおいに個人的な好みが影響しています。実際には、万人へのおすすめ度は星4つかもしれませんが、とにかく大好きなマンガなので星5つとさせて頂きました。
おもしろいので、一度は読んでみてほしいです。ただ、精神的に参っている時に読むと気落ちしてしまう人もいるかもしれないので、なるべくなら元気な時に読んでください!


「ぼくらの」は、暗めのファンタジー要素、死生観について興味がある、先の読めない展開が好きな人に、しっかりおすすめできるマンガです!

2023年09月11日

今まで読んだマンガその29「DAYS」

取り留めなく気の向くままに書くので、唐突に始まります。
勢いで書いているので、ネタバレがあるかもしれません。すみません。
少しでもネタバレがあるのが嫌な人は、本記事を読まないことをおすすめします。


青春!という感じで読んでいて熱い気持ちになれる内容の「DAYS」がおもしろいです。
サッカーマンガなのですが、人間関係やそれぞれの生い立ちも見どころで、登場人物に感情移入してしまい、
読んでいるこちらの心もとても揺さぶられます。

万人への感想
★★★★(正確には星4.5です)

個人的な感想
★★★★(正確には星4.5です)

簡単なあらすじを言うと、いじめられっこだった主人公の「柄本 つくし」が、高校生になってサッカー部に入部し、がむしゃらにがんばって周りに認められていくストーリーです。

あまり細かい話を書くとネタバレのオンパレードになってしまうので、ネタバレが嫌な人はこれ以上読まないようにしてください。(うっかりネタバレになる内容を書いてしまうと思うので。)


個人的に好きなキャラクターは、水樹 寿人(みずき ひさひと)!
つくしが所属する聖蹟高校サッカー部のキャプテンで、おもしろくてかっこいいキャラクターです。

ここぞと言う所で決めてくれる、水樹が登場すれば絶対大丈夫!という安心感を与えてくれます。
ちょっと感覚が独特で、それがまた良い味を出しているのですが、とにかくかっこいい!プレーする姿もかっこよくて、憧れてしまいます。

DAYSも登場人物が多いので、好きなキャラクターが一人は見つかるのでは?と思います。


好きなストーリーもたくさんありますが、何より最初と桜木高校の試合が大好きです!桜木高校の試合は2回目の方が好きなのですが、最後の場面とか、読んでいてジーンとくるというか、味方チーム、敵チームどちらの思いもすごく感じ取れてウルッとしてしまいました。
一番、せ、青春だー!って感じた話でもあります。

最初の話は、つくしがサッカーをすることになる、きっかけとも言える話ですが、最初の話だけでつくしの人柄や性格がとてもよく分かり、とにかく応援したくなる主人公だな、と思ったのを覚えています。

つくしを見ていると、自分も元気を貰えたりがんばれたり、人に優しくできるような気持ちになります。
個人的に、とても好感がもてる主人公です。
その分、苦労している場面を見ると、もっと報われて欲しいと思ったりもっと自由に生きられるようになってほしい、と何度も思いました。


絵柄もシンプルな線で読みやすく、それでいて感情のこもった描写がとても優れているので、どちらかと言えば万人受けする絵柄だと、勝手に思っています。
試合中の鬼気迫るシーンとか、とても見応えがありおもしろいです!

個人的には星5つにしたいくらいなのですが、純粋なスポーツの熱戦だけを読みたいとか、そもそもスポーツマンガに興味が無い人もいると思うので、おすすめ度はぎりぎりの星4.5となりました。


「DAYS」は、これぞ青春!という内容や、それぞれ色んな葛藤がある中で、サッカーにひたむきに取り組む
キャラクターの物語、群像劇的な要素のある話が好きな人に、とてもおすすめできるマンガです!

2023年08月17日

今まで読んだマンガその28「カラダ探し」

取り留めなく気の向くままに書くので、唐突に始まります。
勢いで書いているので、ネタバレがあるかもしれません。すみません。
少しでもネタバレがあるのが嫌な人は、本記事を読まないことをおすすめします。


ホラーだけど推理要素も多く含まれる内容の「カラダ探し」がおもしろいです。
マンガ版の感想になりますが、ホラーなので普通に怖い!
ですが、キャラクターの背景や謎解き部分も多いので物語として十分楽しめるマンガだと思います。


万人への感想
★★★★
(ホラーなので万人へおすすめするのは難しいですが、正確には星4.5のおすすめ度です。)

個人的な感想
★★★★(正確には星4.5です。)


あらすじの説明がとても難しいのでとりあえず読んでみてほしい、としか言えないのですが、とても簡単に言うと高校生の主人公たちが校内に隠されたばらばらの体の部位を探して棺に納めていく話です。

ですが、ただ探すだけではありません。
探している最中に校内に現れるのが、「赤い人」という幽霊(怪物?)で、この赤い人に出会うとゲームオーバーみたいな感じです。
この赤い人に対抗する手段や決まり事がいくつかあり、それを守りながら主人公たちが足を引っ張り合いつつ、助け合いつつミッションをクリアしていくのが読んでいてとてもおもしろいです。

