2018年08月20日
脳外科K先生との話
画像データを見て すぐにガンマナイフの施術日を
決めていただいたので
ホッとした反面 展開が急すぎる気もした
私の不安げな表情を見て K先生が話し始めた
「肺腺がんから脳に転移した患者さんは 大抵とても落ち込んで
自分自身で 気持ちを奮い立たせることが難しくなっています。
確かに 治療を急ぐ必要はありますが
手足に麻痺が出るなどの症状は そんなに急には現れませんよ。
腫瘍の位置にもよりますが 適切な処置を早めに行えば
脳腫瘍からくる症状は かなりの確率で防ぐことができます。
事実、私が担当した40代後半の女性は
ガンマナイフを2回行う経過を辿りましたが
宣告されてから6年間、仕事もこなし元気な状態でしたよ」
その言葉を聞いて
肺がんでも6年生きられるんだ!という思いと
やっぱりシビアだな・・・頑張って6年か・・・との
思いが 胸の中に広がっていった
ひとしきり 話し終えると
「最近 自転車に乗りましたか?
立っているときにふらつくことはありますか?」
と先生から質問された
腫瘍の1つが 小脳の近くにあるようで
症状が出始めているなら ガンマナイフが難しいらしい
「自転車には乗っていませんが ふらつくような事はないです」
胸を張って答えたものの 実は少々気になるところがあった
階段を上る時 左足が抜けるというか 足を上げているつもりが
うまく段差に乗れない時があったのだ
普通に歩けているんだし 毎回同じ状態になる訳ではないので
大丈夫だろうと 自分自身で納得させた
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