投資の世界で生き残るために

投資でしばらく成功すると、サラリーマンの給料より安定的に稼げている時期があったりします。
そういう状況になると、リタイアして投資オンリーと考えだす人が多いです。でも、
社会保険等よく考える必要はあります。たとえば、自分の会社では年に50万円の退職金が
給料とは別に貯金されている感じです。他に、健康保険、年金が折半され、厚生年金基金まで
払ってくれています。健康保険でいうと、フリーランスになるとおそらく40万円近く得します。
これで年90万の損ですね。次に年金ですが、これも半分会社が払ってくれて、さらに大手なら
厚生年金基金まで入ってくれているので、年金の受取金額は毎月15万円ほどおおくもらえます。
年間で180万円の差です。もっというと専業主婦の奥さんは年金無料なのでさらにお得です。今と老後
をごっちゃにした少し強引な試算ですが、年間90+180＝270万円。年間＋270万円の手取りがふえるなら
フリーランスになってもトントンということです。手取りで＋270万ということは、
30％税金の場合350万円ほど所得が上がらないとダメ。投資オンリーでも320万ほど所得が上がらないとダメ。
つまり、サラリーマンを辞めるってことは今より年収が300万円以上増えないと損をします。
細かなことを言うとサラーマンはもっといろんな保証がついているので、それも鑑みるともっとです。
400万〜500万円程度年収が増え、かつ持続的な保証があるなら会社を辞めてフリーランスにになる
価値がようやくあります。サラリーマンって、鬱になったり、怒られることが仕事のような世界で
正直9割以上の人が辞めたいと思っていると思いますが、このコスパの良さは価値ありです。
でも、お金か自分の人生かどちらが大切か？難しいですが、お金を選択した人は死ぬ間際に自分の人生を
後悔するようです。