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2021年03月29日

3月29日 今日のクラシック音楽

スメタナ:弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが生涯より」




【今日の出来事】

1795年3月29日 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 作品15 初演
1795年3月29日 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品19 初演
1806年3月29日 ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番 作品72b 初演
1819年3月29日 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 作品6 初演
1874年3月29日 ドヴォルザーク:交響曲第3番 変ホ長調 作品10(B34)初演
1879年3月29日 スメタナ:弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが生涯より」初演
1879年3月29日 チャイコフスキー:オペラ『エフゲニー・オネーギン』作品24 初演
1902年3月29日 ウィリアム・ウォルトン(作曲家)誕生
1941年3月29日 ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエム 作品20 初演

 弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが生涯より」は、ベドルジハ・スメタナが1876年の10月から12月にかけて作曲した弦楽四重奏曲。
 作曲者自身の生涯を象徴する半自叙伝的な内容をもち、「わが生涯より」という副題が付けられている。第1楽章の開始においてヴィオラが高音域で主旋律を奏でることや、終楽章において第1ヴァイオリンがハーモニクスでホ音の保続音(スメタナに聞こえていたという幻聴の象徴。実際にはイ長調の主和音が聞こえていたという)を奏でることで名高い。
 聴力を失ったスメタナが、プラハからヤブケニツェへと隠遁して間もない1876年10月頃から作曲が開始され、同年末頃に完成。しかし、第3楽章が技術的に困難であるとされたことや、様式的に欠陥があると指摘され、初演の引き受け手がなかなか見つからなかった。完成から2年が経過した1879年3月26日に、スメタナの友人であるスルブ=デブルノフの家でようやく初演された。このときヴィオラ奏者を務めたのがアントニン・ドヴォルザークであった。公開初演はスルブ=デブルノフ家での試演から3日後の、1879年3月29日にフェルディナント・ラハナーやアロイス・ネルーダ、ヤン・ペリカーン、ヨゼフ・クレハンの4名による演奏でプラハで行われた。初演を引き受けた4名は、スメタナが隠遁する前に指揮者として活動していた仮劇場のオーケストラの中心メンバーであった。また、この曲はフランツ・リストの眼前でも演奏されており、リストはこの作品に熱狂したという。(Wikipediaより抜粋)

ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第12番「アメリカ」 スメタナ:弦楽四重奏曲 第1番「わが生涯より」 [ アルバン・ベルク四重奏団 ]






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