おはようございます、コーヒー好きのアキラです。僕は常々、感じていることがあります。それは、コーヒー豆(ブレンド豆含む)それぞれには、特性があると思っています。産地などによって酸味が強い豆だったり、コクの強い豆だったり、香りの強い豆だったりと色々な特性があります。その特性によって、その豆のポテンシャルを引き出す淹れ方は、それぞれ違うのでは?という考えにいたりました。この考え方ですと、自然と産地ごとの豆について勉強しなくてはなりません。
産地ごとの豆について全く知らないわけではありませんが、そんなに詳しく勉強はしていませんでした。今日は、このブログ内にて、世界のコーヒー豆を改めて勉強する場として使いたいと思います。
世界のコーヒー産地
コーヒーの産地は、たくさんあります。国ごとでみたら、かなりの数になりますので、有名な生産国である10ヶ国を主に学習したいとおもいます。今日は、勉強する10ヶ国それぞれの特性を簡単に書きますので、ご覧ください。
気になる勉強する国10ヶ国ですが、「ブラジル」、「エチオピア」、「グアテマラ」、「コロンビア」、「インドネシア」、「ケニア」、「パプアニューギニア」、「パナマ」、「イエメン」、「タンザニア」です。どれも、有名なコーヒーの生産国ですね。各国のコーヒー豆の特性を軽く紹介します。
ブラジル
生産量第1位、コーヒー大国ブラジル。ブレンド豆のベースにしてもよし、そのまま単体で飲んでもよしと、苦みや酸味とどれもバランスのとれており、クセがない味が特徴です。どこのコーヒー店も必ず使用しているコーヒー豆でもあります。有名なコーヒー豆は、サントスNo.2。
エチオピア
コーヒー発祥の地?さまざまな伝説が残る歴史ある国、エチオピア。エチオピアは香り高く上品な酸味のある豆が有名です。有名な豆は、モカ・シダモが有名ですね。
グアテマラ
グアテマラとは、寒暖差・火山灰質の土壌。その二つの条件下で育まれ、香り高いボディが有名なコーヒー豆の国。こちらも、ブレンドベース豆としても重宝される豆でもあります。グアテマラコーヒーは、地域が有名でもあり、アンティグア、ウェウェテナンゴなどあります。
コロンビア
コロンビアは、栽培地域により気候や地形がことなっており、豆の味わいが異なる、とても面白い国です。産地をあげると、サンタマルタ、サンタンデール、ナリーニョ、ウィラなどがあります。じつは、まだ産地があるのですが、割愛します。
インドネシア
インドネシアといえば、日本でも有名なコーヒー豆、マンデリンがあります。それは、スマトラ島で栽培されているコーヒー豆です。その他にも、スラウェシ島のトラジャ。希少価値の高い豆、コピ・ルアクなどコーヒー好きなら知っている、有名コーヒー豆が栽培されている国なんですよね。
ケニア
スペシャルティコーヒーの世界に欠かせない国、それは、ケニア。日本では、あまり有名ではないのですが、欧米各国では、賑わっているらしい。有名な産地は、エンブ、ニエリ、キリニャガなどがある。
パプアニューギニア
パプアニューギニアのコーヒーは、フルーティーな香り、爽やかな酸味としっかりとしたコクも味わえるコーヒーです。爽やかな酸味や上質な酸味を求める人にお勧めのコーヒー豆です。パプアニューギニアでは、有名な銘柄があり、シグリ、マウントハーゲン、キンデン、ギガバーなどです。
パナマ
パナマと聞いて、世界中のバリスタが、最初に浮かびあがるコーヒー豆があります。それは、ゲイシャ。コーヒーとは、思えない柑橘系の香りのゲイシャ。パナマのパナマスペシャルティコーヒー協会が主催している『ベスト オブ パナマ』という、世界中のバイヤーが注目している品評会が毎年行われています。
イエメン
もう一つのコーヒー発祥地、それは、イエメン。イエメンは、発祥の地ともいわれています。エチオピアもコーヒー発祥といわれているので、どちらとも真実は、定かではありませんが、歴史ある国でもあります。もう一つ有名なのは、コーヒー豆のモカは、イエメンのモカ港から発祥したといわれています。同じモカではありますが、イエメンでモカといえば、モカ・マタリがあります。ついでに、よく聞くカフェモカのモカとは全然違います。
タンザニア
タンザニアといわれてピンとは来ないと思いますが、日本では、キリマンジャロという名前が有名かと思います。キリマンジャロといえば、世界でも有名な山ですよね。キリマンジャロの定義は「タンザニアで生産されたアラビカ種コーヒー豆」らしく、タンザニアのブコバ地区で生産されたコーヒーはキリマンジャロではないそうです。アラビカ種コーヒー豆が、キリマンジャロの定義なので、ロブスタ種は、外れるということですね。
以上10ヶ国をご紹介しました。この10ヶ国それぞれ生産しているコーヒー豆を深堀りし、それに見合った飲み方を発信していこうと思います。注意事項がありますが、紹介するのは、全て、シングルオリジンやストレート(単体の豆)での飲み方になります。ブレンドなどは、その店の方におすすめの飲み方を聞いた方がよろしいと思います。コーヒーをもっと世界に発信することをモットーとしています。次をお楽しみください。では、またお会いしましょう。