2014年03月14日
深センの習い事事情
ピアノの話題が出たついでに、僕の目から見た、
深センの子供たちの習い事について書いてみたいと思います。
中国の都市部では、人々の所得水準が上がると共に、
子弟教育に力を入れる家庭が増えており、
子供たちにいろいろな習い事をさせようとする親が多いです。
子供の可能性を引き出したい、という思いもあるのでしょうが、
同時に厳しい競争に勝ち抜くために一芸を身につけさせたい、
という考えをしている家庭もあります。
今、中国の都市部では、子供たちが厳しい競争にさらされています。
将来良い生活をする為に、良い大学に進学させたい。
その為に良い進学校に入学させたい。
しかし長年の一人っ子政策にもかかわらず、
今の中国では学校の数が限られており、
有名進学校への進学は空前の狭き門となっています。
学校の勉強で優秀な成績をおさめるなどは当然で、
それ以外でも何か、人より秀でたものをもっていないといけない、
親たちはと考え、子供に習い事をさせているのです。
習い事にもいろいろあります。
英語,ダンス,バレイ,ピアノ,美術,テコンドーなどが多いですが、
その他にも、人前での表現力,漫画絵,フェンシング,科学実験などもあります。
我が家の近所の青少年センターでも、
こういう様々な教室が時間刻みで開講されており、
毎日たくさんの子供たちと送り迎えの親たちでごった返しております。
ただ、あまり小さい頃から、子供たちにいろいろ詰め込ませるのも、
どうかと思いますね。
ただでさえ学校の勉強が大変なのに(宿題も毎日どっさり出るそうです)、
その上更に習い事では、子供たちもかわいそうです。
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