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2015年12月06日
『顔に降りかかる雨』第39回江戸川乱歩賞受賞(1993年)著者桐野 夏生(きりの なつお)
顔に降りかかる雨
親友のノンフィクションライター宇佐川耀子が、一億円を持って消えた。
大金を預けた成瀬時男は、暴力団上層部につながる暗い過去を持っている。
あらぬ疑いを受けた私(村野ミロ)は、成瀬と協力して解明に乗り出す。
二転三転する事件の真相は?
女流ハードボイルド作家誕生の’93年度江戸川乱歩賞受賞作。
著者 桐野夏生
1951年生まれ。’93年、『顔に降りかかる雨』で、第39回江戸川乱歩賞を受賞。’97年発表の『OUT』は「このミステリーがすごい!」の年間アンケートで国内第1位に選ばれ、翌年同作で日本推理作家協会賞を受賞。’99年『柔らかな頬』で、第121回直木賞を受賞。