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2020年10月28日

10月28日 今日のクラシック音楽

チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調『悲愴』

【今日の出来事】

1751年10月28日 ドミトリー・ボルトニャンスキー(作曲家)誕生
1755年10月28日 ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(作曲家)没
1893年10月28日 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調『悲愴』 作品74 初演
1909年10月28日 ジョーゼフ・ギンゴールド(ヴァイオリニスト)誕生
1949年10月28日 ジネット・ヌヴー(ヴァイオリニスト)没





 交響曲第6番ロ短調 作品74は、ピョートル・チャイコフスキーが作曲した6番目の番号付き交響曲であり、彼が完成させた最後の交響曲。『悲愴』(ひそう)という副題で知られる。
 チャイコフスキー最後の大作であり、その独創的な終楽章をはじめ、彼が切り開いた独自の境地が示され、19世紀後半の代表的交響曲のひとつとして高く評価されている。
 副題については、弟モデストが初演の翌日に自身が「悲劇的」という表題を提案したが、作曲者はこれを否定し、次に弟が口にした「悲愴」という言葉に同意したと伝えているが、これはモデストの創作で事実ではない。実際は自筆譜、楽譜の出版をしていたピョートル・ユルゲンソンがチャイコフスキーに送った手紙で「《第6悲愴交響曲》よりも《交響曲第6番 悲愴》とするべきだと思います」と書いているなど、少なくとも曲が完成した9月には作曲者自身がこの題名を命名していたことが分かっている。また初演のプログラムに副題は掲載されていないが、チャイコフスキーがユルゲンソンに初演の2日後に送った手紙で「Simphonie Pathétique」という副題をつけて出版することを指示している。
 10月18日付のその手紙の内容とは「この交響曲のタイトルページに次のように書いてください。「ウラディミール・リヴォヴィチ・ダヴィドフに。悲愴交響曲(第6番)作品番号??? P.チャコフスキー作曲」間に合えばいいのですが! この交響曲で妙なできごとがありまして、問題というほどではないですがちょっと戸惑っています。私自身はこれまでのどの作品よりもこれを誇りに思っていますし、土曜日にモスクワに行きますので相談しましょう。お元気で。P.チャイコフスキー」(原文ロシア語)である。(Wikipediaより抜粋)




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