それなりに登場人物がいるのですが、好きなのはやっぱり主人公の森崎明日香ちゃん。
マンガの方だと、どこにでもいるような優しい普通の女の子です。足が遅くて少しおっちょこちょいな一面が可愛らしくて、読んでいて応援したくなります。

それと同じくらい好きなのが、柊 留美子ちゃんと袴田 武司。
最初はなんだこの人たちは!!と思うのですが、話が進むにつれて頼りになる存在になり、人間的にも好きになりました。


このマンガ、それなりに話の長さがあるマンガなので、好きなシーンとか話というと難しいです。
ですが、マンガだと、やはり最後のシーンがとてもよかったのを覚えています。
こういう終わり方かー!と思いましたが一つのハッピーエンドの形だと個人的には思っていて、読後感は悪くなかったです。

そして、ホラーマンガなので、とにかく怖い!
単行本はもちろんですがスマホでも読めるマンガで、私はスマホで読んでいました。
このスマホで読むならではの怖さのある描き方もされていて、怖がりなので、正直、夜、特に寝る前には怖くて読めませんでした。

絵柄は読みやすい、万人が読みやすい絵柄だと思うのですがとにかく怖い描写とグロテスクなシーンがたくさんあるので、そういうのが苦手な人には本気でおすすめできません。
でも、話自体はとてもおもしろくて緻密に構成されているので、ぜひ読んでほしいという気持ちもあります。


「カラダ探し」は、ホラーや謎解き、緻密に構成された完成度の高い物語が好きな人にとてもおすすめできるマンガです。
ただし、何度も言いますが怖い!とにかく怖くてグロテスクなので、読む前には心の準備をして読んでください。
ホラーやグロテスクな描写が苦手な人にも、ぜひ読んでほしい、と思うくらいにはおもしろいマンガでした!

2023年08月08日

今まで読んだマンガその27「おじさまと猫」

取り留めなく気の向くままに書くので、唐突に始まります。
勢いで書いているので、ネタバレがあるかもしれません。すみません。
少しでもネタバレがあるのが嫌な人は、本記事を読まないことをおすすめします。


ひたすら癒される、更に感動もさせてくれる内容の「おじさまと猫」がおもしろいです。
猫を飼うおじさまの話ですが、ひたすらかわいいです。猫を飼っている人にとってのあるあるネタ4コマもたくさんあり、猫を飼っている人は2倍楽しめるマンガだと思います。
ストーリーが良いので、猫を飼っていない人にもぜひ読んでほしいです。


万人への感想
★★★★

個人的な感想
★★★★★

主人公の美形天才ピアニスト「神田冬樹(かんだ ふゆき)」と、その飼い猫である「ふくまる」のハートフルストーリーものです。
色々あって天才ピアニストでありながら今は子供のピアノ教室の先生をやっている神田さんが、ふくまると暮らしていくことによって良い影響を受けて前向きになっていく話ともいえるかもしれません。

キャラクターがどんどん増えていくのですが、どのキャラクターのストーリーも良くて感動する話もたくさんあります。猫であるふくまるが考えいていることや感じていることもセリフとして書かれているので、読みやすく親しみやすさもあると思います。

好きなキャラクターはもちろん主人公の神田さん!(ふくまるはいつも「パパさん」と呼んでます。)なのですが、実はもう一人のプロのピアニスト、日比野奏(ひびの かなで)が好きです。
作中ではひびのんという愛称で呼ばれたりすることもあるのですが、最初はちょっと嫌な奴で登場します。
ですが、彼もひょんなことから猫を飼い始め、飼い猫のマリンを溺愛していく姿がめちゃくちゃ微笑ましいです。

ひびのんはある意味ツンデレキャラかもしれませんが、神田さんと仲良くなってからは「ひたすら仲よく遊んでる話ばかり読みたい」と個人的に思うくらい好きなキャラクターです。
ひびのんの飼い猫のマリンちゃんはふくまるのお姉ちゃんで、2匹が仲よくしてるのもほんわかします。

好きな話もたくさんあるのですが、神田さんがふくまるをお迎えする最初の話、ふくまるが迷子になって帰ってくるまでの話が特に好きです。
普通に感動して泣きました。涙もろいのですぐ泣きます。
ふくまるの葛藤や愛されたいと言う純粋な願いやがんばり、神田さんのひたすら優しい振る舞いやふくまるを愛する姿がとにかく良いです。

個人的なおすすめ度は星5つなんですが、絵柄がどちらかというと女性向けマンガを思わせる絵柄なので、悩みましたが万人へのおすすめ度は星4つ。
絵柄が女性向けマンガっぽいと書きましたが、とても綺麗でかわいらしい絵柄なので基本的には好き嫌いの少ない絵柄だと個人的には思います。
ぽよぽよしたふくまるがめちゃくちゃかわいいです。


「おじさまと猫」は、猫や動物が好きな人、ほんわかした癒される話や感動する話が好きな人に、しっかりおすすめできるマンガです!
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