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2021年03月30日

3月30日 今日のクラシック音楽

スッペ:オペレッタ『ボッカチオ』より『恋はやさし野辺の花よ』




【今日の出来事】

1887年3月30日 ドヴォルザーク:《ロマンティックな小品》作品75(B. 150)初演
1881年3月30日 R.シュトラウス:交響曲第1番 ニ短調 TrV 94 初演
1899年1月13日 田谷 力三(テノール歌手)没

 田谷 力三(1899年1月13日 - 1988年3月30日)は、大正から昭和期のオペラ歌手。正統派のテノール歌手としてだけでなく、浅草オペラの花形として、多くの人に愛された。また、田力(でんりき)という愛称でも知られた。
 原信子、清水金太郎らと浅草オペラで活動し、当時は物珍しかったオペラのパイオニア的存在としてその名を轟かせた。田谷の歌声に感動して、藤原義江(当時は戸山英次郎)も新国劇を辞して歌手を志した。他にも東八郎や大宮敏充(デン助)にも芸能界へ入る志を与えたといわれている。
 大正年間、浅草オペラにおいて人気の頂点に君臨し続け、浅草オペラ壊滅後も"オペラ歌手"(サイン・名刺に常に記していた)として華々しい活躍を続け、本格的なオペラ、オペレッタの舞台に終戦後まで立っている。
 浅草時代から得意としていた役はビゼー作曲『カルメン』のドン・ホセ、プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』のロドルフォ(日本初演)など、叙情的と劇的の両面を併せ持った重要な役が多い。
 代表曲に『恋はやさし野辺の花よ』(スッペ:⇒オペラの中では女声の歌だが、新しい日本語歌詞を付けて男声の持ち歌として独立した形)『海賊ディアボロの唄』(オベール)『ベアトリ姐ちゃん』(スッペ)『オゝソレミオ』『巴里の屋根の下』『海のない港の唄』などがあり、後年『知床旅情』などの最新曲をレパートリーに加えるなど、幅広いジャンルの唄を持ち歌にしている。(Wikipediaより抜粋)

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