2017年12月16日
シンガポール入国前のバスにて、
こんにちは
前回は壮絶な出来ごとでパニックでしたが
何とかここまで来られました。
思えば言葉が通じなくて、ジェスチャーと英単語を並べながらも、何とかここまで来れたのは、かなり奇跡です。
治安も、あまり良くないと聞いていた場所で現地の人と同じ動きをとる。
結構ハードな旅です。それでも何とか無事に生活しています…。
マレーシアに来る前のイメージは
暑い、外人恐い、治安が悪いからいつどうなってもおかしくない、食べ物があわない。
でしたが、実際に来てみて現地に混ざって生活してみると、
確かに貧困で、治安が悪い場所もありますが
現地のマレーシア人がとても素直で真っ直ぐですし、日本人に優しいです。
見た目はちょと恐いけど
話かけたらちゃんと聞いてくれますし
性格はサバサバしているけど、シンプルで裏のない人たちばかりです。
前回お話しましたが、シンガポール手前で乗ったKTMで話かけてくれた外人さんも、ニコニコして列車からよろけた私にここは危ないよと教えてくれたんです。
実はその方は、おそらく無断乗車されている方でした。貧困の地域ではよくみられるのかもしれません。
心はとても素直で優しそうな方でしたから
あの日、ある出来事でその方に大変な事がおこってしまい、とても残念に思います。
やはり貧困に生まれると、
どんなに心が優しくても不幸になりやすいかもしれません。
性格の質が落ちると、自分自身を守ることも困難になります。
どんなにもがいても、環境や治安が悪いとそこから抜け出すのは困難です。
苦しいから犯罪が起きる、お金が無いから設備が悪く危険が伴う、
路上でもよくホームレスを見かけました。
けど、危ない仕事をするよりも、ホームレスの方がまだ安全かもしれません。
外はいつも30度前後なので死にはしません。
生きるために止む終えないのかもしれません。
話がそれましたが、
空港で、VISAカードからお金を引き出したかった時、やり方がわからなすぎて
近くのマレーシアポリスにジェスチャーしました。適当な単語をならべて
やり方を教えて下さいと、ティーチ、プリーズと必死にうったえました。
はじめはNOと言われましたが困ってる素振りを見せたら、助けてくれ、
近くにいた現地の中国人のお姉さんまで
言葉が分からない私に付いて、教えてくれました。無事お金をおろすことが出来て感謝しています。
外国が恐いとか、外人は冷たいとか、危ない事ばかり色々言われていましたが
実際に接してみると、本当はとても優しかったし助けてくれました。
思い込みやイメージが強い人はきっとここには居られないと思いますが
実際私が感じたのは、皆素直で不器用で優しい人達でした。
ただ危ないと感じたのは、お金が無いから建物や乗り物の設備が悪く壊れやすかったり
常に危険と隣り合わせの場所での生活になったり、例えば歩道によく穴が空いていたり、
信号が少なく車が通る場所にタイミングを見計らって飛び込むしか向こうに行く方法がなかったり、列車のドアが無かったり…
皆今日を生きるために一生懸命でした。
物価が安い分、現地での生活や給料も安いんです、頑張っても頑張っても足りない。
けれど貧困層に生まれた人が高層階に行きたくても、それは難しい事かもしれません。
マレーシア、ジョホールバルに到着し、そこからバスに乗ってシンガポールまでの橋を超えます。
バスの中で色々な事を考えながら
景色を見ていました。
なんだかんだで無事にシンガポール入国です(^o^)
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