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2020年09月19日

9月19日 今日のクラシック音楽

マーラー:交響曲第7番ホ短調《夜の歌》







【今日の出来事】

1908年9月19日 マーラー:交響曲第7番ホ短調《夜の歌》初演
1912年9月19日 クルト・ザンデルリング(指揮者)誕生
1949年9月19日 ニコス・スカルコッタス(作曲家)没
1972年9月19日 ロベール・カサドシュ(ピアニスト)没
1982年9月19日 サミュエル・バーロウ(作曲家)没

 交響曲第7番ホ短調は、グスタフ・マーラーが1905年に完成した7番目の交響曲で、全5楽章から成る。第2楽章と第4楽章に「夜曲」と名付けられている。
 第7交響曲は、マーラーの「ウィーン時代」に完成されている。第2楽章と第4楽章は1904年、交響曲第6番の完成に引き続いて作曲されており、これらの音楽には相互の関連が認められる。とはいうものの、第6番で打ち出された古典的形式への回帰とは異なり、第7番では、第5番と同様のスケルツォ楽章を中心とする対称的な5楽章構成をとっている。また、第1楽章がロ短調で開始されるが、主部はホ短調、終楽章はハ長調という「発展的調性」をとっていることも第5番と共通する。
 しかし音楽的には、第5番より多声的書法にもとづく重層的・多義的展開がいっそう進んでいる。全体としては調性音楽のうちに踏みとどまってはいるが、部分的に調性はあいまいとなり、多調や無調の明確な誕生を予感させる。
 なお当作品には第2・第4楽章「夜曲」に由来する「夜の歌」という俗称があるが、これは後世の後付けであり、マーラーおよび作品には全くの無関係である。
 初演は、1908年9月19日、プラハにて、マーラーの指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。(Wikipediaより抜粋)


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